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ニュートラルカラーを使った寝室作り

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インテリアデザインでは、ニュートラルカラースキームを使って大失敗するということはありません。今日は、寝室でニュートラルカラーを使う方法をご紹介し、プロにやってもらったような部屋を作るためのコツをいくつか見ていきたいと思います。
ニュートラルカラーを使った寝室作り
最後の更新: 11 4月, 2021

インテリアデザインにおいてニュートラルカラーについてお話しする場合、基本的には非常に限られた色を使うということを意味します。ニュートラルカラーとは明るく鮮やかな色とは対極に位置する色です。これはバランスが取れていて落ち着いた感覚をもたらすので、寝室にはぴったりの色なのです。

また、現在とても流行っており、すぐに流行から廃れることはなさそうです。ニュートラルカラースキームはどんな部屋でも活躍しますが、長い仕事の一日から帰ってきたときに人が求めるバランスの取れた感覚を作るのは、おそらく寝室がベストでしょう。

実際、寝室をニュートラルカラーにすることで、安心感と落着きを感じられ、夜の眠りが改善されることもあるのです。では、ニュートラルカラーではどんな色を使うことができるのでしょうか?

今日は、ここ数年実質的にお決まりのようになっていた典型的なバニラ色の寝室から脱却したいと思います。ニュートラルカラーには非常に多くの選択肢がありますので、完璧なコンビネーションが見つかるまであれこれ試してみるといいでしょう。寝室にはいじることのできる場所がたくさんあるので、さまざまな方法で選んだ色を取り入れることができますよ。

ニュートラルカラー:まずは床から

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寝室の床はすでにニュートラルカラーになっていることも多いものです。大理石やアーストーンの木やセラミックの床は、ニュートラルカラーの寝室を作っていく上で素晴らしいベースになってくれます。

そこで、まずは床から初めてゆっくりと上に上がっていくのをお勧めします。柔らかく分厚いラグはどんな寝室にでもマストアイテムで、ご自身のデザインの中にニュートラルカラーを足し始める最初のステップになります。

ニュートラルカラーのファイバーラグ(ジュートやサイザルなど)は寝室にぴったりです。暖かく居心地の良い雰囲気をお部屋に作りたい場合、ストーン、グレー、トープ、ホワイト、ベージュ、クリーム色などの柔らかい色味のもので、ウールのラグなどがいいでしょう。

大きな可能性を持った、あまり主張しない色を探してみてください。ラグは小さいものでもいいですが、ベッドの足元に大きめのラグを敷くとインパクトが強まります。かなり目立たせたい場合は、床全体を覆うカーペットを敷いてもいいですね。

寝室の壁

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ベースとしての床の次は、壁に取り掛かりましょう。まずは幅木やコーニス、アーキトレーブなどの部屋の構造上の特徴をチェックします。

インテリアの世界では、天井は壁の延長だと考えられるので、天井の梁などといった点についても考える必要があります。

カラースキームを計画し、何色使いたいか、どこに使いたいかを決めていきます。同じ色あるいは異なる色の濃さが違う色を二色以上使うと、部屋に深みや力強さを加えることができます。天井もただ白のまま残しておくのではなく、このカラースキームの中に組み込むことをお忘れなく。

ニュートラルカラーの家具

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家具は、さまざまな形や素材のものを使うことができるので、素晴らしいインスピレーションの源になりえます。木製家具はニュートラルカラーの寝室にぴったりです。ですが、塗料を塗ることで他の素材に同じような効果を作ることもできます。

ニュートラルカラーの寝室には鏡もおすすめです。これは壁掛けのものでも家具の中に取り入れるのでも構いません。鏡の付いたナイトスタンドやクローゼット、ドレッサーなどもこのテーマにぴったりです。

ニュートラルカラーの寝室とファブリック

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どんな寝室でも、テキスタイルは主役ですよね。実際、最もファブリックや布が集まるのが寝室なのです。カーテン、羽毛布団、ブランケット、ピローなども、ニュートラルカラーをさらにプラスする新しい機会を作ってくれます。

テキスタイルは手触りを工夫する機会も与えてくれるということを覚えておくのも大切です。さまざまな素材を取り入れることで、豊かな視覚的タペストリーを作ることができ、部屋をもっとおもしろい見た目にしてくれるのです。

サテンやシルク、そして豪華なベルベット、モヘヤなどの生地を組み合わせてみましょう。フェイクファーなどもニュートラルカラーの寝室にはとてもお勧めです。

人工蛇皮張りのものを使ってみたり、あるいはもう少し控えめにして細かい部分や小物に気を配ってみてはいかがでしょう。柔らかくくつろげる色の選択肢はとてもたくさんありますよ。