インテリアデザイナーのソフィー・パターソン

インテリアデザイナーは、独自のインテリアスタイルが人々に認識されて初めて大きな存在となることができます。本日は、インテリアデザイナーのソフィー・パターソンについて見てみましょう。
インテリアデザイナーのソフィー・パターソン

最後の更新: 07 12月, 2019

本日は、将来有望なインテリアデザイナーであるソフィー・パターソンについてご紹介します。インテリアデザイン界での経験はほんの10年間であるにも関わらず、すでにイギリス1番のインテリアデザイナーとして知られています。

インテリアデザイナーは、 独自のスタイルが認識されることがインテリアデザイン界での成功を意味し、その後世界に名前が知れ渡っていきます。ソフィー・パターソンもそうした1人です。

彼女のスタイルは、クラシックスタイルとコンテンポラリースタイルの組み合わせからラスティックスタイルとラグジュアリースタイルの組み合わせまで幅広く展開しています。

ソフィー・パターソンからインスピレーションを得よう

ソフィー・パターソン

2008年にインテリアデザインのスタジオを開設して以来、コンテンポラリーなインテリアと上品なインテリアの組み合わせを試してきました。その後、ラグジュアリーな特徴を残しつつ、ラスティック要素を取り入れることに成功したのです。

ソフィーは、ラスティックでありながらも生まれ変わった装飾品を使用することにより、すべてを上手く統合しています。カントリースタイルのインテリアを洗練されたインテリアに放り込んだわけではありません。色調を変えることによってラスティックさを取り入れているのです。

彼女のプロジェクトには、ラスティック要素がある大きいグレーのバスケットが使トされることが多いです。彼女はイギリスのカントリースタイルから大きなインスピレーションを得て、洗練された都会的なプロジェクトで完璧に表現しています。

ソフィー・パターソンが描くラスティックエレガンス

ラスティックエレガンス

ソフィー・パターソンのスタイルでは、ラスティック要素と大胆なラグジュアリー要素の完全なる調和が求められています。この2つの要素が完全に調和することにより、新鮮で時代を超越しており、リラックスした優雅な空間を作り出します。

また彼女はアンティーク収集が好きで、彼女のアンティークへの愛もまた、彼女のスタイルを特別なものにしている秘訣でしょう。

彼女のスタイルのもう1つの鍵は、デザインの基礎となっている素材や仕上げ、そして並外れた色の組み合わせにあります。ソフィーさんは、明るすぎる生地および自然でラスティックな雰囲気を台無しにする合成繊維の使用を避けています。

色と素材

ソフィー・パターソン

若いデザイナーの間では、グレー、青、クリーム、ベージュ、トープなどの色が多く使用されています。彼女はこれらの色をベースカラーとし、ゴールド、黄色、緑、赤、紫などより強い色と組み合わせています。これらの色はとても自然体であり、主張しすぎることはありません。

また、ソフィー・パターソンが選ぶ素材や仕上げは、とても自然体なものです。木材、グレーの籐、革、リネン、ウール、サイザルアサのラグなどラスティック要素のある素材と、シルク、光沢のある木材、ベルベット、カシミアなどより贅沢な仕上げが一緒に使用されます。

家具と小物

ソフィー・パターソン

ソフィー・パターソンは、彼女のデザインと合わせるためにクラシックでアンティーク調の家具を選んでいます。リネン生地のスカートソファやラスティック仕上げのカウンターは、彼女のスタイルの特徴です。

これらの家具に流行りの鏡、合皮の小物、優雅なアートや芸術品などとても近代的な要素を組み合わせ、ラグジュアリーな雰囲気に仕上げているのです。

彼女の鋭い感覚により、これらが完璧に調和されます。ラスティック要素を取り入れる鍵は、オレンジすぎたり黄色すぎるものを防ぐことです。一方で、サイザルアサや籐などの自然な要素はグレーや茶色で取り入れるといいでしょう。

限度を知る

ソフィー・パターソン

ソフィー・パターソンは、いつ、どこでラスティックラグジュアリーが機能するかを知ることが重要だとアドバイスしています。例えば、キッチンや浴室には比較的取り入れやすいですが、リビングのような大きな部屋では、ラグジュアリーさがラスティックさよりも主張されるべきです。寝室にも同じことが言えます。

デザイナーによると、ラグジュアリーな雰囲気は繊細な小物と組み合わされた大きな要素によってもたらされます。ラスティックエレガンス要素は、カジュアルで居心地の良い雰囲気を作り出してくれるでしょう。