キリスト降誕シーンをリサイクル品で作る
キリスト教圏では、クリスマスの時期には家や学校、職場にキリスト降誕シーンを表した飾りが成されることが多いでしょう。祝祭の雰囲気を出すのに最適なデコレーションです。今回はクリスマス気分を盛り上げるキリスト降誕シーンを、どうやってリサイクル品で作るか紹介していきます。
今まさに捨てようと考えている物は、他の物として使える可能性があります。そうすることで少しでも環境を救うことができるでしょう。もし一つのアイテムを再利用して二度使ったとしても、それからもまだまだ使える可能性があることは忘れないようにしましょう。
クリスマスの時期は張り切ってデコレーションにも熱の入るものですから、装飾アイテムも新しく高価で印象的なものを使いたいという気持ちになりがちです。しかしそんな風に思う必要はありません。どんな素材でもキリスト降誕シーンを作り出すことができます。
家族の伝統〜キリスト降誕シーンを飾る〜
キリスト降誕シーンを再現した装飾は、キリスト教文化圏では古くから深く根付いた伝統です。クリスマスの時期にはキリスト降誕シーンはクリスマスツリーやライト、きらきらと光る金属のものと一緒にデコレーションの必需品となっています。
そうした文化圏に生きる人々にとって、この伝統を維持して親から子へと伝えることはとても重要です。クリスマスの飾り付けをすることは、家族全員が関われるとてもシンプルで大事な伝統なのです。
自分だけのキリスト降誕シーンをリサイクル品で作る
誰でもいらなくなったものをリサイクルする義務があります。容器やプラスチックのパッケージなどを毎日捨てるかわりにもう一度再利用してみることを考えてみませんか?
ここではどうやって実際にキリスト降誕シーンに使えるプラスチックの容器やパッケージをリサイクルするか、いろいろな方法を見ていきましょう。
- ヨーグルトの容器はお城や建物を作るのに最適
- 日本では見つけづらいですがダノンの販売するActimelという乳酸飲料のボトルは上の部分が細く下の部分が太くなっているので人の形として完璧な役割を果たします。似たような飲み物の容器を使いましょう。
- 空き缶は、噴水、食料やわらをいれる入れ物、赤ん坊であるキリストの寝る飼い葉桶などとして使えます。
- ガラス瓶は、火を中に入れて灯りや焚き火などに見立てたり、ものを入れる容器としても使えます。
木や紙の箱を再利用する
紙でできた箱や木は捨ててしまいますが、様々なことに再利用できます。以下はキリスト降誕シーンを作るために使えるアイディアです。
- 靴の箱
靴を買った時には箱に入ってきますが、キリストが生まれた馬小屋として使えます。深さといい幅といい、馬小屋にぴったりなサイズです。もし茶色の箱であれば、塗る必要もありません。
- 箱などに使われている厚紙を張り合わせて、馬やお城を作ることができます。
- 果物が入っていたような木箱は、町作りに適しています。街並みの外枠として使ったり、木をばらして、荷車などを作るのに使ってもよいでしょう。
古くなってしまった卵を活用する
うっかり賞味期限が切れる前に食べられなかった卵。すぐに捨ててしまいますが、クリスマスにはそんなことする必要はありません。
- 卵に鼻や口、髪の毛、目を描く。ロバや雄牛などのキリスト降誕シーンに必要なキャラクターはすべて卵で作れます。
- 卵を使うことでキリスト降誕シーンを楽しくコミカルな雰囲気にすることができます。
- もっと本物っぽくするには生地を貼り付けるとよいでしょう。
その他
泥でも人や家、建物などを作ることができます。それに子供たちは泥で遊んだり違うものを作ったりするの大好きですからね。
そして厚紙の筒も人を作るのに、アルミホイルは川を作るのに向いています。砂やストローは道や自然な環境を作るのに使えます。
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Spörr, Walter; Von Mehart, Nenna: Cómo hacer belenes, Ceac, 2003.