プレハブ木造住宅のメリットとデメリット

26 1月, 2019
プレハブ木造住宅には様々なメリットがあります。しかし、耐久性に問題があるなど、いくつか欠点もあります。プレハブ木造住宅の建築を決める前に、そのメリット、デメリットについて詳しく知っておきましょう。

家や別荘を建てようと考えている方なら、プレハブ木造住宅についても検討してみたことがあるのではないでしょうか。これは、山の中や森の中に建てられているようなログハウスを真似たものですが、建てられる場所は郊外が多いです。

この記事では、そんなプレハブ木造住宅のテリットとデメリットをご紹介します。この住宅についてよく知った上で、本当にあなたに適した家なのか決断するようにしてください。

プレハブ木造住宅の強み

まずはプレハブ木造住宅の強みを見ていきましょう。このタイプの住宅は、その実用性の高さと建築スピードの速さから、ここ数年間よく使われるようになってきています。

1. 費用が安く済む

たいていの場合、木造住宅はレンガ造りの住宅よりも安く建てることができます。これは建築に必要な資材が、木造の場合はレンガ造りの場合と比べて安価なことが多いからです。ですが注意して欲しいのが、もし環境に配慮した木材や、特別な種類の木材を使いたい場合は、通常よりも高くついてしまうということです。

2. プレハブ木造住宅は完成までの時間が短くてすむ

引っ越しするまでにあまり時間がない人もいます(例えば賃貸で暮らしていたり、今住んでいる家に問題がある場合など)。そのような場合は、プレハブの家を建てるのもアリでしょう。なぜならこの他の一般的な住宅に比べて圧倒的に建築スピードが早いからです。

これがプレハブ木造住宅の一番の強みであることは明らかです。すぐに使えるようなパネルや部品も、事前に買っておくことができますし、あとは適切な場所に設置すればいいだけなのです。もちろん、家自体だけでなく、電気、水道、ガスなどのライフラインも整備するのにも時間がかかることを忘れないでおいてくださいね。ライフラインまでプレハブというわけにはいきませんので!そして、これが家を建てるにあたって一番時間がかかる工程なのです。

プレハブ木造住宅の強みと欠点

3. 清潔で環境に優しい建築

清潔な建築とはどういう意味でしょうか?それは、セメントのような分を含む原料を必要としない建築という意味です。また、建築スピードが速いということは、その場所があまり汚染されずに済むということですし、ゴミや廃棄物、資材の残骸などに汚されずに済むということなのです。

プレハブ木造住宅の場合、環境に優しいというのは普通の建築物よりも使う水や電気の量が少なくて済むという意味です。また、建築にエコ資材やリサイクル資材を使うことができる場合もありますよ。

4. 建築許可証が必要ない場合も

あなたの住んでいる地域や家を建てようとお考えの地域の法律にもよりますが、基本的にプレハブ木造住宅は「可動式」です。したがって、プレハブ木造住宅であれば、建築が許可されていないような土地に建てることができる場合もあるのです。(注:地域によって異なるので確認しましょう)

このやり方なら、自治体に様々な書類を提出するなど面倒なプロセスを踏まずに済みます(だいたい長時間かかりますよね)。もし建築許可が必要な場合でも、このタイプの建築はよくあるものですし、専門の建設業者が差し障りのない建築プランを用意してくれるでしょう。

 

プレハブ木造住宅の欠点

もちろん、プレハブ木造住宅もいいところばかりではありません。しっかり熟慮した上で後悔のない決断ができるように、このタイプの建築の好ましくない面についても知っておきましょう。

1. 資金面で苦労があるかも?

銀行によってはプレハブ木造住宅を建てるために顧客が必要とする融資の金額に同意してもらえない場合があります。家が完成したとしても、住宅ローンを組んでもらえないことすらあるのです。これは、プレハブ住宅が不動産と見なされず、動産とされてしまうことがあるからです。よって、住宅ローンの対象として認められないようなケースがあるのです。

2. デザインが複雑で高額になりがち?

建築費用自体は普通の住宅より少なくて済むものの、インテリアのデザインや仕上がりについて問題が起きることがしばしばあります。組み立てが完了し、住宅に個性を出そうとするときに、もっとお金がかかってしまうのです。

プレハブ木造住宅 ログハウス

3. 木造住宅は頑強さに欠け、耐久性がない

これは使う資材に寄るところが大きいのですが、多くの場合、プレハブ木造住宅は悪天候や自然災害の影響によるダメージを受けやすいのです。

例えばアメリカでは、ハリケーンや地震が多い地域ではプレハブ木造住宅の建築は控えるように勧告されています。レンガ造りの住宅やセメント造りの住宅に比べると、頑強さに欠けるのです。

4. 維持費がかさむ

プレハブ木造住宅の建築を考える場合にもう一つ問題となるのが、2、3年に一度、使われている木材に特別な手入れをしなければならないという点です。基本的には、湿気や水による損傷を避けるため、また炎や悪天候による影響を防ぐための塗装をしなければなりません。

プレハブ木造住宅はとても素敵な住宅ですが、一生涯暮らすための家を求めている方には向いていません。しかし週末や長期休暇の時だけ使ったり、季節ごとの別荘としてなら完璧な選択肢ですよ!

Almonacid Canseco, R. (2013). De la arquitectura modular tradicional al sistema integral prefabricado: los proyectos de viviendas unifamiliares de Arne Jacobsen. In Jornadas internacionales de investigación en construcción.

Àngels Manzano. (2010). Todo sobre las casas prefabricadas. Revista Arquitectura Diseño.