部屋のバランスを制する者は全てを制する:家具の配置
どんなスペースでも物と物の距離の関係性はとても重要です。この関係性をマスターするには部屋の割合や大きさなど細かい点を考慮する必要があります。
インテリア装飾の中で物と物のバランスを正しくとることはとても重要なことです。どうやってアイテムを組み合わせるかによって部屋の印象がまるっきり変わります。
物の大きさやサイズを測るというこは同時に比率についても考えていることになります。家具にはそれぞれ特徴があるので部屋のサイズとどこに物を置くかはとても深い関係があると言えるでしょう。
置く場所一つ一つに意味があるので、どこに置くかで見た目の雰囲気はがらりと変わります。
人間のスケール
このコンセプトは空間と人に直接関わってきます。人間スケールのアイテムは私たちの体で届く、または使える大きさのアイテムのことを言います。なのでデザイナーは大きすぎるモニュメントのようなものは作りません。
家具の配置について考えるときまずどんな印象の部屋を作りたいかについて考えます。これを達成するには家具の大きさと比率についてアート作品を作っているかのように注意を払わなくてはなりません。
必ず覚えていなければならないことはバランスをよくしようとしているということです。どういったデコレーションをするかによって快適な空間になるかならないかが決まるからです。
なので、正しいレイアウトで家具やアイテムをを配置できるとあなたにとってもゲストにとってもとても満足のいくものになります。レイアウトがうまくいくだけで時間を過ごすのがとても楽しみな空間へと変わります。もしこういった快適な環境で過ごせればその場所に魅了されてずっといたくなります。
デコレーションに関してはダイナミックな空間を作るように意識をしましょう。また、家具は常にシンメトリーにする必要はありません。
ダイナミックさ
一つ一つのアイテムが同じスケールである限り、シンメトリーをうまく利用して比率を変えたりエネルギーに溢れた空間にすることができます。
まずはどのくらいのスペースを使うか決めましょう。
例として、ソファとフロアスタンドやテーブルランプなどを見てみましょう。ソファとランプは同じサイズではないですが、このコンビネーションは定番ですよね。
その他の例として壁に取り付けたりテレビの上に取り付けて浮くタイプの棚などです。エネルギーを作り出すために棚は違う高さに取り付けましょう。そうすることで他の家具とシンメトリーになることは避けれます。
どちらの例をとっても物と物の間のバランスを綺麗に保つことができ比率と調和の取れた部屋へと変わります。
デコレーションにおいての比率
デコレーションの美的感覚は比率に直接関係があります。どんなデザイナーでも一番の目的はビジュアル面での調和が取れているかです。
実現的な要素としてはドアや衣裳部屋の取っ手などは家全体を通して同じ高さにしなくてはなりません。
これは絵画や写真にも同じくです。絵画や写真は目の高さに揃えます。なので見づらい場所に置く必要は全くありません。
今までに紹介してきたように小さいところまでに気を使うと部屋全体がバランスよく調和の取れた空間になるでしょう。きちんと論理に沿って計測、計算すればオーケーです。
家具と家具の調和がとれていないとせっかく揃えたアイテムたちはごちゃごちゃしてケンカしているように見えてしまいます。
なので、家具たちとの会話を楽しみながらどうすればそれぞれのアイテムが輝いてうまく調和するかしっかり考えて快適で落ち着く空間にしましょう。