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鉄筋コンクリート:特性とメンテナンスの方法は?

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鉄筋コンクリートの主な特徴、用途、そしてどのようにメンテナンスを行うか、少し学んでみましょう。
鉄筋コンクリート:特性とメンテナンスの方法は?
最後の更新: 13 3月, 2019

鉄筋コンクリートは建築において最も一般的な材料です。しかし最近では、装飾としてインテリアやエクステリアに使われる傾向があります。その耐久性と外観から、基本の建築材料としてだけではなくエレガントな装飾材料としての選択肢が出てくるようになりました。

まずはじめに、その主な特性と用途についてご紹介します。記事の後半では、鉄筋コンクリートを家に使う場合に必要となるメンテナンスについて説明していきます。

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鉄筋コンクリートについて必要な知識

特性

鉄筋コンクリートはセメント、砂、砂利、水からできています。そして鋼鉄の棒がその芯となっているのが一番の特徴です。このような材料の組み合わせによって、鉄筋コンクリートは最も強度があり耐久性の高い建築材料の1つとして知られています。

鉄筋コンクリートと普通のコンクリートとは異なり、鉄筋が入ったものの方がはるかに丈夫です。

可鍛性、適応性があることから他の材料とも容易に使い合わせることができます。また、大きなエネルギー、重量、圧力にも非常に強いです。新しい家を建てるのであれば、材料に鉄筋コンクリートを選ぶのはとても良い選択といえるでしょう。優れた耐久力も大きな魅力の1つです。

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用途

鉄筋コンクリートは家や大きな建物で非常に一般的な材料ですが、橋やトンネルにも使われます。かつては家屋に鉄筋コンクリートが使われることはあまりありませんでしたが、現代では普通になり、さらに室内の装飾としてのトレンドになりつつあります。壁、床、天井に鉄筋コンクリートを使用し、それをあえて露出させたままにすることで部屋をお洒落な雰囲気にすることができます。

インテリア

鉄筋コンクリートはワークトップや家具、間仕切りとしての壁に使うのが現在非常に人気があります。インダストリアルスタイルで統一された家や、広い屋根裏部屋などでよく見られます。

元の色のままにしておいたり、ホワイトで質感のある塗装を行ったりすることもできます。また、正方形のパネルを並べたようなコンクリートの壁も一般的です。

コンクリートを露出させたインテリアにしたい場合は、暖かい色や素材と組み合わせることをおすすめします。木製のアイテムやニュートラルカラーが特に適しています。コンクリートは冷たい印象の強い素材なので、他のアイテムをうまく使ってインテリアのスタイルにバランスをとりましょう。

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エクステリア

エクステリアに鉄筋コンクリートを使うこともできます。屋外のグリルスペース、柱、テラスの床にコンクリートが適しているでしょう。丈夫な材料を使いたいと思う場所には、鉄筋コンクリートを検討してみてください。

また、ベンチやテーブルを作ることも可能です。外観に優れ、天候が悪い日でも心配いりません。ぜひ一度、庭やテラスにコンクリートの家具を設置してみてください。

メンテナンス

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鉄筋コンクリートは一度設置してしまえばそれほど手間がかかりません。ですが、建設の段階にある間は注意が必要です。コンクリートの施工が完了したら、しっかりと乾燥、硬化させるのに5~7日かけなくてはなりません。

この手順を適当にしてしまうと、耐久性が損なわれ、後になって割れが生じたり時には壊れてしまう可能性があります。乾燥の期間にするべきことは、湿った生地で表面をカバーすることです。コンクリートが固まるのを助け、のちに崩れてしまうのを防ぎます。

ここまでで説明したとおり、鉄筋コンクリートは頑丈でとても実用的な建築材料です。装飾としてインテリアに取り入れることと同様に、大きな建築プロジェクトや家を建てることにも使うことができます。そして鉄筋コンクリートは一般的な材料のため、値段も高価ではありません。

壁に、家具に、または家の柱や装飾アイテムにも鉄筋コンクリートを使うことができるでしょう。この魅力的な素材は決してあなたをがっかりさせませんよ!


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