リフォーム会社が伝えない4つの事
リフォームでよくあることですが、最初はすべてシンプルだったのに、次第に複雑になってくることがよくあります。リフォームで困ることがないように、リフォーム会社が伝えないことが多い4つの事について知っておきましょう。
リフォームをする上で、いかなる問題に直面しても、事前に知っておけば慌てずにすみます。そうでないと、どんどん拡張される終わらない工事に絶望的な気持ちになることでしょう。この記事では、こうした裏事情をご紹介します。また、なるべく早期にリフォームした家で過ごせるように、工期を延長させない秘訣をお教えします。
最後には夢の家に住むことができるはずです。リフォームに関するあらゆる頭痛の種を乗り越えた先には、大きな達成感が待っています。
1.工期は予定より長引く
施工会社が伝えない大きな問題の一つが工期のことでしょう。数日のはずだったリフォームが数週間になり、その間家に住むことができないことも。許可が下りるのにも、素材が届くのにも時間がかかることが一般的です。予測してなかった事態が起こることもあります。例えば、業者の中には日程通りに仕事を始められない人もいたりします。
予定より工期は延びるということを肝に銘じておきましょう。つまり、施工会社が5日と言ったら、1~2週間は見ておくことです。そうすれば工期の延長に冷静に対処できます。もちろん、工事に時間がかかり過ぎるようなら、その都度請負業者に文句を言ってもいいでしょう。
2.見積額より高くなる
どんな工事でも、まず見積もりを出してもらい、それに同意したら工事が始まります。大抵は見積額より多く払うことになるのですが、それを知らない人もいます。考慮していなかったことや、予期せぬ事態が起こるものです。
時にはリフォームを広げる決定をするかもしれません。工事が始まり、家がめちゃめちゃになると、浴室のような他の部屋もリフォームしたくなるものです。
また家に新しい断熱材を取り付けたくなるかもしれません。そうこうしていると予算は大幅に跳ね上がります。
大切なのは、最初から目的を明確にしておくことです。そして予算を書いた紙に、業者とあなたの両方の署名をします。そうすれば業者は後で予算を上げることができません。
家のリフォームには費用を削減する方法があることも知っておきましょう。そうした方法を使えば、こうした問題は避けられます。
3.予期せぬ状況
不測の事態に備えて計画を立てましょう。許可の取り忘れ、建材の遅延、または何らかの事故など、遅かれ早かれ、予期せぬ状況は起こります。その結果、業者は工期を遅らせ予算も引き上げられます。
予期せぬ状況に陥らないようにするには、事前に徹底的に調べておくことです。できるだけ早くリフォームをしたいと思うかもしれませんが、急いで行うことはお勧めしません。不測の事態を最小限に抑え、工期を短縮するためにも、しっかり分析しておくことが大切です。
使用する建材のことや、注文状況について把握しておく必要もあります。これが不測の事態を回避することになります。あとは忍耐強く、発生する問題をできるだけ早く解決していくことです。
4.業者間の伝達ミス
例えば、台所をフルリフォームするなら、多くの業者が工事に携わります。石工、大工、配管工、電気技師などです。彼らが常に同意しているとは限らず、彼らの間で議論になることがあります。その結果工期が延びるのです。また、こうした業者のうち、一人のスケジュールが遅れれば、他の業者の工程にも影響します。
必要なすべての業者を下請けとして契約しているリフォーム会社に頼むのが一番です。そうすれば第三者に依存する必要がなくなり、不測の事態も減るでしょう。