広めの廊下をオシャレに装飾するには?
この記事では、あなたのご自宅にある広めの廊下をオシャレに装飾する手助けとなるようなアイデアをいくつかご紹介します。
もちろん、とても長い、もしくは幅が広すぎる廊下がある家というのはあまり一般的ではありません。ですので、もし自宅にそういった廊下があるならとてもラッキーですし、広々とした雰囲気を活かせるように、装飾に是非とも力を入れるべきです。
玄関ホールと同じように、廊下というのはその家を訪れた人の、住人や家のインテリアスタイルに対する第一印象を左右するものです。大抵の場合、お客さんが家に入った時に一番最初に目にするのが廊下です。なので、廊下のインテリアは私たちがどんな人なのか、如実に表してしまうのです。
通常廊下は短くて狭い空間なので、余分に家具や装飾品を置いてオシャレに見せようとする必要はありません。
しかし、もし廊下が長く広々としているならば、家具を置くことを考えてみるのもいいかもしれません。家具を置く場合、スペースの計測はしっかし行うようにしてください。そうでないと、狭く歩きにくい廊下になってしまいかねません。
それでは、広めな廊下の装飾に使える家具や装飾品についていくつかアイデアをご紹介します。
廊下用の花瓶や壺
廊下が狭くて花瓶や壺を置きたくない時には、それほど場所をとらないような薄くて細長いものを選ぶべきでしょう。
しかし廊下が広いなら、もっと大きな花瓶や壺を選ぶことができます。その中に、花や枯葉、電飾などを入れるのもいいでしょう。もちろん花瓶や壺自体のデザインが素敵なら、中身は空でも問題ありません。
似たような装飾品にディミジョンボトルが挙げられます。これは持ちやすいように籐編みのカバーで覆われた容器です。
壊れやすい素材でできていることが多いので、置く場所には気をつけなくてはなりません。ドアのそばや、歩いていて足が当たってしまいそうな場所は避けましょう。
一方で、こういったアイテムはスペースの許す限り色々なやり方で飾ることができます。一般的には、サイズや形が異なるものを揃えるのがオススメです。それでももちろん、似たようなスタイルのものを選ぶ必要はありますよ。単色で組み合わせてみるのも一つの手です。
ベンチ
廊下が広いなら、片側にベンチを置くことも可能です。
廊下にベンチを置くと以下のような使い道があります。
- ただ座る場所として使う:もし廊下が十分明るければ、読書をするのにうってつけな場所になるでしょう。
- 棚として使う:ベンチを本や置きものを置く棚として使うことも可能です。本来は座る場所ですが、ただ見方を変えて背の低い棚として考えればいいのです。
- 収納スペースとして使う:シートの下に靴をそのまま置くのもいいですし、バスケットや箱を置いてその中にモノをしまうのもいいでしょう。
座る場所として使うのであれば、クッションなどを置いておくと居心地がよく見えていいでしょう。
棚
本棚は広めの廊下にとても映えますし、幅が広いので動かすのにもそんなにスペースはいりません。
もし家の中に本をしまうのに十分なスペースがないならば、廊下の片側の壁に沿って本棚を設置してみるのはいかがでしょうか?廊下が狭い場合は、鏡を並べて置くことで広々と見せる効果を狙えますよ。
さらに、廊下があまりにも広い場合には棚の部分が中ぐらいの高さから始まっているような本棚を選び、その下の部分にベンチを置くのもいいでしょう。
このやり方はご自宅の収納スペースを増やす、とても賢いやり方です。本や小物のほか、植物を棚に置けば、健康にも良い効果が得られるでしょう。
照明はとても大切
ここで再び、インテリアを考える上で光はとても大切だということを強調しておきます。しかし、全手の人がそこまで照明を気にかけているわけではないので、間違いをおかしてしまうこともあります。
大きな窓やバルコニーから自然光を取り入れることができれば理想的です。しかし必ずしもそうもいかないので、照明器具を上手に設置しなければいけません。
天井に取り付ける照明に加え、床にランプを置くのもいいでしょう。廊下の隅に置けば歩く邪魔にもなりません。大切なのは、あたたかで居心地のいい雰囲気を作ることです。ご存知のように、そのためには明かりは欠かせないものなのです。
また壁を白塗りにすることで、より明るく見えるという効果も狙えます。家具の色を選ぶ時にもこのアイディアは使えますよ。
モールディングやコーニス、幅木を使って広い廊下をオシャレに!
コーニスやモールディング、幅木といった装飾要素を用いることで、壁にエレガントさが出て広々とした廊下もオシャレになりますよ。
コーニス、モールディング、幅木、どれも広々としたスペースによく映えるのです。
全てではなく、この中から一つ選べば大丈夫です。あなたの好みや廊下の天井の高さに応じて選んでみてください。
- コーニス:壁の最上部の、ちょうど天井と壁の境目になるところに取り付けます。
- モールディング: 壁の中間くらいに取り付けます。他の二つより大きめな装飾です。
- 幅木: 壁の最下部、壁と床が接する部分に取り付けられます。
最後に
今回紹介したアイデアが役に立つことを願っています。最後のアドバイスですが、ご紹介した家具や装飾品は、どれも廊下のどちらか片側、同じサイドに置くようにしてください。両側にモノが置かれているよりも歩きやすい廊下になります。
過度な装飾に気をつければ、他のアイテム(カーペット、キャンドル、鏡、壁紙)も取り入れて楽しむのもいいですね。