Logo image
Logo image

ウォールガーデンのお手入れ方法について

0 分
このアイデアを参考にするとウォールガーデンを美しく健やかに保てますよ。
ウォールガーデンのお手入れ方法について
最後の更新: 18 3月, 2019

どんなお庭であってもある程度の手入れと維持作業が必要ですが、その時間は庭の広さや育てている植物の種類によります。 ウォールガーデンの場合、他のタイプの庭を世話するのとは異なる部分があります。

壁で植物を育てるには、剪定や水やりの面で特別の配慮が必要です。では、ウォールガーデンの手入れ方法について詳しく見ていきましょう。

ウォールガーデンの水やり

水やりはどんな植物にも不可欠ですが、その頻度と水の量は植物の種類によってまちまちです。水をたくさんやればやるほど植物が早く成長すると思っている方がいるかもしれませんが、そうではないものもあります。実際水のやりすぎは、水やりをまったくしないのと同じくらい植物にとってよくありません。

水のやり過ぎは控えてください。

ウォールガーデンの水やりは、水が下まで行き渡るよう上の方から水をかけます。 自分の手で水やりをするのであれば植物を保水機能のあるフェルト袋の中に入れるのがおすすめです。こうすると湿潤環境が作れます。

別のやり方としては、自動散水システムがあります。まんべんなく散水でき水やりの心配をする必要がありません。ただし配管についての知識がなければ自力での導入は難しいので、プロに相談しましょう。

Some figure

ウォールガーデンの剪定

剪定はガーデニングで一番重要な作業です。植物の形を整えるだけに思えるかもしれませんが、この作業が非常に大事なのには以下の理由があります。

  1. 害虫の侵入を防ぐ
  2. 植物のサイズを揃える
  3. 葉っぱの世代交代を促進する

ウォールガーデンの一番の特徴はその形です。植物が壁に生え、そのどの部分も手が届きやすくひらひらの葉っぱで覆われています。

また、ウォールガーデンは普通の庭とは根の処理方法が異なります。植物は土の中で成長すると根が土の中で広がります。普通の庭であればその根は地中に留まり、敷石などを押し上げない限り何も心配することはありません。

しかしウォールガーデンでは、根が十分成長する余地がありません。成長するに従って土がより多く必要となります。結果として年間を通して根を剪定することになります。植物が枯れるのを防ぐためこの作業は慎重に行い、切断するのは主根ではなく側根のみにしてください。

Some figure

ウォールガーデンの肥料

ウォールガーデンには肥料が欠かせません。庭で植物を育てるより土の量に制約があるので土がすぐ根っこで埋まり、栄養を全て吸収してしまうのです。

Some figure

そのため定期的に土を入れ替え肥料を与えてください。園芸用品売り場のスタッフに相談すれば適切な肥料を選んでくれるでしょう。一般的には、以下のようなタイプの肥料があります。

  • 固形肥料: 固形肥料にはさまざまな形があります。 しかし必要な量が測りにくいパウダータイプはおすすめしません。使いやすいのはドッグフードのような粒タイプです。 外袋の説明を読んで、肥料を撒くスペースや植物の種類に応じて必要な量を使いましょう。 最後に、杭のような形に圧縮された肥料が固められた土に差し込むタイプの肥料もありますが、これはウォールガーデン向きではありません。これは土に挿すと、栄養分がだんだんと溶け出していきます。
  • 液体肥料: 液体肥料には、肥料の濃度や植物の種類によって2つの撒き方があります。ひとつは、水やりのように直接肥料を与える方法です。 均等に肥料が行き渡るように気をつけて撒きます。ふたつめは水で薄める方法です。説明に従ってその割合通りに薄めてください。この水で希釈する方法が一番よく使われます。