ダメージを与えないラグの洗濯方法
ラグは時間の経過とともに摩耗しやすいインテリアグッズです。さらに、靴についたゴミや、室内のホコリがつくため、定期的なお手入れが必要です。今回はダメージを与えないラグの洗濯方法をご紹介します。
ラグを清潔に保つことは大変です。ラグには汚れが付きやすく、時にはダニが発生することもあります。食べ物や飲み物を落とした時に、最初にシミがつくのもラグです。
ラグは正しく洗濯して定期的なお手入れをすれば、長く美しさを保つことができます。特にペルシャ絨毯なら、その輝きを保ちたいものですよね。
どのぐらいの頻度で洗濯するべき?
この質問に対する明確な答えはありません。定期的な洗濯を習慣にした方が良いというのは本当ですが、それは、毎週しっかり洗濯するという意味ではありません。
徹底的な洗濯は、1年に2,3回で、あとは毎週ラグに掃除機をかけるなどの日常的な掃除とお手入れだけで十分です。
他に習慣にしたいのが、ラグに落とした物をしっかり拾うことです。食事の時に、パンくずや液体をよくこぼします。食べかすはすぐにたまり、ラグにシミを残す原因になります。
「ラグは床をより快適にしてくれます。扱いに注意をして、特別なお手入れを欠かさないようにしましょう。」
ステップ1:ゴミを振り落とす
ラグが大きいと、洗濯機には入リません。かと言って、お金のかかるクリーニング屋は使いたくないという方は、自分でクリーニングしましょう。まずはラグに絡みついたゴミを振り落とします。
- ラグをパティオに運び、地面につかないように、物干し竿やロープにかけます。そして、ほうきなどの硬いもので叩いて、ホコリを取り除きます。ラグを傷付けないように、叩くときは注意してください。パティオがなければ、テラス、庭などの屋外で行ってください。
- ラグが小さければ、振り払うだけで、塵やほこりを取り除けます。
- 最後に、しばらく屋外の風通しの良い所に置いておけば、臭いもなくなるでしょう。
ステップ2:水と洗剤で洗う
ラグの汚れを落とすには、洗剤を水と混ぜて使います。洗剤はラグ専用の物を使ってください。ではダメージを与えないで洗う方法は?
- ホコリを払って、ラグを完全に乾かしたら、たくさんの水で全体を濡らします。汚れがひどい場合は、ホースやバケツを使って水をかけましょう。もしくは濡らした布を使って、きれいになるまで拭きます。
- ラグの隅々まで徹底して洗いましょう。表面の全体をしっかり洗って、食べこぼしの跡やシミをきれいにしましょう。
- 最後に風通しの良い場所で乾かします。ラグのお洗濯は太陽の出ている夏場に行うのがベストです。寒い時期や湿気の多い季節は、乾くのに時間がかかるためオススメしません。
ステップ3:置いてみてチェックする
すべての手順を終えたら、元の場所に置いてみて、望んだ通りにキレイになっているか確認しましょう。ラグの表面をよく見て、手を這わせてみて、ゴミや汚れが残っていないかチェックしてください。
もし汚れが見つかったら、その場所でお掃除しましょう。もう一度、外に持ち出して、手順の最初からやり直す必要はありません。
清潔なラグで幸せな気分に
ラグはインテリアの一部であることを忘れないでください。床を暖かく、快適にしてくれるラグですが、あなたの家のスタイルや雰囲気を左右するアイテムです。
汚れやシミのない清潔なラグは、あなたを快適で幸せな気持ちにさせてくれるでしょう。