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家庭で起こる事故を防ぐためのインテリア

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家庭内で起こる可能性のある事故を防ぐために、安全な室内空間を作り出す方法をご紹介します。自宅にあるすべての部屋を確認していきましょう!
家庭で起こる事故を防ぐためのインテリア
最後の更新: 14 6月, 2020

誰もが、素敵でファッショナブルな家を目指しているかもしれませんが、家庭内で起こる可能性のある事故を防ぐのに役立つ方法で、家のインテリアを行うことも大切です。ここで事故というのは、家庭の中の何かが原因で起こる怪我や被害です。

最近のレポートでは、スペインの家庭内で起こる事故の主な原因が、火傷、転倒、偶発的な中毒事故であることが示されています。比較的小さな国であるスペインでさえ、年間約170万人が自宅やレクリエーション活動中に事故に遭っています。

心配し過ぎることはありませんが、家の中を安全に保ち、悲しい事故が起こらないようにする方法を学ぶことが大切です。

家庭内の事故を防ぐためのインテリア

家具は壁に固定する

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重い家具や棚がある場合は、壁に固定する必要があります。家具や棚を壁に固定するためには、ドリルやフックを使うなど、家具の転倒を防ぐ作業を行う必要があります。床に置く大きな鏡は豪華に見えますが、安全ではありません。したがって、大きな鏡も壁に固定してください。インテリアを重視することも大切ですが、安全が最優先事項です。

事故を防ぐために床に注意を払う

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床の種類を決める時には、慎重に検討してください。可能であれば、滑り止めコーティングを行なってください。床を拭いた後は、完全に乾いていることを確認してから床の上を歩くようにしましょう。特にワックスを使用する場合は注意してください。

床にラグなどの敷物を置く場合は、転倒を予防するために粘着テープを使って床に固定しましょう。

電気製品の取り扱い

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ドライヤーをはじめとする電化製品を洗面所など水の近くに置かないでください。濡れた手で触ったり少しでも水に浸ると、感電死を引き起こす可能性があります。

家具の上に登らない

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すべての家具に手が届くことはほとんどありませんが、椅子などの不安定なものに乗って照明や高い棚に触れようとする時に、家庭内では多くの事故が発生します。

熱くなるものの表面に注意する

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私たちが考えるよりも簡単に火事が起こります。そのため、ヒーターやラジエーターを乾燥機などの代わりに使用してはいけません。また、明るすぎるからとランプなどの照明の上に布をかけてはいけません。これは、布地が焦げて発火する可能性があります。

もう1つはキャンドルです。キャンドルを使うのが好きな場合は、使ってはいけないとはいいませんが、火事などの家庭内の事故を防ぐためには、家を出る前や就寝前に、キャンドルを消したかどうか必ず確認してください。

ペットがいる場合は特に事故の予防に務める必要がある

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家族全員とペットの安全を守るために、ペットが電気コードを噛まないように対策をとってください。これはペットを傷つけるだけでなく、断線によるショートが、発火を引き起こす可能性もあるからです。

ガラスドアや大きな窓がある家

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ガラスドアや大きな窓がある家に住んでいる方は、ガラスがあることを認識するためのシールなどを貼る必要があります。自宅のガラスドアや大きな窓の存在を知っているのは当たり前ですが、家に招待した人がガラスのドアや大きな窓にぶつかった事故も報告されています。お客様が頭をぶつけて痛い思いをするだけでなく、ガラスが割れて重傷を負う可能性もあります。

引き出し

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チェストの引き出しが倒れてしまうほど多くのものを引き出しに入れないでください。引き出しにストッパーをつけると、引き出しが完全に開くのを防ぐことができます。また、ナイフのような鋭利なものを引き出しに保管する場合は、特に注意が必要です。鋭利なものを取り出す時に、手を切ってしまうと危ないので、常に刃の部分を内側に向けて保管してください。

子供がいるご家庭への注意事項

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最後に子供、特に小さな子供がいるご家庭で起こる最も一般的な家の事故についていくつか情報をご提供します。前述のアドバイスに加えて、次のことに注意してください。

  1. コンセントカバーを設置し、子供の指がコンセントに触れないようにしてください。
  2. 薬や洗浄剤などの毒性のある製品は、子供の手の届かないところに保管してください。
  3. キッチンでは、コンロの上にプロテクターを設置してください。また、火傷の原因となる鍋やフライパンは、可能な限り子供から遠ざけて、事故を防いでください。
  4. 窒息に注意してください。子供の窒息の原因となる可能性のある食べ物は、手の届かないところに保管してください。
  5. 子供に開けて欲しくない引き出しにはロックやプロテクターを取り付けます。ドアについても同じように対策を行なって、指が挟まれないようにしましょう。
  6. 鋭い角などは、柔らかい素材で覆い、怪我を予防してください。
  7. 低い位置に窓がある場合は、転落防止用の手すりを設置するなどの安全対策を講じてください。

今回ご紹介したすべてのことをしっかりと覚えておきましょう。当たり前のように思われるかもしれませんが、当たり前のことを軽く見ている時に事故が起こりやすい傾向があります。適切な安全対策を講じて、家庭内の不慮の事故を防ぐように努めましょう。