階段をクリエイティブにしてみよう
ご自宅に階段があるならば、インテリアデザインをパーフェクトにするのに活かすことができます。以下では、クリエイティブな階段にするアイディアをいくつかご紹介しますので、皆さんにもお好みに応じて簡単に取り入れていただけるはずです。
大抵の場合、私たちは自宅にあるそれぞれの要素が持つ視覚的なインパクトを、当たり前のものとして捉えていることが多いです。例えば、階段は装飾できる場所だというのを忘れがちな要素です。移動に使う場所ですので、綺麗にしておくべきだということは確かではありますが、安全に装飾する方法もありますよ。
頭に留めておくべきポイント
階段をクリエイティブなデザインにしようとした時に頭に留めておくべきポイントが4つあります。これらのポイントに気をつければ、自宅の階段がどのタイプなのかを分析することができ、お望みのデザインを視覚化しやすくなりますよ。
- 階段の長さ。2つのフロアだけを繋ぐ短い室内の階段は、様々なフロアを結ぶ階段ほど長くはなりません。
- カーブやターン。階段はどのように上に向かっていますか?まっすぐなラインでしょうか、それともカーブしていたり折り返しがありますか?装飾を、階段の流れに従わせたいですか?あるいはフロアに応じた装飾にしますか?
- レールのタイプ(素材や長さ)。おそらく、手すりの装飾も魅力的に思えるかもしれませんが、安全性に関わってくる部分ですので、常に選択肢に入れて良いオプションというわけではありません。
- 手すりと同様に、階段の下にスペースがあるかどうかについても考えなくてはなりません。例をあげると、階段は装飾できなかったとしても階段下のスペースにミニガーデンのようなものを作り上げることができますし、あるいはスポットライトをいくつか置くことで光度を高めてくれますし、視覚的に広々と感じさせてくれますよ。
3つのクリエイティブな階段
1. 自転車をディスプレイ
階段をクリエイティブにする1つ目のアイディアは、オリジナリティがあって控えめで、スペースの有効活用ができるアイディアです。これは、自転車やスケートボードなどを立てかけることのできるラックを設置するというものです。
多くのレストランでは、アンティークバイクやベロシペード、または個別の部品などが飾られており、このアイディアが実践されています。全体の装飾イメージを壊してしまうどころか、その趣味と特異性が適切にフィットしてくれるのです。その結果、グランジ感やヴィンテージ感、あるいはミニマリストスタイルまでをも感じさせる見た目になります。
このアイディアは、プレートや陶磁器を壁に飾る方法の派生アイディアと言えるでしょう。美しい仕上がりになりますが、自転車を壁にかける時、また取り外す時(もし日常的にその自転車を使うなら)に壁を傷つけないように気をつけてくださいね。
2. 様々な素材でコントラストを作り出す
クリエイティブな階段のための2つ目のアイディアの基本となるのが、素材のコントラストを作り出すことです。階段の手すりに装飾品を飾る代わりに、異なる素材を用いることでオシャレに見せることができます。
このアイディアなら、階段をリフォームする必要はありません。装飾用のデカールやその他の簡単に取り入れられるアイテムを使って、異なる素材によるイリュージョンを演出してみましょう。例を挙げると、装飾用のレンガ柄や木目柄、石、タイル柄などの壁紙などがありますよ。
指摘しておきたいのが、素材のコントラストは、様々な方法で作り出すことが可能だということです。最近とても人気のある素晴らしい方法が、階段一段一段の間に特別なデザインのシルエットステッカーを貼る、というものです。
また、蹴上げ部分の素材を変えることでもコントラストを生み出すことが可能です。紙、木材、陶磁器などを、同じ素材が使われた壁用の装飾アイテムとともに使用しましょう。例えば、ポスター(紙)とポット(陶磁器)と木製のアイテム、といった具合です。
3. カラフルな段に
階段をクリエイティブなものにするための3つ目のアイディアは、段を塗装するというものです。一色だけを選んでも良いですし、色を何色か組み合わせてみるのも楽しいでしょう。選ぶ色は完全にお好みで決めていただいて構いません。
1つ前のアイディアと似たように、壁紙のようなものや、粘着性の装飾用アイテム、またはその他の取り入れやすい製品をお使いいただいても結構です。インターネット上では、蹴上げ部分をカラフルな本の列に変えてしまうというアイディアが読書家たちの間でとても人気になっています。
まとめ
クリスマスシーズンには、階段の手すりをライトや花や木の枝で飾り付けたり、階段に接する壁にアイテムを吊るしたりしてさらに工夫してみましょう。クリエイティブな階段を作ろうと思うと、可能性はたくさん溢れていますよ。
カギは、この記事で紹介したアイディアについて検討していただくことと、お子さんがいるいないに関わらず、安全性への配慮を決して欠かさないということです。装飾にいくらかかるかというのは、その人によって変わってきます。しかし、最近ではどれくらいの予算であれ実現可能な選択肢が常に用意されていますのでご安心ください。