部屋のインテリアに紫を取り入れてみよう!
パントン社が紫を2018年の色として発表したのをご存知ですか?具体的に言うと、ウルトラヴァイオレットがインテリアの世界で今一番ホットな色の一つです。偶然ではなく、その人気には納得の訳があるのです。
紫は部屋の雰囲気を一変できるカラーで、しかも差し色として使っても最高です。これから紹介する方法を試して、ぜひ部屋のインテリアに紫を取り入れてみてください。
1.紫と白は最高のコンビ
紫は色が濃いので、白のような明るい色と合わせるのが一番良いでしょう。2色のバランスは完璧ですよ。
下の写真は、紫のトーンでコーディネートした部屋の例です。部屋の中の一部に濃いトーンを使用しています。また、他の部分を白で統一しているのには2つの理由があります。
1つ目の理由は紫の色の濃さにあります。部屋全体を紫にしてしまうと、部屋が暗く重い感じになってしまいます。選ぶ紫のトーンにもよりますが、気を付けないといけないポイントです。白は部屋を明るく広く見せてくれるので、紫に合わせるのには最高でしょう。
2つ目の理由は差し色として使用しているという点です。メインとなる色がある場合、紫は脇役として存在感を出すことでうまくまとまります。
2.反対色を合わせる
部屋のインテリアを考える時、大抵の人は1色を基調に考えるでしょう。そのため、その1色の濃淡でまとめたモノトーンな部屋になりがちです。あなたが少し違った個性的なインテリアをお望みなら、補色を使用してみてください。
補色をインテリアに取り入れるのは、大胆な読者の方にぴったりの個性的なアイデアです。
紫の補色は黄色です。反対色である紫と黄色は完璧な組み合わせで、インテリアに取り入れれば明るく個性的な部屋になるでしょう。子ども部屋、書斎、プレイルームにおすすめです。従来の色彩感覚から離れて、思い切って補色を試してみてください。
大胆な色を組み合わせる場合、上の写真のようにベースカラーに白、茶、黄土色を使うといいでしょう。また、部屋に温もりを与える木の床もよく合います。
3.エレガントな部屋に紫を取り入れる
ここまでは、若い人向けの部屋でのポップなテイストの紫を紹介してきましたが、次は正反対の大人向けの紫を見ていきましょう。紫色の最大の特徴は汎用性の高さです。紫を違ったテイストで取り入れれば、部屋は全く別の雰囲気になります。
次に紹介するのは青みを帯びた濃い紫を使った例です。これまでの例とは違い、使うのは暗めの色ばかりです。この色使いが映えるのは広々として明るい部屋だけです。さもないと、暗くて重い雰囲気の居心地の悪い部屋になってしまいます。
装飾品には金色を使います。紫と金は完璧な組み合わせです。コントラストを作り出し、部屋にエレガントさを加えるだけでなく、紫の濃さを中和させます。絵画の中の線とナイトスタンドに置かれた花瓶の底部の黄色が部屋の装飾品を中和させています。
紫を基調とした部屋をいくつか見てきましたが、これだけの可能性を提供してくれる汎用性の高い色は多くはありません。今日の記事を参考にして、ぜひあなたの部屋も模様替えしてみてください。