いらない布でDIY!パッチワークでベッドカバーを作ろう
余った布でパッチワークキルトやブランケット、ベッドカバーを作るのは昔からの伝統的な裁縫技術の1つです。自分のベッドカバーを作ったりパッチワークを楽しむ方法を勉強してみましょう。
寝室を快適で過ごしやすい場所にするには自分の好きな色やテクスチャで部屋をコーディネートするのが一番です。新しいベッドカバーが欲しい、パッチワークにチャレンジしてみたい、何より楽しんで裁縫をしてみたいという方、今回の記事はそんなあなたのためのものです!ここでは、色んな布を使ってパッチワークでベッドカバーを作る楽しいアイデアをご紹介いたします。
手順どおりに進められれば、いらなくなった布もうまくリサイクルすることができます。エコにもつながり一石二鳥ですよ。
布を選ぶ
まずはパッチワークに使いたい布を家の中からかき集めましょう。捨てるつもりだった布を使うといいでしょう。着なくなった服や、使わないシーツ、カーテンなども使うことができます。家族や友達に余った布がないか聞いてみるのもいいかもしれません。
次に、布の素材に注目しましょう。忘れてはいけないのが、完成したパッチワークキルトは自分のベッドの一部になるということです。当然柔らかくて肌ざわりの良いものがいいですよね。触った時にいやな感じがする布は今回はやめておきましょう。
色とデザインを選ぶ
生地が十分に集まったら、その中から一番自分の好きな生地を選びましょう。そしてその生地を中心にパターン、デザインを組み合わせてみてください。完成したキルトを想像しながら、自分の好きな色をうまく使って素敵なデザインになるよう配置を考えましょう。
必要な材料
パッチワークのためには以下の材料が必要になります。
- メジャー
- はさみ
- 糸
- 針
- マチ針
- 紙テープ
- 鉛筆またはペン
- ミシン(お好みで)
- 作業のしやすいテーブル
- アイロン
採寸する
次に、ベッドカバーのサイズを測りましょう。非常に大切な工程ですので注意しながら行いましょう。作成するパッチワークは元のベッドカバーと同じサイズでも問題ありませんし、大きくしてもいいでしょう。メジャーを使って必要なベッドカバーのサイズを決めましょう。
布を切る
DIYの最も良いところは、ルールや誰かのやり方に従う必要がないことです。正方形、三角形、または色んなサイズの長方形に切り取るのも楽しいかもしれません。全ての布を同じサイズと形に切るのでももちろん問題ありません。選んだ布の大きさを確認して、どんなサイズや形に切るのが適してるか、または自分がどんなパッチワークにしたいか考えてみましょう。
縫製前の確認を忘れずに
全てのピースを縫い合わせる前に最終確認をしましょう。実際に縫製する形に布を配置してください。サイズや組み合わせは合っているでしょうか?縫っている最中に間違いに気づいた、ということがないようにチェックは念入りに行いましょう。
布の両側に番号や文字でしるしをつけておくのがおすすめです。そうすればどの布が隣同士になるかとても分かりやすいですよ。もしくは、その場の感性に全てを任せる!という方はマークなどはせず、ランダムに布を縫い合わせていくのも楽しむことができるでしょう。
縫製しよう
全ての確認が済んだら縫い始めましょう。それぞれの布には0.5cmの縫いしろを残しておくようにしましょう。これを考慮しなかった場合、完成したキルトやベッドカバーが予定よりも小さくなってしまうので気を付けてください。ミシンを使うのがおすすめですが、手縫いで進められる方はそれでも問題ありません。
布を裏側に向けて縫い合わせていきましょう。縫い目は裏側に見えることになります。布のピースを追加していくたびに正しく縫い勧められているか確認するようにしてください。そうすることでミスやサイズ違いを防ぐことができます。
手縫いで進める場合は少し時間がかかるでしょう。また、頑丈にするために使う糸は太めのものを選んだ方が良いです。細い糸を使うとせっかく縫い合わせた生地がバラバラになってしまうことがあります。
アイロンをかける
キルトまたはベッドカバーが完成したら、縫い目を綺麗にするために布全体にアイロンをかけましょう。
別の布を裏地にする
上の全ての工程が終わったら、肌触りのいい布と完成したベッドカバーを並べてみましょう。これは補足ですが、元々持っているカバーが裏地になるように完成したパッチワークと縫い合わせましょう。そうすれば、パッチワークの縫い目も隠れ、カバーとしての触り心地もさらに良くなります。
洗うのも忘れずに
パッチワークの完成まで日数がかかってしまった場合は、使い始める前によく洗うことをおすすめします。洗濯が終われば、世界にたった1つの可愛くて素敵なパッチワークの完成です!
最後に
今回ご紹介したDIYは節約になるのと同時にとても楽しい遊びでもあります。ベッドリネンは高価な物も多く、そして自分のお気に入りに出会うまで苦労します。これらの理由から、既に家にあるはぎれを使って自分だけのキルトを作るというアイデアは本当に役に立つのです。
そして、リサイクルはとても大切なことです。古着がある時は、すぐに捨てようとせず、何か別の使い方ができないか考えてみましょう。いつでも必ず他のアイデアは見つかります。今回の記事もぜひ参考にして、素敵なベッドルーム作りに役立ててくださいね。