家庭菜園できのこを育てる方法
健康のために家庭菜園で何を育てるか考えているうちにどんどん候補が上がってきて決められないこともあると思います。今回紹介するきのこのようにトマトやにんじん、胡椒やフダンソウも家庭菜園で一緒に育てられます。他にもイチゴやタイム、バジル、ミントや生姜などたくさんあります。
さらに家庭菜園はもっと気軽にできるもので、絶対的に庭が必要という訳ではありません。バルコニーかテラス・ベランダさえあれば広さに関係なく家庭菜園は十分できます。
家庭菜園があるだけでフレッシュでオーガニックな健康的な雰囲気を家にもたらすことができます。そしてもしあなたの周りにリサイクルや環境問題について気にしている人がいれば自分も含めて環境問題について見直すためには1番ベストな方法です。健康にもたらす良い影響はわざわざ話す必要ないほど他にもたくさん良い影響があります。
こういった点から家庭菜園をする人はどんどん増えていっています。それならやらない理由はありませんよね?
家庭菜園を気軽で簡単にするため今回は藁を使ってどうやってきのこを育てるのかについて一から順に紹介していきたいと思います。
基本
まず初めに大体のきのこは藁で育ちます。ですがお店に行った時に藁はたくさん買う必要ありません。たった一つの藁の塊だけでたくさんのきのこを育てられます。初めて藁を使って家庭菜園をする時は何も勝手が分からないので藁は臭くて散らかってしまうイメージがありますがそんなことはありません。
藁は風通しの良い暗い場所に置きましょう。バルコニーやガーデンのようにオープンなスペースに置く必要はありません。たとえばガレージや戸棚に置いても大丈夫です。そして今回はきのこなので菌がキーポイントになってきます。事前にきのこに必要な菌が付いている藁を買うと手間がかからず楽です。
きのこは年に数回に分けて買うと良いです。なので低い気温の季節でもある9月から3月の間にきのこを買いましょう。
きのこの種を蒔く
きのこは育つのに基礎が必要になります。幸運なことに基礎を見つけるのは難しくありません。
ですが違う種類のきのこにはまた別の基礎が必要になることは忘れてはなりません。まずきのこの基礎は三層必要です。
- 三分の一が小麦かエンバク
- 二つ目の層はおがくずと混ぜた芝か泥炭
- 肥料(通常は馬糞)
これらの基礎は購入することも自分で作ることもできます。
気温と湿度
まず良いきのこを育てるには二つのことに常に気をつけなくてはいけません。それが気温と湿度です。
気温はおおよそ15℃を超えてはいけません。きのこが通常よりもっとゆっくり綺麗に育つように理想的としては6℃を下回らないようにしましょう。反対に、もし気温が20℃から24℃を超えてしまうときのこはネジ曲がったり形の崩れたきのこになってしまいます。
なのできのこの基礎は外に置くとしても中に置くとしても日陰の場所に置く必要があります。ですがきのこが日光に向いていないからといって日光に当たったらすぐにダメになってしまう訳ではありません。
きのこの基礎がボックや袋、または小さい温室に入っているなら日光は必要以上にきのこを温めてしまいます。そうなると全てがダメになってしまいきのこを掘り出すところからもう一度始めなくてはなりません。
次に湿度は高くなくてはなりません。湿度は大体70%から80%ぐらいが目安です。そしてきのこはほどほどに風通しが良くてはなりません。ではどうして風通しが重要なのか?それは二酸化炭素がたくさん作られてそのままにしてしまうときのこにとってとても悪い影響が出てしまうからです。
水あげ
きのこに水をあげるのは必須です。1日に二回は水をあげなくてはなりません。そしてなにより大事なのはきのこ自体ではなく基礎部分に水をあげるということです。
ここで水の質にも気をつけなくてはなりません。一番理想なのは雨水を使うことです。もし雨水を使うことが難しければミネラルウォーターを使ってみてください。そして最後にもし湿度を完璧に管理したければ湿度計を使いましょう。
収穫
収穫はとても簡単で早く終わる作業です。育てたきのこを注意深くピックアップすれば他のきのこを傷つけることなく収穫できます。飛びついて素早く収穫したくなってしまうと思いますが直接カットするのだけは絶対にしないでください。直接カットしてしまうときのこにとって有害になってしまうので気をつけましょう。
ではどうやってやるのか?まず最初に自分の指できのこのかさ(上の部分)をとり優しく捻じ曲げます。
きのこはとても優しく気をつけて取り扱い定期的に収穫しましょう。一度収穫したらせっかくのきのこをダメにしないよう調理するまでにあまり時間を置かないようにしましょう。
収穫時期を判断するのはとても簡単です。きのこの茎が柔らかくしなやかになると成熟している証拠です。
まとめ
今までに紹介したようにきのこを自分のガーデンや家の他の場所で育てるのはとても簡単です。そしてなにより一番簡単な方法は事前に菌が植え付けられてる基礎を使うことです。