マイホーム建設のフェーズ
マイホームの建設は非常にワクワクするものです。家族と一緒に暮らす家を建てる機会を得て、その設計に自分のニーズを反映できることは本当に幸せなことです。
しかしマイホームを建てることが決まったからといって、浮かれてはいけません。先走ることなく時間をかけて、全ての段取りに関してしっかり計画を立てましょう。
家が建った後で変更することは難しいです。計画を誤ったり、間違った決断をしてしまうと、くつろげない家になってしまうかもしれません。
今日の記事では、マイホーム建設のフェーズに関して簡単に説明します。一大プロジェクトをスタートさせる前に、基本的なことを学んで備えることが大切です。
1.プロジェクトの計画
マイホーム建設の第一歩は計画を立てることです。計画が完全に立て終わるまで、建設を開始してはいけません。
詳細な計画を立てる必要があります。部屋の数、何階建てにするのか、浴室はどんな感じにするか、そして全体のレイアウトなど決めることは沢山あります。さらに、予定表を組み、土地の分析もしましょう。
そしてもちろん予算を立てることも必要です。以前の記事にも書きましたが、最終的な額は見積額より変わることが多々あります。しかし初めに予算を組んでおけば、出費に備えることができます。
最後に、マイホーム建設の最初の段階で忘れてはいけないのが、建設許可や現地の規制要件の確認です。
2.土地
設計士と合意に達したら、家の建設がスタートします。
始める前に、土地をきれいにして建設の妨げになる物は除去しましょう。岩や木はしばしば障害物となります。
最初の杭を打つための深い穴を掘るには重機が必要です。これらの穴は、セメントを設置し、排水システムを作るための基礎となります。
地下室やガレージを作る場合、さらに深く掘る必要があります。穴を掘り終わったら、敷地を整備していよいよ家の建設がスタートします。
3.住宅建設の構造とポイント
まずは基礎工事です。建物の重さに耐え得るだけの堅固で丈夫な基礎であることが肝心です。こうした構造は一般的に、スケルトンまたは骨組みと呼ばれます。
この骨組みで、床、壁、梁が完成します。これらが一緒に家の土台を作ります。仕切りとは違い、この骨組みは構造上絶対必要です。
4.ガス、電気、水道設備
ガス、電気、水道の整備はどの住宅でも基本となる設備で、このライフラインが完備されれば快適な生活が保障されます。基礎工事が終わったら、ライフラインの整備を行います。見た目を美しくするために、配管設備はむき出しにはしません。また、正しく整備しないと、後に問題解決のために壁を壊すことにもなりかねません。
この段階では作業状況を小まめに確認しましょう。照明や配管の位置、またヒーターの設置箇所なども確認しましょう。ヒーターは窓の下に設置することが多いようです。
5.断熱材、壁、屋根、床
ここまで来れば、だいぶ家の形が出来てきます。次は壁、屋根、床の取り付けです。良い断熱材を選べば、家の温度を快適に保つことができます。長期間の光熱費を減らせると考えれば、断熱材は高価でもその価値はあります。
6.住宅建設の最終仕上げ
大変な時期は終わりました。まだやる事は沢山ありますが、一番複雑な工程は終わりました。
あとは内装を決めれば家は完成です。これまで手付かずだった細々とした内装が残っています。それはドア、壁、フローリングなどです。