屋根裏部屋をオシャレに装飾するためのポイント!
屋根裏部屋の装飾は難しい作業になりがちですので、考えるのすら諦めてしまう方もいらっしゃるでしょう。
しかし、その活用法さえ分かっていれば、屋根裏部屋はとても魅力的で素敵な空間になり得る場所なのです。
全ての家に屋根裏部屋があるわけではありませんが、もしあったとしても物置やガラクタ置き場のようにしか使われていないことが多いです。しかし、もっと有効活用できる可能性は存分にあるんですよ。
いくつかカギとなる事柄を頭に入れておけば、ご自宅の屋根裏部屋をとても特別で、有意義な、そして実用的な空間に作り変えることができますよ。
今回の記事では、屋根裏部屋の装飾を諦めずにすむような基本的なコツをいくつかご紹介します。
屋根裏部屋とは?
屋根裏部屋とは、屋根のすぐ真下のスペースのことで、傾斜のある天井が最も目立った特徴の一つです。ロフトという名称でも知られています。
屋根の部分に窓が取り付けられていることも多く、そこから空を見ることができます。窓が付いていない屋根裏部屋もありますが、その場合は新たに設置することをオススメします。
屋根裏部屋はたいてい、だいぶ薄暗い空間ですが、窓があれば十分な太陽光を取り入れることができます。また、窓は明かりの確保以外にも部屋の換気という役割も果たしてくれます。
天井に傾斜があるという特殊な形の部屋なので少々扱いづらく、家具の配置に関しては頭痛の種と言えるほどです。
こういった理由から、どの家具を買うか、また、どこに家具を配置するかを事前によく考えておくことが大切になってくるのです。
屋根裏部屋をどう使うか
理由は人それぞれですが、家の増築やリフォームを考えているご家庭はたくさんあります。例えば、新しく家族が増えたご家庭や、お子さんの成長とともにもっと広いスペースが必要になったご家庭などです。
屋根裏部屋の改装をするのはとてもいい考えだと思います。この空間を活用すれば、様々な新しいことができるようになります。
屋根裏部屋の改装が成功するかどうかは、この冷たくて薄暗い空間を、温かみがあって光に溢れたアットホームな空間に変えられるかどうかにかかっています。これはかなり腰の折れる作業ですが、決して不可能ではありませんよ。
まず考えるべきは、あなたとご家族のニーズです。ゲストルームにしたいのか、年長のお子さんの部屋にしたいのか、ゲーム部屋あるいはリビングルームがいいか、など考えてみましょう。
屋根裏部屋は本当に多才な空間ですので、完全にご自宅とは切り離して独立したロフトとして作り変えることすら可能です。
これは、土地の値段、つまりひいては家の値段が上昇していることから生まれたアイディアです。副収入のためにロフトを他者に貸し出す人が多くいます。
ご覧の通り、屋根裏部屋の活用法は限りなく存在します。
とは言え、実際に屋根裏部屋の装飾を始める際には、あなた自身のニーズを最優先させることをオススメします。そうすることで、とても機能的な空間を作り上げることができるのです。
屋根裏部屋を装飾するカギ
次に、屋根裏部屋の装飾によって実用的で居心地のいい空間を作り上げられるように、いくつかカギとなる事柄をご紹介していきます。
太陽光
最初のカギが、太陽光です。ご自宅の屋根裏部屋に窓が付いていない場合は、部屋の大きさに応じて一つか二つ取り付けましょう。費用はかかりますが重要なことです。
理想的なのは、ブラインド付きの窓を選ぶことです。そうすれば、部屋に入ってくる光の量を調節することができます。
窓があれば太陽光を取り入れることができますし、部屋の換気もできるようになりますよ。
適切な家具を選ぶ
屋根裏部屋を装飾する際に最も重要になってくる問題の一つが、家具選びです。
オーダーメイドの家具を購入すれば、屋根の形によって起こる問題を回避できるのでベストです。これにより、この空間を最大限に有効活用することができますよ。
高さを正しく把握しよう
屋根裏部屋を隅々まで知り尽くしておくことが重要です。そうすれば、ほんの1ミリのスペースも無駄にせずに活用することができます。
前述のように、屋根裏部屋の目立った特徴の一つが、傾斜のある屋根です。この特徴が意味するのは、屋根裏部屋の中では天井の高さが場所によって変わってくる、ということです。
この高さの違いが、実際に問題を生んでしまうこともあります。屋根裏部屋に置こうと思って買った家具が、置いてみると背が高すぎた、というケースも起こり得ます。
ですので、天井の高さに応じて部屋のレイアウトをデザインするのがオススメです。例えば、天井の低めな位置にソファとテレビを配置すれば、低い場所も有効活用することができますし、頭をぶつける心配もせずにすみます。
スタイル
装飾スタイルについて語らずに屋根裏部屋の装飾を語ることはできません。
いつも申し上げているように、部屋にハーモニーを生み出すことが大切です。とは言え、屋根裏部屋は家の他の部分から孤立したスペースですので、もう少し大胆な装飾を試みてもいいかもしれません。
特に有効なアイディアの一つが、屋根裏部屋を家の他の部分とは全く異なる装飾スタイルにしてしまうことです。こうすることでユニークな環境が出来上がり、自分の家ではない他の場所にいるような気分を味わうことができますよ。
天井はたいていの場合木製ですので、ラスティックスタイルが最も一般的な屋根裏部屋の装飾スタイルとなっています。
このスタイルが作り上げる雰囲気は、ログハウスやシャレーと似たような感じです。
まとめ
ご覧のように、屋根裏部屋の装飾は無限の可能性を秘めています。全てはあなたのご家族のニーズと、この空間をどう使いたいかにかかっています。
ご紹介したコツやアドバイスを活かしていただき、ご自宅の屋根裏部屋がアットホームで魅力的な空間になるよう願っています。