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お庭のための植物の選び方と組み合わせ方

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お庭の植物の組み合わせについて、どこから始めたらいいのかいまいちわからないとお悩みですか? 今回の記事では、このプロセスを簡単にするためのコツをご紹介します。
お庭のための植物の選び方と組み合わせ方
最後の更新: 06 7月, 2021

理想のお庭をデザインするのには、適切な植物の組み合わせ方を知っておくことがポイントになります。常緑の植物、お花の咲く植物、つる性植物、低木などを上手に組み合わせるのは、意外と簡単なんです。

さまざまな種類の植物が使えるということは、さまざまな素晴らしいコンビネーションを作り、自分のテイストにあったお庭をデザインすることができるということです。

ですので、さっそく始めてみましょう!メジャーを取り出して、作業できるスペースを測ってみてください。素敵な植物の組み合わせ方を見ていきましょう。

調和のとれたお庭を作るための植物の組み合わせ方

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植物を組み合わせるベストな方法の一つは、基本的なタイプや形によって整理することから始めるということです。

葉の色味などを考えると、常緑の植物はどんなお庭にも欠かせないでしょう。一年中緑色なので、異なる植物やお庭の異なるセクションを分けるのに使うこともできます。

植物を組み合わせる時は、異なる質感のものやお花のタイプも考慮に入れる必要があります。また、香りのいい植物を取り入れる時には、香りの違いについても考えなければなりません。香りがぶつかってしまわないようにしながら、自分だけのユニークなお庭を作っていきましょう。

適切な組み合わせ

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植物が互いに重なり合わないようにすることがとても重要です。木、針葉樹、低木などはお庭の中心になったりするので、慎重に配置する必要があります。

背が高いため、こういった大きめの種は後ろの方に置くのが理想的でしょう。前に空いたスペースには、小さめの植物やお花を置くと、森林地帯のような効果を生むことができます。

アジサイなどお花のつく低木や、バラの茂みなどを取り入れるのもいいでしょう。これはとても面白い効果を作ってくれます。

常緑の植物と季節性の植物、そしてさまざまな球根などを組み合わせると、お庭を一年中明るくカラフルなお花でいっぱいにすることができますよ。

また、ほふく植物もお忘れなく!地面に敷き詰めるのにぴったりで、芝の代わりに使ってもとても素敵です。

植物を組み合わせる時のベーシックルール-形、質感、高さ

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植物にはさまざまな形がありますが、幾何学的な形ごとにざっくりと分類することができます。その植物の使い方は、ご自身のお庭の中心をどこにしたいかによって大きく変わります。

おおざっぱに言うと、植物は以下のような形に分類することができます。ピラミッド、柱、球、円錐、三角形、噴水(あるいは扇)、そして水平型です。これらのカテゴリーとそのバリエーションを理解しておくと、形のコントラストを作ることで調和を生むことができるので、適切に植物を組み合わせるのに役立ちます。

ピラミッドと柱型の植物はたいてい高さがかなりあります。こういったものはおもしろい中心点を作ってくれたりします。きちんと見るためには目線を挙げなければならないでしょう。

噴水型や扇形の植物もまた印象的です。一般的にピラミッドや柱型のものよりも小さめですので、少しだけ目線をあげて見るような二次的な中心点のようなものとして使うこともできます。

水平の種については、目線をあげる必要も下げる必要もないので、よりリラックスして眺めることができます。一方球状の植物は、見るのに目線を下げなければなりません。

お庭をデザインするときの一つの基本的なやり方として、背景に丸く葉の多い種を植え、最も大きいものを後ろに持ってくるというものがあります。その次の列にはピラミッド、円錐、または三角形の植物を置くことで、コントラストを作ることができます。それから扇形の植物やお花などに移り、最後にほふく植物などを混ぜてデザインを仕上げるといいでしょう。

質感

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形同様、葉や花の質感もその種ごとに異なります。葉にはつやのあるもの、とげとげしたもの、ふわふわのもの、ベルベットのような手触りのものまでさまざまですし、花にもすべすべしたものや肉厚のものなどがあります。

異なる質感を組み合わせて使うのが、本当に美しいお庭を作るのにはベストな方法です。特定のセクションを強調するように使ったり、問題のあるエリアに視線がいかないようにするために使うこともできます。

高さ

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異なる背の高さの植物を組み合わせたいときは、どれくらい高くなるのか、そしてどんなメンテナンスが必要なのかを知っておくことが大切です。

さまざまな種類の木を組み合わせるととても素敵です。カエデ(約4~10m)やサンザシ(約2~7m)などの木々と、ムクゲ(約1.5~3m)やハニーサックル(約0.4~0.8m)などを組み合わせてみるのはいかがでしょうか。

ご覧の通り、ご自身のお庭に合った植物の組み合わせを見つけるのは、そんなに難しいことではありません。この記事が参考になって素敵なお庭を作ることができたら幸いです。