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IKEAアートイベント:足元の芸術作品であるラグ

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IKEAアートイベントでは、現在活躍中の最高のストリートアーティストがデザインした8つのラグが紹介されました。家の中に芸術を少し取り入れてみませんか?
IKEAアートイベント:足元の芸術作品であるラグ
最後の更新: 17 6月, 2020

「より快適な毎日を、より多くの方々に」をビジョンとするIKEAは、常に人々の毎日の生活を改善することを目標にしています。IKEAが2014年に立ち上げたIKEAアートイベントは、この理念に基づいたものです。現代アーティストとのコラボレーションであるIKEAアートイベントは、多くの家にアートを取り入れるのに役立っています。

ギャラリーや美術館だけが優れた芸術を扱う場所ではありません。芸術やデザインは私たちの一部であり、私たち全員に手が届くものであるべきだとは思いませんか?

IKEAアートイベントのクリエイティブディレクター、ヘンリック・モスト氏は次のように述べています。

「芸術は限られた人だけのものだと言うのが、一般的な考えではないでしょうか? これは芸術が少数の人向けのものであり、高額のお金を支払うか、美術館やギャラリーでしか目にすることができないものだからです。しかし、芸術は私たちの家の中にあるべきだと私たちは考えています。そして、IKEAがご紹介するコレクションにより、多くの人の手に芸術が届きます。ユニークな芸術作品を買うのに、裕福である必要はありません。」

芸術的なラグ

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IKEAアートイベントは、2014年に始まりました。その中でも、今回ご紹介するのは芸術と室内装飾品を組み合わせたラグの限定コレクションです。このイベントの成功は、クリエイティブな部門において、ユニークで用途の広い作品に前衛的なコンセプトを加えた8人のパイオニアの尽力の賜物だと言えるでしょう。

IKEAによると、これらのラグアートはユニークで、日常生活で使用することを念頭に置いてデザインされています。また同時に、自宅でアートギャラリーにいるような気分が得られることも目標としています

ラグはすべて綿をはじめとする天然素材100%で製造されており、機械縫いで作られているのは1つだけです。残りのラグはインドとエジプトの職人が作っているため、視覚面でも素晴らしい作品に仕上がっています。

2019年5月から、多くのIKEAでこれらのラグが販売されました。一つまたはそれ以上購入すれば、家の中が芸術で満たされるでしょう!

2019年IKEAアートイベントのアーティスト

チャオッザ

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アーティスト・デュオのチャオッザは、絵画、彫刻、オブジェ、コラージュ、写真など、幅広い分野で活躍しています。

北米の砂漠にある典型的な風景から、今回のラグのインスピレーションを受けたと話しています。綿100%のこの作品は、思わず購入したくなる、落書きのような面白い形や色がいっぱいのラグです。

クレイグ・グリーン

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ロンドン出身のクレイグ・グリーンは、イギリスで最も革新的なメンズファッションデザイナーの1人です。彼のスタイルはジェンダーレスで、ファッションにおいて中立的なビジョンを持っています。

クレイグ・グリーンのラグは、現実から離れた楽園にいるような感覚を生み出し、今よりもより良い場所に私たちを連れて行ってくれるでしょう。

河合美咲

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河合美咲さんは、紙の張り子、木、布、およびフェルトやウールのような様々な素材で作品を作る、世界的に有名な日本人アーティストです。「芸術とは楽しい時間を過ごすことだ」と彼女は信じています。

IKEAアートイベント用の作品について、彼女は次のように述べています。

「私は面白いものや少し間が抜けたものに刺激を受けるというのが、このラグを楽しく製作できた理由の一つでもあります。ライオンのたてがみのあるラグは、素敵な色を持つ快適で素晴らしい作品に仕上がりました。たくさんの人に楽しんでいただけるのは夢のようなことですね。この大きな猫を皆さんのペットにしてくださいね!」

イ・スルギ

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韓国系フランス人アーティストであるイ・スルギは「水中の魚よりも幸せ」というフレーズにより深い意味を与えます。彼女はその作品に、常に明るい色と水に関わる光の遊びを取り入れています

ラグを敷いた時、室内空間に水の感覚を取り入れることを目指しました。彼女は、古代の女王許黄玉(ホ・ファンオク)の統治下にあった北インドの都市アヨーディヤの職人たち、そしてとりわけ色の力から多くのインスピレーションを得たと話しています。

ヴァージル・アブロー

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ルイ・ヴィトンのメンズファッションラインの アーティスティック・ディレクターであるヴァージル・アブローは、ファッションブランドであるオフホワイトを立ち上げました。 2019年のIKEAアートイベントへの彼の参加は、何があっても自宅の家具を傷つけないように守ろうとする、保守的な親たちへの皮肉な声明でもありました。

ラグに書かれた言葉と伝統的なデザインの使用は、ペルシャ絨毯に対する私たちの考えを根本的に変えることを目指していました。

「リビングルームが単なるショールームとなってしまい、座る場所ではなくなっている家具業界の伝統的な考えに対する皮肉な解釈を目指しました。子供に対して親や保護者が言う「家具を傷つけたらダメ」などと言う言葉は、若い世代の考え方に実に大きな影響を与えたと思っています。」

今回ご紹介したラグは、アーバン・アートに刺激を受けたラグの一部であり、自宅のインテリアに取り入れることができます。あなたのお気に入りのラグはどれですか?