最新トレンド:革の取っ手で家具を変身させよう!

革の取っ手はインテリア界における最新トレンドのひとつです。そして何よりも自分で簡単に作ることができます。
最新トレンド:革の取っ手で家具を変身させよう!

最後の更新: 02 9月, 2019

古い家具に飽きてしまったら、今こそ新しい命を吹き込むときです。だからといって、完全なイメージチェンジや後で後悔するような極端なことをしなければならないというわけではありません。この記事では、最新のインテリアの流行である「革の取っ手」についてご紹介します。タンスや家具の改装はあなたが思うよりもずっと簡単なのです!

最新トレンド「革の取っ手」

革の取っ手

インテリア界では、ラスティックスタイルや北欧スタイルが流行中です。これらのスタイルが持つたくさんの興味深い家具や装飾的な機能の中から、今日は特に「革の取っ手」に焦点を当てていきます。

革の取っ手には、水平タイプと垂直タイプの主に2つの種類があります。水平タイプの取っ手は非常に人間工学に基づいており、ラスティックスタイルやクラシックスタイルの家にぴったりです。垂直タイプの取っ手はより革新的で独創的であり、指1本または2本で引き出しを開けることができるので、とても使いやすいです。このタイプは、特にスカンジナビアスタイルやボヘミアンスタイルの家に適しているでしょう。

どちらのタイプを選んだとしても、家具に取り付けるための通しボルトが必要となるでしょう。

革の取っ手はどこに使える?

基本的には、好きな場所に取り付けることができます。家のどこに取り付けてもとても素敵に見えるでしょう。

1.キッチン

革の取っ手

このアイデアは万人向けではありません。キッチンでは、革の取っ手はすぐに汚れてしまいます。革は手入れが簡単な素材ではなく、特に油汚れや他のべたべたしたものがくっついている場合にはきれいにするのが大変です。しかし、あまり使用することがない家具がある場合や引き出しを開けるときに手袋を着用する場合、または引き出しを開ける前に手を洗うの場合には、素敵な選択肢となり得るでしょう。

美学に関して言えば、革の取っ手はラスティックスタイル、ビンテージスタイル、スカンジナビアスタイルにとても見栄えします。

2.寝室

革の取っ手

革の取っ手を使用するのに、寝室は最も適した場所のひとつでしょう。タンス、クローゼット、ドレッサー、食器棚のどこに使用したとしても、家具にまったく新しい見た目を与えてくれます。赤ちゃんの部屋、子供部屋、または主寝室のどの部屋でも使用することができ、さまざなま装飾スタイルと合わせることができます。

3.リビング

革の取っ手

アンティーク家具を持っており、元の取っ手が少々古びている場合には、革の取っ手で美しく変身させることができます。または、ダイニングに良質の陶磁器用の古い飾り戸棚がある場合やテレビボードに引き出しがある場合にも、素敵な選択肢となるでしょう。

また、玄関ホール、ダイニング、リビング、または廊下の家具にも革の取っ手を取り付けることができます。

革の取っ手の作り方

革の取っ手の作り方

水平タイプ、垂直タイプのどちらにしても、革の取っ手作りはとても簡単です。引き出しや扉にちょっとしたイメージチェンジを図るために、古いベルトを再利用することもできます。

垂直タイプの取っ手を作るには、長さ約4~4.5インチ(約10.16~11.43センチ)の革のはぎれが必要です。水平タイプの取っ手には、もう少々長いはぎれが必要となるでしょう。まずは、正確な必要サイズを知るために、引き出しや扉のサイズを測ります。

その他にも、ナイフ、ペン、ビス、ビスカバーキャップ、定規、そしてドリルが必要です。

垂直タイプの取っ手

垂直タイプの取っ手を作るには、まずは希望の長さに革のはぎれを切ります。半分におり、ビスを通す場所に印をつけます。革の両端にドリルを使って穴をあけます。(ビスを通す穴と革の端の間は、約0.5インチ/約1.27センチあけることがお勧めです。)

次に、引き出しまたは家具に取り付けます。単に元の取っ手がついていた穴を使用することができます。引き出しの裏からビスを通し、さらに取っ手の穴に通したら、キャップを締めて完成です。

水平タイプの取っ手

取っ手が輪っか状ではなく、まっすぐになっている以外は、垂直タイプの取っ手を作る工程とほとんど同じです。今回は1つの取っ手に対して2つのビスを通す必要があります。必要な革の長さを知るために、元の穴の間の長さを測ってから作業にとりかかりましょう。

革の取っ手はとても魅力的であり、さまざまな興味深い組み合わせを作るためにあらゆる色の家具に加えることができます。お勧めとしては、白の家具にこげ茶色または黒の取っ手、こげ茶の木製の家具にベージュまたは白の取っ手の組み合わせです。

そしてもちろん、ビスカバーキャップの色で楽しむこともできます。革や木によく合う、ゴールドやシルバーのビスカバーキャップがお勧めです。