プラスチック製とセラミック製の植木鉢の違い

植木鉢は家を飾るのに魅力的で美しい方法であり、どんな空間にもユニークで独創的なタッチを与えてくれます。
プラスチック製とセラミック製の植木鉢の違い

最後の更新: 18 10月, 2019

植物を鉢で飾りたいけれど、どんな種類の鉢が家に合うなのか、どの素材の鉢がいいのかわからない、ということがあるかと思います。そのため、この記事ではプラスチック製とセラミック製の植木鉢の違いについてとそれぞれの長所と短所についてご紹介します。

植木鉢の種類

植木鉢

植木鉢の購入を考えているようであれば、おそらく色々な選択肢について確認済みかと思います。問題はどれを選ぶかということです。それぞれの植木鉢には長所と短所があります。

植木鉢を選ぶ前にまず初めに行うべきことは、置きたい部屋をよく見てみることです。寒い部屋なのか暖かい部屋なのか、暗いのか明るいのか、湿気が多いのか乾燥しているのか。これらの質問に対する回答がどの植木鉢がぴったりなのかを選ぶのに重要となります。

しかし、なぜこれらのことが植木鉢に関係があるのでしょうか?その答えは簡単です。すべてです。素材によっては、他の素材でできた植木鉢よりも置く環境に適しているのです。次の素材から選ぶことができます。

1.陶器製(多孔質。早く乾燥し湿気を吸収します。)

2.セラミック製(美しいですが、高価なものが多いです。)

3.木製(霜には強いですが、腐敗しやすいです。)

4.プラスチック製(お手頃価格。さまざまな形や大きさがあり、軽量なため簡単に吊るすことができます。)

5.金属製(美しく、都会的で近代的ですが、急速に冷たくなったり、熱くなったりします。)

6.セメントまたは石製(ミニマリストスタイル。重く、動かしにくいですが、とても頑丈です。)

7.素焼きまたはテラコッタ製(古典的スタイル。万能で多孔質ではありますが、重くて高価な場合があります。)

プラスチック製の植木鉢:長所と短所

植木鉢

安く軽量であり、さまざまな形や大きさがあるので、テラス、バルコニー、または庭にプラスチック製の植木鉢を選ぶ人が増えてきています。

プラスチック製の植木鉢は、実際にはポリ塩化ビニル、合成樹脂またはポリエチレンから作られています。これらの素材であれば、高品質であると言えるでしょう。または、大きな缶、ペットボトル、または使用しなくなった入れ物など家にあるものを使って自分で作ることもできます。とても軽いので、バルコニーの手すりや壁に簡単に吊るすことができます。

一部の専門店では、石製や陶器製のような他の素材に見せるためにペイントされたプラスチック製の植木鉢を見つけることができます。また、極端な温度から植物をより保護してくれる2層になった植木鉢も見つけることもできます。

プラスチック製の植木鉢の主な特徴のひとつは、気象条件の変化から影響を受けないということです。ということは、1年中その形を維持することができ、割れたり壊れたりする可能性がほとんどありません。

さらに、プラスチックはもとから多孔質の素材であるため、夏の間により長く土を湿った状態に保ってくれます。植物が外にあったり、直射日光にさらされている場合には特に便利です。しかし、排水を促すための底穴がある必要があります。

セラミック製の植木鉢

植木鉢

セラミック製の植木鉢はとても美しいです。インテリアショップやカフェのテーブルで見かけたことがあるかもしれません。重くて壊れやすく、床に落としてしまうと割れてしまう可能性があるので、吊るしたり高い場所に置くことはお勧めではありません。

セラミック製の植木鉢の最大の長所は(見た目の美しさを除き)、外部の湿気から根を守ってくれることです。寒い気候や湿った気候に住んでいる場合に適しているでしょう。

これらの植木鉢には水はけ用の穴がないことが多いため、頻繁に水やりを行うことができないことを覚えておくことが重要です。これを覚えておくことで、根っこを腐らせることがありません。育苗ポットに入れたまま、セラミック製の植木鉢に入れることを好む人もいます。これにより、水をより簡単に排出してくれます。

もう1つ覚えておきたいのは、セラミック製の植木鉢の価格についてです。他の素材でできた植木鉢、特にプラスチック製のものに比べるとより高価であることが多いです。

特に値段、装飾スタイル、重さを考えたときには、プラスチック製の植木鉢とセラミック製の植木鉢にはいくつかの重要な違いがあります。

しかし、どちらも適した環境に置くことでとても美しく見えます。よりモダンなものを探している場合には、プラスティック製がいいでしょう。しかし、ヴィンテージがお好みの場合には、セラミック製のものがお勧めです。