知ってましたか?無垢フローリングの欠点とは
家の床材を選ぶ際には、どんな床材にも賛否両論があることを知っておくべきです。この記事では無垢フローリングの欠点をまとめているので、床材を決める際の参考にしてください。フローリング には無垢フローリングの他に、ラミネートフローリングや寄木張りフローリングなどもあります。
フローリングタイプを見分けるのは難しいので、それぞれの特徴を知っておく事が大事です。家の床材はあまりにたくさんの種類があるので、選択する際に少し迷ってしまうのは普通のことです。
無垢フローリングはインテリアデザインの世界に革命をもたらしました。いまでは間違いなく最も人気のある床材の一つでしょう。天然の木が暖かな印象を与える無垢フローリングは家に張るには良い床材です。
その理由は、まず設置が簡単なことが挙げられます。どんな下地にも水平に張ることができます。さらに種類も豊富で、修理が簡単な上、高温にも強いのです。
しかし何にでも欠点はあるものです。無垢フローリングも例外ではありません。では、その欠点について詳しく見ていきましょう。
無垢フローリングはうるさい
あまり重要に思われないかもしれませんが、住んでみると悩まされる問題です。フローリング床を歩くとコツコツと響きます。ハイヒールを履いていると音はさらに大きく響き、床には傷が残ってしまうことも。
少しでも音を抑えたければ、防音材料を使う方法があります。例えばコルクです。それでも音はしますが、ずっと気にならなくなるでしょう。
もし床の表面が水平でなければ、もっと音がします。寄木張りの床を歩いたことがある方なら、あのギシギシ音は耳に残っていることでしょう。あれよりうるさいのですから、長く悩まされることになる前に、しっかり対策を考えましょう。
耐湿性が低い
耐湿性が低いので、無垢フローリングには液体をこぼさないように注意しなくてはいけません。水拭きは極力控えて、もし水拭きをするなら雑巾をよく絞ってから行うようにしましょう。
また板がしっかりと接着されていることが重要です。そうすれば液体をこぼしても、さほど問題にならないでしょう。
フローリングは、家の中のどこにでも合わせやすい床材です。しかし問題は、浴室やキッチンは水がかかりやすいということです。
それだけでなく、配管のことも注意が必要です。障害物は床板を傷つけます。家に観葉植物を置いている場合も、水をあげる際には気をつけましょう。
水が床板の下に入ると、ひび、変形、隆起、割れを引き起こすことがあります。また、急激な気候変動も影響します。
後から床板を取り替えるのは面倒なので、将来の問題を防ぐためにも細心の注意を払わなければなりません。
隙間や亀裂が簡単にできる
これは明らかに材質によります。また値段にもよるでしょう。
しかし、時間の経過によって板の間に隙間ができるのは仕方ありません。他の問題としては、板の間にゴミがたまりやすい点でしょう。
それを解決するには、カチッとはまる接ぎ合わせの板を使うことです。このタイプの床板を張れば、パン屑やゴミが接合部分に入ることが少なくなります。さらに、このカチッとはまる板は単純な構造なので、自分でもDIYで簡単に張ることができます。
自分で板張りをする場合、板同士をしっかり接着するには、すべてが平らでなければいけません。それには、平らにできる研磨材を買うといいでしょう。また湿気や気温の変化によって、板が膨張することを念頭に置いて板の間は数ミリ開けましょう。
無垢フローリングの欠点をよく知った上で、快適なフローリング生活を手に入れましょう!