庭の小道とエッジング作りのアドバイス
今回の記事では、庭の小道とエッジングを設計するアドバイスをいくつかご紹介します。どちらも便利で装飾的な上、明確な機能を備えています。
機能的なエッジング
境界線となるエッジングは、純粋に装飾的な役割を果たす傾向がありますが、実際に機能面で必要な場合もあります。たとえば、土や砂利などを囲みたい場合です。
エッジングは常に庭の見栄えを良くします。しかし、美しさ以外の点でエッジングの持つ役割は、地面がすり減ることや、植物を植えた場所の土や植物が外に出てしまうのを防ぐことです。
庭のエッジングや小道に使用できるいくつかの素材
タイル、石、またはコンクリートの破片などを使って庭のエッジング作ることができます。木製梁、釘、そして丸太も、エッジングや小道の素材として一般的になりつつあります。素朴でカジュアルな外観で、素晴らしく栄えるでしょう。レイアウトと形状
エッジングをレイアウトする方法はたくさんあります。レイアウトの選択方法も美観に影響を与えます。たとえば、レンガをいくつかの異なるパターンで配置する方法があります。ギザギザ、斜めのカット、または丸いエッジです。
木釘を斜めに並べて置くと、とてもおもしろい印象を与えます。安価な方法の一つは、ワイヤーをエッジングとして使用することです。ワイヤーは、地面に釘で固定することができます。
自然なエッジング作り
別の素晴らしいオプションは、植物を使った自然なエッジングです。お勧めはツゲの木やラベンダーなどの短木を使用する方法です。この種類の木は、剪定が簡単です。植物を使った自然なエッジングは、庭の小道の横で実にうまく機能します。
庭の小道のデザインをしっかりと計画する
庭の小道を計画する場合、その基本的な機能は場所と場所をつなげたり、セパレーターとして境界線のように機能することだと心に留めましょう。小道の最後に何らかのアクセサリー、木、または囲いを配置することで装飾的な機能を強化することもできます。
歩く道を提供するだけなく、芝生、境界線、そして植物がバラバラになったり劣化するのを防ぎます。標準となる測定値はありませんが、1人が歩くのに最適な幅の最小値は35cm、2人の場合は76cm〜100cmです。
事前のスケッチ
庭の小道を作り始める前に、まずは紙の上で計画を立てる必要があります。これは、必要な各素材の量を計算するのにも役立ちます。
また、紐と小さな釘や杭または棒をつなぎ合わせて、紙の上でいくつかのテストを行うこともできます。まっすぐな道が必要な場合は、紐をぴんと張る必要があります。カーブのある小道の場合、紐はカーブに沿う必要があります。
庭の小道やエッジング計画に実用性と美学を考える
多くの場合、機能的な小道を、美しさを兼ね備えた緑の空間として装飾的に機能する小道と組み合わせる方法がお勧めです。通りや車庫に通じる主要な小道は、同じような小道で長くなりすぎないように設計する必要があります。ただし、必要に応じて、他の方法でセカンダリパスと呼ばれる小道を設計できます。セカンダリパスとは、基本的には、ある場所から別の場所に移動するために必要のない小道です。多くの人に人気のタイプをいくつかご紹介します。
- 日本風の小道:世界中でとても人気があるタイプで、スレート(粘板岩)と砂岩が素材にぴったりです。このタイプの小道を作る際は、それぞれの石の間にスペースを残します。
- 砂の道:雨があまり降らない地域に住んでいる場合は、一般的にはこれが最適だと考えられています。
- 砂利道:メンテナンスがとても簡単です。ただし、砂利の下に雑草が生えないようにするには、除草剤を使用する必要があります。
素材の選択
庭の小道の素材を選び始めるなら、計画段階でまず心の留めておくべきことがいくつかあります。素材選びの段階では、その地域の素材、家のスタイル、庭の形式、予算、そしてそれぞれの素材の特性にいたるまで考えなければなりません。これらの考慮事項以外に、覚えておくべき主なことは、庭の小道の素材は常に実用的で、メンテナンスが容易で、耐久性が高い素材である必要があるということです。また水とどのように相互作用するかについても考える必要があります。水をすべて吸い上げてしまう素材や、他の場所に流れ落ちる素材は選ぶべきではありません。
素材には、柔らかい舗装と硬い舗装という基本的な2つの素材に分類されます。硬い舗装には、レンガ、スレート(粘板岩)、敷石、大理石、花崗岩などが含まれます。柔らかい舗装の最も一般的な素材は、木材チップ、マルチング、または砂利などの素材です。
庭の小道を作る際に考慮すべき素晴らしい植物
クローリングプラントと呼ばれる植物は、小道のそれぞれの部分の間の空間を埋めるのに最適です。このタイプの植物を植える際には、人が多く歩く場所ではそれほど成長しないと心に留めておく必要があります。
つまずく可能性のある厚みのある低木に成長する可能性のある植物は避けることをお勧めします。 庭の小道に使用するのに最適な植物には、デイジー、ハコベ、イベリス(キャンディタフト)などがあります。