Logo image
Logo image

浴室をオシャレに! タイルの組み合わせ方3選

0 分
タイルでの装飾は、浴室のインテリアにはとても重要です。この記事では、組み合わせて使うのにもってこいな浴室用タイルをいくつかご紹介します。ダイナミックでユニークな仕上がりになること間違いなしです。
浴室をオシャレに! タイルの組み合わせ方3選
最後の更新: 02 6月, 2019

浴室用のタイルを選ぶとき、たいていの人が一種類だけを選んで満足し、あとはもう次の買い物へ移ってしまいますよね。ただ控え目でシンプルで掃除や手入れがしやすい、実用的なものを探してしまうのです。

しかし、いくつか異なるスタイルのタイルを組み合わせて使えば、もっとハッとするようなユニークなデザインを作り上げることができるのです。ただうまく組み合わせてバランスと調和の取れた作品を作ればいいだけです。

ここから先は、浴室を飾るタイルの組み合わせ方を三つご紹介していきますね。

1. 水圧プレスタイル

まずは、このタイプのタイルがどのような見た目をしているかをご説明させてください。水圧プレスタイル(セメントタイル)は、様々な自然色のセメントでできており、水圧プレス機によって加工されることからこの名前がつきました。

19世紀末のフランスが発祥の地で、その美しさ故に瞬く間に世界中に広まりました。アントニ・ガウディが水圧プレスタイルをスペインに持ち込み、当時の人々にとって流行の最先端をいくアイテムとなりました。

Some figure

このタイルは、その精密でバリエーション豊かなデザインが目を引きます。モロッコスタイルやムデハル様式からの影響が見られたり、幾何学模様や植物のモチーフも見られます。とてもオシャレでもあり、それでいて強さと硬質さも兼ね備えています。

何枚か集めて使えば、同じデザインのものがあったり似たようなデザインのものがあるのがよく見つかります。明るめの色、もしくは白の普通のタイルと組み合わせて使うこともできますよ。

それだけではなく、パッチワーク方式にタイルを組み合わせて行くのもいいですよ。布製品ではこの方法がよく使われていますよね、いくつか別の布をつなぎ合わせて一つの衣服を作るやり方です。同じことを、タイルを使ってやってみましょう。

もし水圧プレスタイルを浴室に使いたい場合には、きちんとガイドラインに従い、過度な装飾になってごちゃごちゃしてしまわないようにしてください。例えば、同じ柄のタイルを色違いで揃えるなどです。

また、同じデザインのタイルを並べるのもいいですが、その場合はそれぞれのタイルの周囲の長さは変えたほうがいいかもしれません。

いずれにせよ、水圧プレスタイルを使えば仕上がりは素晴らしいものになりますよ。壁に貼るよりは床の装飾に使う人の方が多いようです。

2. 凹凸付きのタイル

凹凸付きのタイルはとても斬新なものです。そのデザインはいつも複雑で、まさに芸術作品であると言えるでしょう。

浴室だけに限らず、キッチンでも凹凸付きのタイルはよく使われています。浴室でもキッチンでも、この種のタイルの場合は床よりも壁の装飾に使われていることが多いです。

Some figure

壁の中間あたりまでをタイルで装飾して上部はペンキで塗って済ませることもできます。そのほうが実用的かもしれませんね。もしくは上部をペンキ塗りする代わりに、表面が滑らかなタイプのタイルを組み合わせて使ってみるのもいいでしょう。

凹凸付きのタイルを用いることにより、ダイナミックで生き生きとした雰囲気を作り上げることができます。部屋一面をシンプルなタイルで飾り、全体を取り囲むフチの部分にだけ凹凸付きのタイルを飾るというのもいいでしょう。こういったコントラストは見ていてとても気持ちがいいですよ。

薄めであまり目立たないような色のタイルを使う場合には、違った質感のものを組み合わせてみるといいでしょう。

3. サイズや形、色が異なるタイル同士の組み合わせ

最後にもう一つ紹介させてください。これまで見てきた二つのアイディアは、壁全体もしくは床全体の大部分が同じデザインのタイルで覆われていました。しかし、ここでは違うタイプのタイルを合わせて浴室を装飾するやり方も考えてみましょう。

こうすることで、浴室内をエリアによって区切ることができるのです。つまり、このタイルが使われている部分はシャワーエリア、別のタイルのところは洗面台、といった具合です。これにより、視覚的にもわかりやすくなり、コントラストも生まれますよ。

互いに補い合うような明るすぎない色なら、異なる色を組み合わせて使っても問題ありません。また別のやり方しては、床と壁で使うタイルを変えてみる、というのもアリですよ。

Some figure

もっとコントラストを出したいなら、色だけでなくサイズや形が異なるものを組み合わせて使うのがいいでしょう。例えば、床には六角形のタイル、壁には長方形または正方形(これが最も一般的なタイルです)のタイル、という感じです。小さな長方形のタイルなら、クギ型に貼り付けてみるのもいいでしょう。

無地のタイルと柄付きのタイルとのコントラストを楽しむことも大事です。きっと仕上がりを気に入ってもらえると思いますよ。

さいごに

ご覧の通り、思わず目をとめてしまうようなデザインを浴室内に生み出すことは誰にでもできるのです。もちろんこのテクニックはキッチンにも活かすことができますよ。全ての可能性を考えてくださいね。あまり過度な装飾になりすぎないように、ちょうどよく異なるスタイルのタイルを組み合わせればいいのです。そうすれば快適で自然な雰囲気の空間が出来上がりますよ。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。