額縁のサイズ選びは慎重に!

飾りたい絵や写真にぴったりハマる額縁を探すには、正しいサイズ選びがとても重要です。額縁が合っていないせいで中に飾られているものまで台無しになってしまったら嫌ですよね!
額縁のサイズ選びは慎重に!

最後の更新: 01 6月, 2019

どの額縁にも、中の絵や写真を守ることと装飾品としてオシャレに見せること、の二つの役割があります。そんな額縁に関して今回着目したいのが、正しいサイズの選び方についてです。なぜなら、絵や写真と相性の悪い額縁や、スタイルの全く異なる額縁を選んでしまうことが多々ありますし、そのせいで飾られているものが台無しになってしまうこともあるからです。

ここからは、いくつか額縁選びのコツをご紹介しますので、きっとあなたにもぴったりなものが見つけられますよ。

フチが広めな額縁はもう古い?

古い絵画などは、フチが広く、精巧なつくりの額縁に飾られていることが多いですよね。そのせいで、中の作品よりも額縁の方が目立ってしまっていることもあります。もちろん、それが狙いの場合は大きくて凝ったつくりの額縁を選べばよいのですが、もっと中身に注目を集めたいのであれば、そういった額縁は避けるべきです。

もちろん、好みに合わせた額縁を選ぶことはとても大事なことなのですが、その上で、もしどうしてもフチが広い額縁を使いたい場合は、中に飾る絵や写真自体が大きい時と、飾る空間が十分広い時だけに限った方がよいでしょう。

反対に、狭い壁にフチの広い額縁を飾ってしまうと、混み合っているように見えてしまいます。また、額縁の隣に鏡を掛けておく場合には、フチが広いものは額縁か鏡、どちらか一方だけにしてください。

エントランス 額縁のサイズ選び

フチの広めな額縁が悪いというわけでも、時代遅れだというわけでもありませんが、絵や絵画を際立たせるためにはどのように、どこに飾ればいいのかを知っておく必要があるということです。そうでないと作品の魅力を損なってしまう恐れがあります。

主役は絵や写真

もうお分かりのように、一番大切なのは額縁の中身なのです。したがって、適切なサイズの額縁選びにおいては、中身の作品の大きさがカギとなります。

同じことが写真やそれを飾る額縁についても言えます。お店に行って、一番気に入った商品を手に取ることはよくありますよね。このように、サイズやスタイルを気にしなければ、額縁を選ぶのはとても簡単です。

額縁のサイズ選び

素敵だな、と思う額縁を見つけても、その額縁のせいで中に飾る絵や写真との調和が崩れてしまうことだってあり得るのです。何を言っているのか分かりにくいと思うので、ここからはどんなタイプの額縁がどんな絵や写真と相性がいいのか詳しくみていきます。

肖像画や古い絵画、静物画

こういった、古い時代を思い起こさせるような絵画は、大きくて装飾が豪華な額縁に入れたほうが見栄えが良くなるでしょう。先ほど申し上げたように、フチが広くて凝ったつくりの額縁は数十年前まではとても人気がありましたが、まさにその時代と同時代に描かれた絵画が、そういった額縁にぴったりなのです。それに、バロック式の額縁 以上にこの種の絵画と相性のいい額縁など存在するでしょうか?

さらに、そういった額縁は、絵画を補填してその魅力を最大限に引き上げてくれる最強のアイテムです。きらびやかな絵画を平凡な額縁に入れてしまうのはもったいないですよね。

形式ばらない写真や最近の写真

こういった写真の方が家にたくさんあるのではないでしょうか。友達と撮った写真や恋人との写真、家族の写真などは誰の家にもあるものです。こういったタイプの写真には、もっと現代的で写真の邪魔をしないようなデザインの額縁を選ぶことをオススメします。フチが狭めで、凹凸のないものなら、写真を保護するのにぴったりですし、かすかにではありますが装飾品としての魅力も高めてくれます。

額縁のサイズ選び

飾りたい絵が小さい時にはどうすればいい?

最近、小さなサイズの絵画やアート作品がトレンドになってきています。小さな絵画は、何枚かをコラージュのように組み合わせて一面に飾られることが多いようです。その場合、やり方は二つあります。

もしそのようにいくつかの絵をコラージュ状に飾りたいのであれば、装飾などもあまりなく、小さなサイズの額縁を選ぶのをオススメします。これは、いくつか額縁を並べてしまうと中の絵画が目立ちにくくなってしまうからです。

見たいのは額縁よりも中の絵画ですよね。こういったコラージュはキッチンなど、普通あまり絵や写真を飾らないような場所に作るととても楽しいかもしれません。キッチンに新しい風を吹かせましょう!

もし飾りたい絵画が一枚だけなら、大きくて人目を引くような額縁を選ぶのがいいでしょう。それが絵を目立たせるためにベストな方法です。もし逆に小さな額縁を選ぶと、あまり存在感のないものになってしまいますよ。この組み合わせは、玄関寝室に特にぴったりです。