外装に最も適した色は?トレンドカラーを見てみよう!
色で遊ぶのはとても楽しいですよね。家の外装も同じで、適した色や流行の色があるんです。派手で斬新なカラーが使われることもあれば、控えめなニュートラルカラーが使われることもあります。
白とニュートラルカラーが流行した後、現在では黄・青系統のカラーが非常に人気です。90年代にはインテリア、エクステリアどちらにおいてもカナリアイエローが大人気の色でした。最近になってその流行が戻ってきたようです。
今年のトレンドカラーは?
有名なデザイン専門家の方によると、黄色とバニラを除けばラベンダー、ペールピンク、サーモンピンク、オリーブグリーン、淡いオレンジが今年の流行カラーだと言われています。濃い色だとパープルもそのうちの1つです。
外装には明るいニュートラルカラーを
ホワイト、ベージュ、アイボリー、ボーンホワイト、クリーム、パステル(例:バニラ、ペールピンク、サーモンピンク)などの色は、家の外装によく使われます。これらの色は、明るさだけでなく、コントラストやスペースの広さを視覚的に強調してくれます。
明るい色は木、金属、石などと相性が良くその素材を引き立ててくれます。言い方を変えればこれらの色は主張が激しくなくどんな物ともマッチするので、季節感なども考慮する必要のない使いやすい色とも言えます。これが多くの人が明るい色を選択する理由です。
カラフルな色使い
ラテンアメリカ諸国では家の外装は非常にカラフルに彩られています。暖かみのある色とクールな色両方が使われ、その美しさは本当に見事です。
最も人気のある色は、黄色、マスタードイエロー、オレンジ、テラコッタ、ブラウン、ブルー、フクシャです。また、グリーンやパープル、バイオレットもよく使われます。
では実際のところ、家の外装にはどの色が一番合うのでしょうか?
黄色や茶色の色調は、ナチュラルな雰囲気や様々な素材と相性が良く、家の外装には最も適したカラーだと言えるでしょう。ですが、モロッコのような地域では家の外装はブルーを使うのが一般的となっています。青と白の組み合わせは地中海スタイルの定番カラーでもあります。
また、ノルウェーなどの国では白や赤で彩られた家が多いです。これらの色は美しいコントラストを創り上げ、その背景にある歴史もとても魅力的です。
街の景観に影響はないか?
家の外装を塗るのに使える色は、街によって異なっています。ですが、ルールがある場合でも、許可を申請するとOKが出ることもあります。市町村の条例などをチェックしてみましょう。
また、家の前方全体を特定の色で塗りつぶすことが禁止されている場合でも、細かい所(ドア枠、シャッター、ドアなど)を塗るのには問題ないでしょう。柔軟に考え、色々な方法を考えるようにしてみてください。
暗い色より明るい色の方が良い?
決して、ニュートラルカラーやパステルカラーなどの明るい色を選ばなくてはならないというわけではありません。もちろん濃い色、暗い色をチョイスしてもいのです。
重要なのはどちらかの選択肢を完全に捨ててしまうことではありません。「明るい色VS暗い色」のように考えるのはやめましょう。大切なのは全体としての調和です。
自分の好みだけでなく、使われている材料、周りにあるもの、街の景観など様々な側面も考慮してみると自分の家に合う色が見つかるでしょう。さらに、メンテナンスの観点からはどの色が最も便利かという事についても考えてみてください。