ブラインドってどこに付ければいいの?
ブラインドは窓に取り付ける以外使い道はない、と思ってしまうのは当たり前のことです。カーテンのようにプライバシーを守ってくれるけれど場所を取らずに簡単に使えるアイテムとして重宝していますよね。
ブラインドは機能性の高さと使いやすさを兼ね備えているので、家の中でもっと多機能に使うこともできるのです。丸めればどんな場所にも持ち運べますし、何かを隠したり明かりを抑えたりするのにブラインドは最適です。
今回の記事では、家のどこにブラインドを取り付けるのがオススメかを紹介していきます。イマジネーションをフルに使って、ブラインドを有効利用してしまいましょう!
ドーマーにブラインドを
まず最初にご紹介したいアイディアは、屋根裏部屋にブラインドを取り付ける、というものです。もしご自宅に屋根裏部屋があるなら、屋根のところに窓が付いていることをご存知だと思います。大抵、少し斜め向きの窓です。これをドーマーと言います。普通、太陽光がたっぷり入ってくる小さな窓の場合が多いので、カーテンやブラインドで光量を調整するのが大切になってきます。
光を遮るものを何も置かずにそのまま太陽光が直接入ってくるようにしている人もいれば、光を通さないステッカーを貼ってプライバシーを守と同時に光量も制限している人もいます。そんな中私たちがオススメするのは、ブラインドを取り付けることです。閉じていても開けていても使えるような、ほぼ透明なものがいいでしょう。そうすれば、好きなように光の量を調節できますよ。
その他のオススメ案
屋根裏部屋向けのブラインドは、二つのパートで成り立っています。チューブの周囲の引き紐と、両端のアルミニウムの部分です。このおかげで、どんな窓にも取り付けが可能になっています。屋根裏部屋の窓がどれくらいの長さでどれくらい幅があるのかは関係ありません。
天井の高めな屋根裏部屋の場合は、自動ブラインドがオススメです。リモコンを使って動かせるので、特に一人で操作しなければならない場合には重宝しますよ。少々値段が張るのが玉にキズですが、快適さと手軽さが手に入るのですから検討の余地はあると思います。
もちろん、屋根裏部屋があまりにも明るすぎる場合には、ブラインドが一つだけでは不十分です。部屋のどこから光が入ってきているのか知っておくのは大切です。上手に光量を調節し、太陽光を有効利用してくださいね。
棚にブラインドを
これは、家の中の整理整頓が苦手な方にはうってつけなアイディアです。モノをきちんと片付けて整理しておくための収納スペースとして大きな棚を置くのは一般的なことですが、いつもそううまくいくわけではありませんよね。一週間、いや一日足らずですぐに散らかってしまいがちです。開かれっぱなしで置かれた本、書類の山、額にすら入れていない写真の数々…そんな光景が目に浮かびませんか?モノを整理するために置いたはずの棚が、逆に散らかり放題の場所になってしまうこともあるのです。
そんな時に役に立つのがブラインドです。棚の中が散らかっていたとしても隠すことができますし、あたたかな雰囲気を演出することもできます。オススメは、あまり暗い色ではなく少し透明性のある色を選ぶことです。そうすればあまり目立ちません。
窓に光を通さないブラインドを取り付けて光量を制限するのと同じ要領で、整理されていない部分をカバーするバリアのような使い方ができるのです。
とはいえ、他のどんなことにも言えるように、これはあなたの好み次第です。ただ、どの色のブラインドがあなたの部屋と一番相性がいいか考えるのだけは忘れないでください。例えば軽めの色なら、部屋が明るくはっきりとした印象になりますし、暖色系の色を選べば、生き生きとしてあたたかみのある部屋になります。逆に寒色系の色にすると、エレガントな雰囲気を演出できますよ。
ブラインドで家電を隠す
今回ご紹介する中で一番変わったブラインドの使い方が、家電を隠すために使う、というものです。きっとそんな使い道を想像したことはなかったと思いますが、実はすごくいいアイディアなのです。特に、木材や他の材質のアイテムでは隠せないような家電が置いてある部屋にぴったりですよ。ただ壁を隠すためだけにお金をかけるのはもったいないですよね。
家電の中でもサイズの大きいものはキッチンやリビングルームに置かれていることが多いですが、今回は洗濯機と乾燥機にフォーカスしてご紹介しますね。もちろん他の家電もブラインドで隠すことが可能ですよ。やり方はただ、ブラインドを取り付けたい洗濯機や乾燥機の上部に、バーを取り付けるだけでオーケーです。ただしどの色にするかはよく考えてくださいね。一度ブラインドを取り付けてしまえば、もうすぐにでも使い始めることができますよ。
もし賃貸の部屋に住んでいて部屋の改造が許されていない場合でも、ブラインドを取り付けるだけなので簡単にできますし、もう見苦しい家電が視界に入らなくて済むのです!
ご覧の通り、今回ご紹介したブラインドの使い方はあまり一般的とは言えないものばかりです。しかし、きっとあなたの抱えている悩みを解決するのに役立つアイディアだったのではないでしょうか。簡単でシンプルですし、ね?