ぼかし塗りで壁をオシャレに模様替え
壁をぼかし塗りの効果でオシャレに模様替えする方法をご紹介します。壁の色やテクスチャーを変えるだけで、家の雰囲気を一変させることができます。
ぼかし塗りでグラデーションをつけた壁は目を引くこと間違いなし。壁を半分ずつ塗る方法など、壁をデコレーションするアイデアは他の記事でもご紹介しています。
壁を途中まで塗ったり、色を薄くしたりする方法と似ています。両方とも壁を2色で分けるのは同じです。壁を半分ずつ塗るデザインでは、異なる2色を使いますが、ぼかす場合は1色の陰影だけで仕上げます。
壁を引き立てたいなら、飾りは極力減らしましょう。まずは壁の一面だけをぼかし効果を使って塗ってみてください。他の壁は、優しい明るめの色の無地のままにしておきます。
あなたの家のどの壁にも使えるぼかし塗りのアイデアを下にご紹介します。
塗り始める前の注意点
ぼかし塗りの技をマスターするには、まずベースとなるメインカラーを決めることから始めましょう。次に壁にどのような陰影を付けるかを決めます。大抵の場合、水平にぼかしを入れます。
パステルカラーのような明るくソフトな色を選ぶのがオススメです。薄めの色を使うと、部屋全体が明るくなります。ぼかしをどこに入れるかは、じっくり考えてください。陰影の具合が全体の印象を決めます。壁の上を明るくするのか、下を明るくするのかで印象は違ってきます。
暗めの色を選ぶなら、暗めのインテリアに必須の大きな窓や十分な照明があることが条件です。色を選ぶ際には、色の心理効果についても考慮しておくといいでしょう。全ての色には、静けさ、調和といった心理的効果があります。
最も人気のあるカラーの1つが青系のグラデーションです。壁の下部は濃い青で塗り、徐々に薄い青へとぼかし、壁の上部ではほとんど白に塗ります。これは地中海風のインテリアを取り入れている家にぴったりのアイデアです。
壁をぼかし塗りする方法
ぼかし塗りをするには、壁を準備したら、まずは一番明るい色で壁一面を塗ります。次に、何段階ぐらいでぼかしていくかを決めて、色のトーンごとに壁を区切っていきます。
色のトーンを同じ幅で変えていく人も入れば、下の方は幅を広くする人もいます。色のトーンごとの幅を測ったら、チョークまたはマスキングテープで印をつけて、はみ出さずに塗るようにします。一番明るい色はベースに塗っているので、最後のグラデーションはもう塗る必要はありません。
グラデーションが綺麗に見えるようにするには、色と色の境目をなくすように、色を混ぜ合わせてください。
混ぜ合わせるには、ペンキが乾く前にスポンジやブラシを使って色を馴染ませます。あなたの好み次第で、ペンキは筆で塗ってもローラーを使っても、どちらでもいいでしょう。大切なのは色のコントラストが強くなりすぎないことです。バランスの良い色合いになるようにしましょう。
ぼかし塗りの壁はいかがでしたか?お読み頂いたとおり、自分でも出来ます。壁の色と心身の健康はリンクしているので、壁の色選びは慎重に行いましょう。ぼかし塗りの壁は、部屋を明るくも暗くも、そして広くも狭くも見せてくれる万能なアイデアです。