こんまりメソッドを活用して家を片付ける方法
近藤麻理恵さんは、日本だけでなく海外にも活躍の場を広げ、家や職場を片付ける方法を説明した本の出版やテレビ番組の出演などで、大変な人気と名声を得ました。
家の中をいつも片付けているのに、いつまでたってもきれいにならないと感じたことはありませんか?
家の中を整理整頓するのが難しく感じる方には、近藤麻理恵さんが考案したこんまりメソッドをお勧めします。
「こんまりメソッド」と呼ばれる近藤麻理恵さんが考案した片付け術は、家を整理整頓するのに役立つだけでなく、いらなくなったものや家のスペースを占有している「邪魔」な物から自由になることを目的としています。
こんまりメソッドとは?
こんまりメソッドは、これまでの片付け術を超えた素晴らしい方法であり、海外では「デトックス」の手法だと呼ばれることもあります。
時間をかけて行う必要のあるこんまりメソッドは、週末などの休日や休暇を使って実践しましょう。
私たちの家の中には、もう使わない物が占拠している場所が少なくありません。
近藤麻理恵さんの公式ページでは、「ときめくかどうかの基準」で残すものを決め、片付けることで人生が変わると提唱されています。
ここからは、こんまりメソッドについて詳しくご紹介します。
こんまりメソッドのルール
こんまりメソッドは、これまでの一般的な、家を整然と保つ概念を完全に変える方法です。
家の中のスペースを占拠する無駄なものを処分するのに役立つこんまりメソッドは、これまで家の中のエネルギーの流れを妨害していたものを取り除き、流れを正常に戻すのに役立ちます。
1. 何かを始めたら終わらせる
何かを始めても、片付けずそのままにする人がいます。
これは、怠惰さだけでなく時間や意思がないことが原因です。
ここで大切なのは、一度何かを中断してしまうとそこから再開させるのは簡単ではないという点です。
家の中を整理整頓したいのであれば、何かを始めたら必ず最後まで行うことが大切です。
つまり、何かを出したら必ず片付けたり綺麗にする必要があります。
2. カテゴリ別に整理する
家を掃除したり片付ける場合に、部屋ごとやエリア(キッチン、クローゼット、机など)ごとに行う人がほとんどですが、この方法では、それぞれの場所が混沌とし始めたら、一から掃除や片付けを始めなくてはいけない可能性があります。
部屋やエリアごとではなく、カテゴリを作って片付ることで、それぞれのアイテムにぴったりの場所を見つけて片付けていくことができるだけでなく、自分がそのカテゴリごとに何をどれだけ持っているのかを把握できます。
服、本、書類、飾り、思い出の品など、それぞれの分類ごとに片付けを始めましょう。
3. 幸せな時に片付ける
整理整頓は、悲しみや罪悪感を感じながら行うのではなく、お祝いのように楽しい時間でなくてはいけません。
つまり、落ち込んでいる時や感情的になっている時は、こんまりメソッドに最適ではありません。
スランプ状態に陥っている時には、心が混乱状態になることもあります。
幸せなときにこんまりメソッドを実践すれば、家の中の状況を正確に判断することができるでしょう。
4. 片付ける場所を決める
ここで大切なのは「何を捨てるべきか(寄付するか)」ではなく、「何を手元に残すべきか」です。
答えがわからない場合は、前述したように「ときめくかどうか」を考えます。
何かを捨てる時に悩むのは感情面でのことであり、過去の状況や人への執着もあるでしょう。
書類については、特別なルールがあります。
使用中の書類、短期的に必要になる可能性のある書類、必ず保管しなければならない書類(個人文書、保証書など)を除き、すべてを捨てます。
また、あなたが捨てるものが、他の人にとって大切なものかもしれないという考えはやめましょう。
リサイクルに出したり寄付するのは良いことですが、実家に持って行ってはいけません。これは実家にとって迷惑になるでしょう。
こんまりメソッドを実践したら、次のステップは整理整頓です。
正しく分類したら、それぞれのアイテムを片付ける場所を決めます。
片付ける場所があれば、出した後に元に戻すだけです!