ワークトップに人気の材料「サイルストーン」とは?
サイルストーンのワークトップ(作業台の甲板)はキッチンスペースの装飾で近頃人気があります。これは確かに最近よく使われていますが、新しい材料というわけではありません。サイルストーンは90年代でも使われており、最近流行に火が付き始めたのです。
キッチンやバスルームの設計を考える時、頭を悩ませる問題の1つがどんなワークトップを選ぶかということです。
数年で交換しないといけないワークトップは絶対に選びたくないですよね。長い間快適に使い続けられるような材料を選ぶためにも、ぜひ今回の記事を最後まで読んでいただきたいです!
ワークトップを選ぶときはその材料の性質について考える必要があります。長所と短所、どちらもよくチェックしましょう。
今回はサイルストーンのワークトップはどのようなものか、そしてその長所と短所をご紹介します。
サイルストーンとは?
サイルストーンはキッチンのワークトップとして最も使われている材料の1つで、壁や床にも使用できます。
サイルストーンは94%の石英と6%の特殊樹脂とその他の材料で構成され、これらが組み合わさることで硬く抵抗力のある材料となり、私たちの生活の中での用途を広げています。
過去に、切断時に出るシリカ粉塵の吸入によって珪肺が引き起こされる可能性があるという説から、サイルストーンの加工が議論を呼んだことがありました。
これに関しては買い手への影響は全くなく、製作に携わる方たちへの被害の話です。
ですので、サイルストーンのワークトップを買おうとしている場合は、その点をよく調べて信頼できる会社から買うようにしましょう。これは、あなたの手にするワークトップが、安全がちゃんと配慮され、誰かの健康が害されることなく作られたものであることの保証となります。
サイルストーンの長所
サイルストーンのワークトップには、他の素材のものにはない長所があります。御影石や大理石をはるかに超える優れた性質を持っています。
それではサイルストーンの長所をいくつか挙げていきましょう。
- 色や仕上げが簡単
様々な仕上げやテクスチャを選ぶことができ、色に関しても100種類以上から選択できます。これによって個性的な自分だけのワークトップにすることができます。 - 丈夫
サイルストーンは抵抗力が強く、とても丈夫です。石英が使われていることによって、驚くほどに高い耐久性を持っています。ワークトップとして一生使い続けることができるでしょう。 - 汚れに強い
石英が主原料であるため、表面が多孔質ではありません。汚れが浸透してワークトップに残ってしまうことはなく、表面を綺麗にするのも非常に簡単です。 - 優れた衛生面
サイルストーンのワークトップには長く使うための抗菌保護がされます。これによって細菌がワークスペース全体に増殖するのを防ぎます。
サイルストーンの短所
サイルストーンのワークトップには短所は1つしかありません。それは大理石などの材料に比べて高温に対しての耐性がないことです。
サイルストーンのワークトップは近頃キッチンで非常に人気のあるものになりました。この記事ではサイルストーンについて知っておくべきことを全部説明します!
そのため、熱い鍋やフライパンをワークトップの上に置くことはできません。
ですがこの欠点を解決するのはとっても簡単です。ワークトップに鍋を置きたいときは、単に下に鍋敷きを置けばよいのです。しかも鍋敷きは非常に安い値段で買うことができます。唯一の短所もこれで解決です!
価格
サイルストーンのワークトップの正確な価格をここではっきりと言うのは少し難しいです。なぜなら、価格はその色やデザイン、サイズ、厚さ、仕上げ、質感、その他の機能で大きく変わってくるからです。
一般的に、かつ大まかに言うのであれば、価格は1平方メートルあたり約220ユーロから始まります。
最後に
新しいワークトップを選ぶときは、ワークトップに適する全ての材料の種類について知っておくことが大切です。
それぞれの材料の長所と短所を知ることで、適切な選択をすることができます。自分の欲しい機能と特に必要のない機能を明確にすることもできるでしょう。
サイルストーンのワークトップは、よく選ばれるだけあり数々のメリットがあります。今回ご紹介したメリットをぜひ覚えておいてください。
一方、サイルストーンのワークトップの唯一の欠点が熱への弱さでした。ですがこれは簡単に、しかも安価で解決できる欠点のため、そこまで問題に感じる必要もありません。
サイルストーンは耐久力があり、衛生面も優れ、清掃までも簡単に行えます。間違いなくワークトップには完璧な材料といえるでしょう。