フランス流インテリアデザイン

14 1月, 2020
エレガントで繊細なインテリアにしたければ、フランスのインテリアスタイルを見習ってみましょう。

フランスを訪れたことがある人なら、フランスのインテリアを見て衝撃を受けたことでしょう。フランス人は物の見せ方が上手で、細部にまでこだわります。今日はフランス流インテリアデザインについてご紹介します。

フランス人は、パブリックスペースとプライベートスペースのどちらでも、見栄えのする物を好みます。言い換えれば彼らは、自分のセンスと繊細さを表現する独特で精巧なインテリアデザインに多くのエネルギーを注いでいるのです。

フランスの装飾で最も重要されるのは、あらゆる装飾アイテムを使用しながらも、頑丈でありダイナミズムに溢れているという点です。装飾アイテムはお互いに一致し、調和が取れていなくてはいけません。フランスの装飾は美的な二分法ではなく、装飾を構成する要素を結びつけることを目的としているのです。

フランスの装飾スタイルの起源は?

フランス式のインテリア

フランス流インテリアの起源は謎めいたものではありません。その起源は宮殿装飾です。貴族とブルジョワが始めたもので、17世紀には彼らは家のインテリアを細部までこだわる事を重要視するようになりました。

ベルサイユ宮殿がフランス式装飾スタイルの最高の見本です。数世紀が経った今でも、ベルサイユ宮殿はフランス装飾の手本として貴重な存在です。貴族から生まれたこのスタイルは、栄華を極めた過去の宮殿を思い起こさせます

この宮殿スタイルを言葉で表現するのは難しいですが、形容するのによく使われるのが、繊細、エレガント、緻密、しなやか、動き、ダイナミズム、テクスチャ、多色彩といった言葉でしょう。

アートと装飾が一緒になると、息をのむような真に美しい環境が出来上がる

優雅なフランス流リビングとダイニング

フランス式のインテリア

リビングルームはゲストをもてなす場所で、さらに、家族が多くの時間を過ごす場所でもあります。それを考えると、リビングルームのインテリアにはこだわりたいものです。エレガンスさを出すために装飾をグレードアップしたいなら、フランス人を手本にしてみてはどうでしょう。

  • フランス風装飾スタイルでは、家具のデザインが大きな役割を果たします。椅子はカーブして丸みを帯びているか、石段のような山なりの形状で、まっすぐの物は避けましょう。テーブルにも同じことが言えます。
  • カーテンはテーブルと椅子に沿って流れるようなイメージにしましょう。17世紀、18世紀のデザインコンセプトであったドラマチックな演出を目指して、ダイナミックに開く物を選び、もちろんトップのバランスにも気を配ります。
  • 床は木を貼りましょう。そして幾何学模様やデザインのある大きな敷物を置きます。そうすれば部屋の全てが調和したシャビーシックな素敵な空間になるはずです。

壁の色はシンプルに

フランス式のインテリア

壁を何色にするか悩んだら、答えは簡単です。合う色を選ぶのに悩む必要はありません。

メインカラーとなるのは白です。どの色とも調和して、色彩バランスが取れる色です。もちろん調和するのであれば、他の色を使っても大丈夫です。

この装飾スタイルで人気なのがパステルカラーです。明るい緑や青、サーモンピンクのような温かい色合いもエレガントな雰囲気になります。

色はインテリアを生き生きとさせます。

他のフランス風装飾アイテム

フランス式のインテリア

エレガントなフランス風インテリアを目指すなら、他にも使えるアイテムは沢山あります。いくつかをご紹介します。

  • 鏡:沢山の鏡を置く必要はありませんが、とても便利なアイテムです。鏡は部屋に奥行きをもたらし、他の家具がもたらすダイナミズを損なわないようなフレームを選ぶことが可能です。動きのある曲線の鏡を選びましょう。
  • 中央に飾る照明器具:これは絶対必要です。円形、ダイヤモンドの形、もしくは別のカットのガラスをふんだんに使ったシャンデリアは豊かさの象徴です。
  • 植物:植物がもたらすのは、自然な感触と色だけではなく、感情的で繊細な雰囲気です。
  • チェスターフィールドのソファ:リビングルームにはソファが必要です。革でもベルベットでも、チェスターフィールドのソファは素晴らしい選択でしょう。
  • Lava Oliva, Rocío: Interiorismo, Vértice, 2008.