フラワーアレンジメントを楽しもう!
美しいフラワーアレンジメントを作るために、まずは基本について知っておきましょう。フラワーアレンジメントの世界では、バランスとボリューム、リズムと調和、そして色の組み合わせがとても重要です。
店で購入した花にしても家で育てた花にしても、花、グリーン(葉物)、花器、部屋の間に調和を生み出すように心がけてみてください。フラワーアレンジメントはインテリアの一部であり、素敵なフラワーアレンジメントは部屋をより魅力的にしてくれますよ。
フラワーアレンジメント作り
ここでは、フラワーアレンジメント作りの基本についてご紹介します。
バランスとボリューム
フラワーアレンジメントでは、バランスがとても重要です。大きさに関わらず、花を飾る花器に合わせて花をアレンジしていきます。
片側だけに花を飾ったり、真ん中にグリーンを持ってこないようにします。花やグリーンの数は、花器に合わせて決めましょう。
リズムと調和
フラワーアレンジメントでは、1種類の花だけで作ってもいいですし、いくつかの種類の花を組み合わせることもできます。また、グリーンを組み合わせるのもいいですし、組み合わせないこともできます。実際、上手くアレンジすることができれば、グリーンだけでも美しく優雅に作ることができますよ。
コントラストをつける場合には、さまざな形や色の花やグリーンを使ってみましょう。
同じ色の1種類の花だけを使う場合には、1種類のグリーンと組み合わせることで個性やリズムを表すことができます。
作り始め
フラワーアレンジメントをバランスよく作るためには、まずは中心を決めます。そこから他の花が広がるように挿していきます。これは、1種類の花だけの場合とさまざまな花を組み合わせた場合のどちらにも使うことができる方法です。
アレンジの方法はたくさんあります。ただし、1種類の花だけを使うにしても、より複雑なフラワーアレンジメントを作るにしても、ラウンド、ファン、ホリゾンタル、ヴァーティカルなどの基本形については覚えておきましょう。
通常、茎の長い花を中心に持っていくとバランスが良くなります。しかし、形の外側に花を挿すことで、複数の中心を作ることができます。この方法は、グリーンのブーケを作るときにも応用できます。
フラワーアレンジメント
キクやユリなどのような個性的な形の花は、中心に挿します。中心に挿すことで、他の花を遮ることがなくなります。
カーネーションなど小さな丸い花は、ダリアなど大きな花よりも高くなるように上部に挿します。これで、大きな花に埋もれることがありません。
フジやヤナギなどのライン状の花は、長い茎を残したままにして上から垂れ下がるように飾ることで、とても大胆で美しいフラワーアレンジメントになります。
完璧な色の組み合わせとは?
花の色を選ぶ前に、家具やインテリアを考慮して、花を飾る場所について考えます。花の背景はとても重要な役割を果たしてくれますよ。
部屋のセンターピースとなるように花を飾りたい場合には、コントラストを作りましょう。あるいは、インテリアに溶け込ませたい場合には、壁や家具などのカラーパレットに合わせて色を選びます。
フラワーアレンジメントに自信がない場合は、1~2種類の花と葉を使ってシンプルなブーケ作りから始めてみてください。
色の組み合わせ
- 青:アイリスやヒヤシンスのような明るく濃い青色の花は、白いユリと組み合わせることで美しいコントラストを作ることができます。または、明るい紫色やピンク色の花(グラジオラスやバラなど)と合わせるのもおススメです。
- 黄色:黄色い花は赤い花との相性がぴったり。暖色の花でよく使われるのは、チューリップ、カーネーション、ガーベラなどです。目を惹きつけるようなフラワーアレンジメントになりますよ。
- 白:白の花だけでも、パステルカラーの花と合わせても、魅力的なフラワーアレンジメントを作ることができます。その中でもチューベローズ、フリージア、ダリアは人気があります。パステルカラーの花を探している方には、さまざまな色彩から選ぶことができるランはいかがでしょうか?
- 緑:グリーンはどんな花にも調和することができ、フラワーアレンジメントをより魅力的にしてくれます。