インテリアをもっと楽しむための用語辞典
素敵なインテリアを完成させるために、トレンドをチェックしたり雑誌やブログをたくさん読んでいる方は多いですよね。時々、文章の中に専門的な用語が出てきて何を指しているのか分からない、なんて事はありませんか?そこで今回は、インテリアについて考えるのが大好きな皆さんのために用語辞典をご用意いたしました!
インテリアのための用語辞典
アンカー:重いものを落下しないよう掛けるのに使われる、壁に取り付けるネジ。
ベースボード(巾木):壁の下端に沿って取り付けられる横板。家具を動かす時などに損傷から守る役割があります。
バーグエーニョデスク:スペインで使われるアンティークの折りたたみテーブル。取っ手のついた棚のようにも見え、物を収納するのにも使うことができます。
キャピトン:長方形を形成するように布地にボタンが固定されたデザイン。16世紀ではよく用いられた装飾スタイルです。
デミジョン:ガラス、セラミック、陶器で作られた球形の水差し。安定性を高めて使いやすくするために籐のカバーを付けることがあります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
玄関ホール:正面の出入り口から建物に入ってすぐの空間。家のスタイルによって広さは異なり、天井がとても高かったり長い廊下のようになっていたり、素敵なシャンデリアを取り付けたりします。
フリーズ:壁の上部や下部の保護のために施される装飾を指す建築用語。タイル、布地、壁紙、石膏など様々な材料があります。美しく見えるようなパターンやレリーフが用いられます。
グレージュ:インテリア好きには絶対に知っておいてほしい色で、グレーとベージュをミックスしたものです。
ヘリンボーン:フローリングの一般的なパターンの1つで、長方形や平行四辺形をジグザグに配置したデザイン。名前はニシンの骨に由来します。
キリム:ハンドメイドのアラビア絨毯。タペストリーと同じように織られますがサイズはキリムの方が小さいです。幾何学模様とビビッドカラーが使われることが多いです。
キッチュ:安っぽく俗悪なスタイルを指す言葉。
ラゴム:実用的かつ整然としたスタイルでシンプルに生きていくことについて考えられた、スウェーデンのデザイン哲学。ミニマリズムとよく似ています。
ミッドセンチュリー:1950年代に米国で流行した装飾スタイル。曲線、ポップなカラー、幾何学的な形状がデザインの特徴です。
オルモル:この単語はフランス語のmouluという言葉に由来します。18~19世紀に登場した金メッキ技術や装飾を指します。
パティーナ:木製、金属製の家具の表面上に形成される薄い層。ヴィンテージ家具のように、年月を重ね古くなった物にみられます。
ラスティック:木、籐、エスパルトなどの自然素材を取り入れた装飾スタイル。空間にあたたかさや親しみやすさを与えます。
シャビーシック:アンティークや修繕された家具を取り入れたスタイル。長く使われた印象やパティーナは見られますが、古さは感じられません。シャビーシックは、より洗練されたモダンな装飾とを組み合わせて作られるスタイルです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
トワルドジュイ:ブラック、濃いレッド、ブルーなどの色を1つだけ使った、複雑なパターン(自然、花など)の綿織物。白やオフホワイトのベースにパターンがプリントされカーテンや室内装飾に使われます。
緑青:銅が酸化して生成される青緑色の錆のこと。銅板に酢酸を塗っても同じ現象を確認することができます。これは古くなった家具によく見られます。
窓台:物を置くことのできるような窓の下のスペース。猫が大好きな場所です。
パオ:トルコやモンゴルの伝統的なテント。近頃はリラックスのためのスペースとして庭にこのような大きくて丸いテントを設置することもあります。
初めて知る単語はいくつありましたか?新しい知識を手に入れてインテリアをさらに楽しみましょう!