ドアの種類と正しい選び方!部屋の用途に合わせよう

ドアの正しい選び方を知ることは、スペースを有効活用して家の断熱性も改善することのできるとても大切なことです。
ドアの種類と正しい選び方!部屋の用途に合わせよう

最後の更新: 08 3月, 2019

室内のドアは家の中でも特に目立つ存在感のある要素の1つです。ドアは色や雰囲気によって部屋のイメージを大きく変えます。そしてその役割は部屋を分けることと装飾の両方を持っています。どんな部屋であってもドアを変えるだけで個性を与えてくれますよ。

できるだけ素敵なドアを選ぶことはとても大切です。ドアの正しい選び方を知ることで、有用なスペースを確保し、断熱性や防音性を高め、レイアウトも考えやすくなります。

明るく目立つドアはよくモダンなスタイルの家で見られます。派手な色であっても、それが部屋とうまく調和している場合は非常に魅力的となります。

今回は、ドアの素材や色々なスタイルをいくつかご紹介します。新しいドアを設置するときに迷ったりしないようぜひ役立ててみてください。

ドアのスタイル

開き戸:片開き

このタイプのドアは最もクラシックであり現在でも一番使われている種類です。スペースの広さにかかわらずどんな部屋にも合います。一般的に使われるため市場では最も値段が安いです。ですが、価格はその材質によって異なります。

あなたの家が小さく、既にこのタイプのドアが設置されている場合は、明るく印象的なカラーで塗り替えることを検討してみてください。視覚的に部屋のスペースを広げることができ、今よりもっと独創的で魅力的な空間にすることができるでしょう。

開き戸:両開き

両開きのドアは、リビング、寝室、大きなキッチンに完璧にマッチします。このタイプのドアは大きな家や宮殿で使われてきました。家に十分なスペースがある方は、両開きのドアを設置すると非常にエレガントな雰囲気を出すことができます。

もう1つの選択肢として、スライド式の二枚扉を取り付ける方法があります。部屋が狭めの方には最適で、スペースを有効活用することができます。

ドアの種類と正しい選び方

また、両開きのドアは実用的でもあります。開いたままにしておくと、部屋のつながりを視覚的に感じさせることができ、光の通りやすさによって部屋全体を明るく照らすことができます。

折れ戸

このドアは開けると同時にドアが折りたたまれます。そのため、小さい部屋を持つ家には最適なドアです。

そして子供のいる家庭では最適です。このドアは開ける程度を調節することができます。なので例えばドアを少しだけ開けておいて子供の様子を確認する、なども可能になります。

最近では、折れ戸にも様々なスタイルや材料で作られたものが売られているのでぜひチェックしてみてください。

装飾性の高いドア

最近は家庭でミニマリズムやシンプルさを求める傾向が見られます。ドアに関しても同様のことが言えます。

近頃は複雑なデザインや装飾が施されたドアを目にすることがなくなってきました。そういったデザインはどんどん古く見えてきたり、時代遅れのように感じさせてしまうことから、デザイナー達はあまり取り入れないようになったのです。

ですが、シンプルなモデルであれば今でもまだ見つけることができます。家の設計の方法によっては、今どきのデザインよりも一層魅力的になる可能性も十分にあるでしょう。

引き戸

引き戸アは非常に用途が広く、簡単に家に設置することができます。このドアは取り付けられたレールに沿って扉を横に動かすことで開閉します。

このタイプは室内からパティオやテラスに出る所で最もよく使われています。ドアの開き具合を調節することができるため非常に人気があります。また、引き戸は部屋にたくさん光を通してくれます。

ドアの種類と正しい選び方

部屋の用途に適したドア

リビングルーム

昔のリビングには、光が部屋に入るよう窓の付いたドアを設置することが一般的でした。特に廊下に光が入らず暗くなってしまう家で取り入れられていました。

引き戸は使うスペースを最小限に抑え、シンプルにするという現代の傾向には非常に合います。たとえば屋根裏部屋ではほとんどのドアが引き戸になっています。

引き戸に使用される最も一般的な材料は漆塗りの高品質な木材です。とても滑らかで、ガラスやスチールで細部の装飾が施されたものがよく見られます。

キッチン

キッチンには半透明のガラスの扉を使うのがおすすめです。リビング同様にドアを通して部屋に光が入ります。

ですが、これには欠点もあります。キッチンでは油が飛んだり煙が出ることからドアが汚れてしまうことがあります。

ドア 種類 選び方

この問題を解決する良いアイデアは、アルミ製のドアを使用することです。部屋に光を入れることもできますし、ガラスのドアに比べ清潔さを保つこともできます。

引き戸はキッチンに繋がるダイニングルームやリビングに設置するのに最適です。キッチンから出るにおいが他の部屋にいかないよう防ぐ役割を持っています。

バスルーム

バスルームは通常とても小さなスペースです。最も一般的なドアは片開きのものです。ですが、空間を十分に使うことを考えるのであれば引き戸を取り入れてもいいでしょう。