ブラインドの種類とその特徴
最近の建築やインテリアのトレンドでは窓のブラインドはあまり取り上げられませんが、使ってみると便利な点がたくさんあります。太陽光が直接部屋に差し込むのを遮るだけでなく、断熱効果もあるんですよ。今日の記事では様々なブラインドの種類とその特徴をご紹介します。
ブラインドは何種類ある?
ブラインドは大きく室内用と屋外用の2つに分けられます。
1、ベネシャンブラインド
ベネシャンブラインドはオフィスや研究室でよく使われています。設置が簡単で扱い安く、耐久性に優れています。
プラスティック製、アルミ製、または木製で、羽(スラット)の角度を変えたり、紐を引いて、水平スラットを上げることで光量の調整が簡単にできます。
2、バーチカルブラインド
光量の調整という点ではバーチカルブラインドも非常にオススメです。仕組みはベネシャンブラインドと同じですが、羽が縦向き(バーチカル)に並んでいるのが特徴です。
塩化ビニール製かアルミ製が多く、あらゆる色が揃っています。
3、サーマルブラインド
サーマルブラインドは、硬い断熱ポリウレタンフォームを使用してアルミニウムで製造されているため、冬の寒さや夏の暑さから家を保護してくれます。
さらに、外部の騒音をブロックしてくれるので通行量の多い幹線道路の近くにある家やアパートには最適です。一般的に言われているよりも軽く、上下するのも簡単です。
4、ローラーシャッター
市場に出ているブラインドの中で、一番モダンなのがこのローラーシャッター。他と比べて、ローラーシャッターが優れているのは、太陽の光をほぼ完全にブロックする点です。雨戸がない家には最適でしょう。
太陽光をしっかり遮断できるので家具、カーテン、ファブリック製品、床の色褪せを防いでくれます。色は多種あり、名前のとおり、回転式で好きな高さへ巻き上げられるので、どんな雰囲気にもぴったりの光を作り出せます。
5、ジャロジー
最近売られているブラインドの一つにジャロジーがあります。これは1つの素材を羽目板状に並べたブラインドで、丈夫で耐久性があります。
ジャロジーは遮光の機能もありますが何より空気を循環させる機能に優れています。これにより一年を通して省エネが期待できます。
ジャロジーの羽は12度まで開くので、外側を掃除するのも簡単です。
6、ローマンシェード
名前から古くさいイメージを持たれるかもしれませんが、実際は一番モダンなタイプのブラインドです。
ほこりやシミが付きにくいカーテンと同素材で作られており、コードを引くことで上下する仕組みになっています。
色やデザインが豊富にあるのでお部屋のインテリアに合わせて、家中をローマンシェードに変えてもいいですし、いくつかのお部屋だけ取り替えてもいいですね。
7、障子ブラインド
障子ブラインドは美しく個性的です。スライド式、窓式のどちらにも設置できます。障子は溝にはめて、左右にスライドさせることで、光量を調整します。
アジアンスタイルかモダンスタイルなお部屋なら、障子ブラインドで統一してみてはいかがでしょうか。
8、ウッドブラインド
最後に、ウッドブラインドも忘れてはいけない選択肢です。インテリアとしても美しく遮光と防音効果もあります。
高価なイメージがありますがお手頃なものもありますし、どんな部屋もエレガントに変えてくれます。
ただし、良い状態を保って、ほこりや菌が付かないようにするには、定期的なケアと掃除が欠かせない事はお忘れなく。