小さなスペースの収納とインテリアデザイン
大きな家や広いスペースがあるマンションでも、きちんと整理がされておらず混沌としているように見えることがあります。
また逆に、きちんと整理されている小さなスペースは、本来のサイズよりもはるかに広く感じるでしょう。
価値のあるものに変換できないほどひどい家は存在しません。
-エルシー・ウルフ-
これは、広さが不足しているという問題ではなく、整理の問題であることを示しています。
今回は、狭いスペースを広く見せるためのいくつかの解決策をご紹介します。
小さなスペースを飾るときに考慮すべきこと
使用できるスペースをしっかりと計測することが大切です。
スペースが小さすぎて何もできないように見える場合でも、方法次第では上手に空間を活用することができます。
役に立たない飾りなどで、自分から家を狭くしていませんか?
必要のないものは処分して、本当に必要なものだけを手元におく習慣をつけてください。
また、現在使っている部屋の使い方を改めて考えてください。
例えば、間仕切りであるパーテーションを使用して二部屋にしている場合は、一部屋に戻してみましょう。
部屋の数は少なくなりますが、開放感や使うことができるスペースが増える効果があります。
小さなスペースの場合は、自然光が重要な役割を果たします。
自然光が多ければ多いほど、開放感が増します。壁の色は明るい色を選ぶことで、さらに開放的な雰囲気を演出する効果があります。
壁以外にも、カーテンやブラインドに明るい色を取り入れましょう。
天井が高い家に住んでいる場合は、この部分を活用して小さなロフトを作りましょう。
ロフトは収納スペースとして活用するだけでなく、一人暮らしの場合は寝室としても使うことができます。
階段がある家の場合は、階段下のスペースに棚を置いたり収納ケースを設置して、このスペースを最大限に活用することができます。
床の素材との連続性を維持しながら、生活空間が複数の用途を持つようにしましょう。
これは、リビングとダイニングルーム、リビングルームとダニングキッチン、リビングルームとベッドルームなど、一部屋が複数の部屋の役割を兼ね備えていることで、部屋全体が同じインテリアスタイルを維持する必要があります。
部屋のサイズに合わせて家具を選び、部屋のサイズに合う家具がない場合は、作りましょう。
これによって、家の中の使用可能なスペースを最大限に活用することができます。
部屋の柱などを活用して、棚を吊り下げたり、食器棚を取り付けることができます。
柱を邪魔なものと考えず、空間の活用に役立つ魅力的で便利なものと考えてください。
小さなスペースを飾るために効果的な家具や収納
ベッドの下の箱
靴、シーツ、テーブルクロスなどの収納には、箱とベットの下のスペースを活用しましょう。
外に見せる収納ではないので、きれいな箱を用意する必要はありませんが、下の部分に車輪がついた箱ならば、掃除の時に簡単に取り出すことができます。
二段ベッドを使用する
二段ベットを使うことで、部屋の中により多くのスペースが生まれます。
一般的な二段ベットは、ベットが二つ縦に並んでいます。
最近では、二段ベットの上の部分と、下は机を置くスペースになった機能的な製品も販売されています。
また両方のベットを壁に折りたたむ二段ベットも販売されています。これは、小さなスペースを効果的に使うときに役立つでしょう。
ソファベッドを使用する
ゲストが多い場合や、ゲスト用の寝室がない場合に理想的です。
通常のドアを引き戸に変更する
部屋が大きく見えるように壁と同じ色のドアを探してください。
また、ドアの上の空きスペースを活用して、ここに棚をかける方法があります。
折りたたみ式:テーブル、椅子、スツール
テーブルを壁に固定して収納する方法があります。ドアの後ろなどにもフックを取り付けて、椅子やスツールを掛けて収納することができます。
こうすることで、使わないときは目に入らずきれいに収納することができます。
拡張可能な機能的なテーブル
サイズの変更が可能な機能的なテーブルは、引き出すことでテーブルのサイズが大きくなり、必要がないときは小さくすることができます。
本棚やキャビネットをおくスペースがない場合は、吊り下げるタイプの棚を設置するなど、空間を活用するアイディアがあります。
寝室にサイドテーブルを置く代わりに、壁に取り付けるタイプの棚の上に小さな照明を置いたり、壁に照明を取り付けましょう。
鏡は、小さなスペースを広く見せる効果が期待できます。
暖房などは、床に置くよりも壁に取り付けるタイプのものがスペースの節約になります。
最後に:小さなスペースのインテリアに関して
家のスペースが小さいことは、整理をしない言い訳にはなりません。
使用できるスペースを最大限に活用して、家具などを最適な場所に配置することで、家を効果的に広く使うことができるでしょう。