部屋にグレーをうまく取り入れるコツってなに?
最近では、北欧スタイルの流行によってインテリアにグレーを使うのはとても好まれつつあります。
これまで、私達はグレーという色に対して孤独、悲しみ、のようにネガティブな印象を持つことが多かったのではないかと思います。ですが、実はグレーには他の意味もたくさんあり、東洋の方では静けさや知恵の象徴としても親しまれてきました。
ですが、こういったネガティブなイメージを持つ色を装飾に使うときは、あまり過度なものにしないよう気を付ける必要があります。極端な使い方はやめておくようにしましょう。
そこで今回は、どんな風にインテリアにグレーを取り入れるかについてご紹介していきます。
グレーってどんな色?
グレーは白と黒の間の色として、ニュートラルカラーに分類されます。そして、グレーは一見クールな色に思われますが、実はとても暖かみがあり、バランスと洗練されたイメージをもたらしてくれます。どのように使うのがベストなのか、それを知ることが大切です。
グレーという色の最も優れている点、そしてその流行の理由の1つがニュートラルカラーであるがゆえに広範囲で取り入れられるという事です。
グレーといっても以下のように様々な種類があるのです。
- パールグレー
- タートルダブグレー
- フレンチリネングレー
- トープ
- アントラシート
いつどこでグレーを使う?
まず最初に見方を変えてみましょう。グレーは決して悲しみを表す色ではありません。ですが、幸せを連想させるような色でもありません。使い方次第でもっと楽しむことのできるニュートラルな色なんです。
次に、どんな場所でグレーを使えるのかを知るために、グレーという色の特性を理解する必要があります。
また、他の色とうまく合わせるためにも様々なグレートーンを知っておくとよいでしょう。
例えば、すべてのグレーがインディゴやボトルグリーンのような暗い色と合うわけではありません。
誤った種類のグレーを使うと、部屋が暗くなりすぎたり、他の色がグレーを目立たせすぎたりしてしまいます。
寝室にグレーを
グレーという色は、寝室やリラックスするためのスペースには、驚くほどによく合います。
グレーは、ターコイズブルーやミントグリーンと同様に、子供部屋やベビールームでもとっても人気のある色なんです。これらの色と合わせる場合は、パールグレーやタートルダブが適しています。家具の色も気に留めるようにしましょう。
もっと落ち着いた空間が好みの場合は、白い家具を使ってみてください。部屋に暖かみがほしいなら、ちょっと豪華な椅子やドレッサーのような、茶色い木製の家具を置くといいかもしれません。
リビングにグレー
リビングでもグレーは使うことができます。グレーよりも明るいトーン、例えばパステルカラーと合わせることをぜひおすすめします。
最近流行しているリビングのカラーは次のとおりです。
- アントラシートの壁
- ライトグレーソファ:おそらく部屋の中で最も明るい色になります
- パステルカラーの小物(ピンク、グリーン、ブルーetc)
- 茶色のドレッサーまたはレザーのアームチェア:色彩バランスの調整
グレーの壁はちょっと、という方も心配しないでください。白い壁でも問題ありません。
ライトグレーはちょうどよく部屋を明るくしてくれます。これが白だと少し眩しすぎる場合があるのです。パステルカラーの小物は、部屋に暖かみと色のバランスをもたらしてくれます。
さらにリビングにオススメの色が茶色です。これは完全にオプションですので絶対ではありませんが、茶色のものを置くと部屋がより居心地の良いものに感じられます。
ワークスペースにも最適
長時間の作業を集中しながら効率的にこなしたいという方、赤や黄色、フクシャのような明るい色と共にグレーを部屋に使うことをぜひオススメします。
これらの組み合わせは、仕事や勉強を効率良く行うためのスペースづくりにはピッタリの色です。
最後に
グレーを使える空間というのは1つではありません。
近頃はキッチンにもグレーが使われる傾向にあり、グレーカラーによって洗練された印象を与えるキッチンスペースがどんどん増えてきています。
そして最後に、最近流行りのグレーの使いどころを紹介して終わりにします。
- グレーの床:セメントでも木材でもグレーが使われていることが多いです。
- グレーの壁:深いグレーの壁は洗練された優雅な雰囲気を作り出してくれます。