やりすぎ注意!過剰な装飾を避ける方法

ご自宅が装飾品で溢れてしまってはいませんか?家具、オーナメント、花瓶や壺、写真、ラグなど過剰に装飾していませんか?インテリアで重要なのは、やりすぎないように節度を守って取り組むことです。
やりすぎ注意!過剰な装飾を避ける方法

最後の更新: 09 2月, 2019

家を装飾する際、空いているスペースがあるからといってその全てにオーナメントや家具などのアイテムを置く必要はありません。無理に飾りすぎると部屋が混み合っているように感じてしまいますし、窮屈な感じがしてしまいます。やりすぎには注意しましょう。

あなたにとって、そしてご家族にとって家が快適な場所であるためには、きちんと整理整頓された秩序ある状態に家を保つことが大切です。過剰な装飾を避けるべきもう一つの理由が、空いているスペースを活かすこともまたインテリアデザインの一環だからです。また、部屋全体のバランスを取るためにもそういった空間は必要です。

 

装飾する部分とそのままにしておく部分をうまく分け、部屋に空気の流れを作るようにしてみてください。部屋の空気はいつでも新鮮な方がいいですし、モノが溢れすぎて視覚的な情報量が多くなってしまうのは避けた方が良いでしょう。

過剰装飾を避けるべき理由

やりすぎ注意!過剰な装飾を避ける方法

インテリアにおいて、装飾品をあまりにもたくさん飾りすぎると、部屋が少し居心地の悪い空間になってしまいます。ご自宅が、家というより倉庫の様な場所になってしまいかねないのです。忘れがちですが、あなたが家に持ち込む全てのアイテムに、それらを置いておくためのスペースが必要なのです。

特にリビングルームでは、装飾品や家具などが溢れてちょっとした博物館状態になってしまうことがよくあります。本当にランプは4つも必要なのか、本やその他のものでいっぱいの本棚を4つも置いておく意味があるのか、イスはこんなにたくさんいるのか、床全体がラグで覆われている必要性はあるのか、などといった事柄について自問自答してみるべきでしょう。

こういった過剰なインテリアが人々を不穏な気持ちにさせることは明らかですし、部屋にいてもリラックスできません。不安やストレス、居心地の悪さを感じさせてしまいます。ですので、あなたがしていることは部屋の装飾なのか、それともただ単にモノを集めているだけなのか今一度しっかり考えてみるべきなのです。

「15個もモノを集めて失敗するより、たった5個のモノで上手に装飾する方がはるかにましです。」

やりすぎを避けるためのアイデア

家を装飾するためのアイテムや家具を買いに行くにあたり、まず考えるべきなのが、本当に必要なものは何かということです。また、それを買うことによってどんなことを結果が生まれるのかも分かっておくことが大事です。お店でどの商品を探すべきか事前にあたりをつけた上で買い物に出かけるのが良いでしょう。

  • 装飾を始める前に、まずは空いているスペースをチェックしてください。古いモノや、処分してもいいようなモノがあるなら、もう先に捨ててしまってください。そうすれば、スペースにもう少し余裕ができます。
  • 必要なもののリストを作ってください。そしてお店を色々まわり、ご自宅のインテリアに一番合うものを探してください。
  • 頭を使い、合理的に決めましょう。気に入ったからといってそれら全てを買うのは避けるべきです。何を最優先で買うべきなのか冷静に考え、消費主義のワナにはまってしまわないようにしましょう。
  • 本当に必要不可欠だと思うものだけを買うようにしてください。いくつか商品を見比べ、一番良いものを購入しましょう。迷ったからといって4つも同じようなものを買ったりせず、それぞれ1つだけ持ち帰ってください。
  • ご家庭にすでに確立されているインテリアデザインに、新しく購入するアイテムをうまく合わせるにはどうすればいいのか悩ましいときは、考えを図にしてみるといいでしょう。不自由なく家具を配置できるように、頭の中でイメージしてみることも大切です。
 過剰な装飾 避ける方法

アイテムを最適な場所に配置しよう

装飾品を家のどこに飾ろうか考えるときには、適当に行き当たりばったりに決めるのはやめてください。むしろ、あなたのニーズに合わせてあなたにとって暮らしやすいようにアイテムを整理するのが良いでしょう。例えば、リビングルームを装飾するときに参考にしていただきたい項目には次のようなことが挙げられます。

  • まず考慮したいのが、家具がどの向きを向いているかということです。普通、ソファはテレビの正面を向くように置かれていますよね。これを念頭におくと、ソファやコーヒーテーブル、ラグなどのアイテムもどこに置くのがベストかが自ずと見えてきますよ。
  • リビングルームに置いていい本棚は1つか2つです。2つ以上置くと部屋がまるで図書館のように見えてしまいます。
  • イス数脚とともにダイニングテーブルを置くのもいいでしょう。ただ、イスはあまりたくさん買いすぎないでください。そうすれば、余分なイスを別の部屋やリビングルームに置いておかずにすみます。
  • 壁には、絵を2、3枚ほど飾るのがいいでしょう。全ての壁に絵を飾る必要はありません。壁自体の色を楽しめるよう余白も残してください。
  • 本棚やテーブルの上に、オーナメントや植物、壺、フォトフレーム、彫刻といったアイテムをあまりにもたくさん飾るのは避けましょう。一番良いものだけを選んでください。

これにより達成できることとは?

 過剰な装飾 避ける方法

まず、過剰装飾を避けるためにご紹介したこれらのアドバイスに従っていただければ、風通しがよくのびのびできる部屋を作り上げることが可能です。何もないスペースが部屋の中にあることで、まさに装飾に’息を吹き込む’ことができるのです。

次のメリットは、掃除がしやすくなるということです床だけでなく家具も手入れしやすくなるでしょう。例えばモノで溢れた本棚がある場合、その掃除だけでゆうに30分はかかってしまいますよね。

そして、最大のメリットが、幸福感を生み出すことができる、という点です。家に帰った時に居心地の良さとくつろぎを感じられれば何よりですよね。