狭い部屋でも実用的で居心地が良い!ステキな空間を作ろう
ベッドにドレッサー、クローゼット、さらにはベッドに入る前に読書を楽しむためのアームチェアまで取り揃えることのできるような大きな寝室というのは、もう過去の話です。現代の家では、部屋は小さなものになる傾向があります。最近では、空間は不足しており、ほとんどの人の寝室が小さなものとなっています。人々は、そのような小さな寝室を、雑誌からそのまま飛び出てきたような見た目にしたいと考えているのです。
小さいけれどカタログに載っているような寝室
寝室は、ただ眠るためだけの場所でなく、生活するための場所でもあります。日曜の朝に、布団にくるまってベッドで朝食をとったり、夜の読書を楽しむのを、部屋の狭さに邪魔させてはいけません。
この記事を読み進めて、ご自宅の狭い寝室を魅力と無限の可能性が詰まったお部屋に変身させてみてください。
オーダーメイドの家具
スペースの問題を抱えているなら、オーダーメイドの家具にお金をかける価値は絶対にあります。ラジエーターの周囲に本棚を設置したり、ベッドの上部に収納品やデコレーションのできる棚がついたアーチを取り付けたり…。何が必要なのか、そして必要ないのかを考えてみましょう。
高さを武器にしよう
ちょうど今お話ししたことについてですが、お部屋の高さを、壁に沿うような家具を使って有効活用してください。狭い部屋には実用的な解決策が必要で、その点棚やつり下げ式のクローゼットは非常に便利なのです。
引き戸
クローゼットを引き戸式にすれば、貴重なスペースを節約することができるかもしれません。扉を開けるための余分な空間が必要なくなりますし、引き戸式の方が多機能でフレキシブルに使用できますよ。
クローゼットとベッドとの間に1メートルほど感覚があれば十分でしょう。一度にクローゼットを全開にすることはできないかもしれませんが、それでも確実にスペースの節約にはなりますし、それこそが今回の私たちの目標なのです。
クリエイティブなアイディア
あちこちでスペースを節約する必要があるとなると、問題が手強い分、解決策を探すのも難しくなります。しかし、別のアイディアを考えてみてください。よくあるようなナイトテーブルのためのスペースは足りないかもしれませんが、だからと言って諦める必要はありません。壁に取り付けたり、ベッドのヘッドボードを使ったり、あるいは小さいバージョンのテーブルを使ってみると良いでしょう。
では、クローゼットはどうでしょうか?引き戸がしっくりこないという方は、扉を取り払ってカーテンを取り付けてみてください。寝具と相性の良いものを選べば、実用的でありながら楽しげな仕上がりとなりますよ。
柔らかな色合い
特別狭い部屋には、ニュートラルカラーが最も上手く機能してくれます。なぜなら、この色は開放感や明るさを与えてくれるからです。ラベンダーやブルー、ピンク、あるいはグリーンといった色の装飾品やテキスタイルを取り入れて、あたたかさやオシャレさをプラスしましょう。
壁
狭い寝室の場合、詰め込みすぎるのはよくありません。壁には余裕を持たせてやるようにしましょう。ここでは、選択肢は二つあります:控えめなデザインの壁紙を使い、メインの壁には明るい色合いを取り入れるか、あるいは小さくて繊細なフレームを使ってアート作品のようなものを作ってみるか、の二つです。
もし壁を特定の色で塗装したいのであれば、青系の色を使うようにし、それよりも強い色味は避けましょう。目がチカチカして疲れてしまうからです。
鏡
鏡を上手く配置すれば、空間を広く感じさせてくれます。寝室が狭い場合は、大きな鏡を壁に合わせて置いてみてください。見た目を広く見せてくれるだけでなく、光を増大させてくれるので一石二鳥です。
収納付きベッド
スペースの問題と、その結果収納の問題を抱えているという方には、収納付きベッドは完璧な選択肢です。だからと言って、何でもかんでもこの収納スペースに詰め込んでしまうのはやめましょう。物事を忘れるための底なし沼ではないのです。寝具やタオル、あるいは季節ものの衣服をしまっておくのが一番賢い使い方と言えるでしょう。
白、あるいはサンドカラーのカーテン
部屋を大きく見せたいなら、壁や寝具を明るい色にし、白あるいはとても軽い色合い(サンドカラー、オフホワイト、ベージュ、ライトグレー、ボーンホワイトなど)のカーテンを使うというのがベストです。
これらのかなり重要なコツを使えば、ご自宅の小さな寝室がさらに居心地が良くて素敵なスペースとなり、実用性も手に入って本来よりも広く見せることができますよ。覚えておいていただきたいのは、ライトカラーを使うこと、オーダーメイドの家具を取り入れること、そして鏡を配置することで装飾に魅力を増すことができるという点です。