カラーセラピーを利用して家に調和を!
色は人の気分に影響し、インテリアをもっと明るく、陽気で、リラックスできるような雰囲気にしてくれます。ですので、今回はカラーセラピーをご自宅で利用する秘訣についてお話ししようと思います。
カラーセラピーの使い方―色の持つヒーリングパワー
色は常に気分と関わっています。例えば、自分の好きな色を身に着けたときの気持ちを思い出してみてください。
カラーセラピーはオルタナティブセラピーです。このタイプのセラピーは、色付きの光や特定の色を含む環境が、病気の治療や健康の向上に役立つとしています。ストレスや不安、うつなどの治療にもよく使われています。
さまざまな色との関りは、文化や社会的文脈にその大部分が左右されます。しかし、グリーンという色がすぐに自然を連想させるなど、共通した関連性もあります。
なんにせよ、色が感情を感じるきっかけになることは明確なので、正しい使い方を知っていれば、装飾やインテリアデザインの中でうまく活用することができるのです。
家でカラーセラピーを利用してみよう
色彩心理学について耳にしたことがある方はたくさんいるでしょう。これはポジティブな感情を作り出し消費者にもっと買ってもらうために、大手ブランドが使っている手法でもあります。
暖色や寒色についてもよく話題になります。こういった色をどのように使うかにより、異なる反応を起こすことができるのです。例えば、レッド、イエロー、オレンジなどの暖色は、居心地のいい空間を作ることもできれば、敵意のある反応を引き起こすこともあります。
同じように、ブルーやグリーンなどの寒色は落ち着きと関係があります。ですが、ノスタルジーや悲しみを呼び起こす可能性も持っています。では、カラーセラピーをうまく使うにはどうしたらいいのでしょうか?
このセラピーでは色のバランスを取ることに焦点を当てます。どの空間にどの色をどれくらいの割合で使うかなどを検討します。
このバランスをとるいい方法が、ホワイトを使うことです。この色はさまざまな色を使う上で理想的なキャンバスとなってくれるからです。
さまざまな色
- ホワイト:ベージュ、ライトグレーなどと同様、これは寝室などのリラックスできる空間にぴったりです。こういった色は眠りについたりストレスを軽減するのに役立つ色です。
- レッド:この色は刺激的でエネルギーを与えてくれ、力や情熱と関係している色です。ですので、インテリアデザインの中にこの色を使いすぎることはおすすめしません。使いすぎると抑圧的になってしまうため、布などに取り入れるように使う方がいいでしょう。
- ブルー:カラーセラピーでは、これは感情の調整に最もよく使われる色です。落ち着きや調和、平穏などと関わっているからです。これは子ども部屋にぴったりの色です。暖色と組み合わせることで、冷たさとのバランスをとることができます。
- グリーン:これもインテリアに欠かせない色の一つです。すでにお話ししたように、この色は直感的に自然を連想させ、楽観主義、喜び、純粋さなどの感情を起こさせます。ですので、病院や学校などによく使われるのです。また、集中力を高めることにも役立ちます。例えば、家に書斎がある方はその装飾に使うといいでしょう。
- ピンク:これはあらゆる環境をエネルギーで満たしてくれる色です。ピンクは女性とつながりがありますが、アールデコスタイルの家で人気が高まっています。壁をピンクに塗れば、ハッピーな気持ちになること間違いなしです!
- イエロー:この色は本質的な抗うつ剤であり、脳を刺激しクリエイティビティを促してくれます。これも子ども部屋にとってもおすすめな色です。
カラーセラピーについてのアドバイスを楽しんでいただけたでしょうか? ぜひ実践してみて、気分がどう変わるか感じてみてください! きっとやってよかったと思えるはずです。