新しいトレンド!?タイヤチェアを作ろう!
リサイクルや環境保全についての関心が社会の中で高まっています。その結果、一度は使えないと考えられていたものを再利用するため、様々なアイディアが提案されてきています。車のタイヤもその一例です。車のタイヤがあれば、新しいトレンドである、タイヤチェアを作ることができるのです。
タイヤのゴムの部分はゴミ処理場によく捨てられており、環境に非常に有害です。これに対し、不要なタイヤがどんどんたまっていかないように、色々な方策が思案されてきました。
ヨーロッパでは、車のタイヤの約50%がリサイクルされています。残念ながら、これはつまり残りの50%はどこかの土地に溜められるか燃やされるかしており、深刻な汚染を引き起こしているのです。では、インテリアの世界が考え出したタイヤの再利用法について見ていきましょう。
古タイヤはどこで手に入る?
スペインは、車の古タイヤのリサイクルに関する認識の高さを誇っています。2005年から、スペインの国民は新しいタイヤを買う際に、将来それをリサイクルするときに使うための少額の料金を支払っています。そのお金のおかげでスペインは古タイヤの蓄積を大幅に減らしてきました。
さらに、ほとんどの古タイヤは再利用されています。産業燃料の材料や、公園、新しい道などなど…。ですので、古タイヤは最近見つけにくくなっているかもしれません。
ですが、ご自身の車やご友人の車のタイヤ交換をしてもらうときに手に入れることができます。古タイヤをインテリアとして活用してみましょう。
タイヤチェア
古いタイヤはいろいろなものを作るのに使うことができます。おすすめを一つ選ばなければならないとしたら、間違いなく椅子でしょう。以下で、古タイヤをユニークな椅子に変身させる3つのアイディアを見ていきましょう。
1.カラフルなスツール
おすすめの一つがタイヤのスツールです。デッキや庭などにゆったりした雰囲気を作るのにぴったりです。さらに、作り方も簡単なのです。
- スツールの高さをどれくらいにしたいかによりますが、必要なのは1~2個のタイヤだけです。
- 作業に取り掛かる前に、タイヤがきれいで消毒済みであることを確認しましょう。
- 次に、タイヤの上に丸い木の板をはめて、シート部分を作ります。ホームセンターなどで板を作ってもらうことができます。
- 最後に、お好きな色に塗れば完成です。
2.麻糸のスツール
色を塗ったタイヤは、陽気で楽しい空間を作るのにぴったりです。ですが、ラスティックスタイルの、くつろげてなごむような雰囲気を目指している場合は、麻糸のスツールがおすすめです。
これもとても簡単にできます。ペンキの代わりに麻糸を使うだけです。タイヤ部分全体に麻糸を巻き、タイヤが完全に覆われるようにします。
とても素敵な作品ができるはずです。それがかつては古タイヤだったとは誰も思わないでしょう。
3.背もたれ付きチェア
タイヤを椅子にする場合、とてもたくさんの可能性があります。シンプルなものも作れますし、アームと背もたれのついた複雑なものもできます。
タイヤだけでできた椅子を作りたい場合、少なくともタイヤ4つと、いくつかのツールが必要です。前に挙げた例よりも過程が少し複雑になります。
- まず、2つタイヤを使ってベースを作ります。ドライバーで二つを固定します。こうすることで、椅子の構造をしっかりとして安定したものにすることができます。
- 背もたれ用にもタイヤを1つ使います。シートの穴を、しっかりした編み目や格子でカバーし、快適に座れるようにします。
- 仕上げに、最後の4つ目のタイヤでアームレストを作ります。
ペンキで色を塗らずそのままで使えば、カジュアルなインダストリアルスタイルの雰囲気を作ることができます。ですが、違った雰囲気を作りたい場合は、色を付けて楽しくしてもいいでしょう。
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- Campbell, Deanna: Arreglos para el hogar, Albatros, 2006.