明るくて鮮やかなメキシコ建築について見てみよう
メキシコの建築はとてもオリジナル性が高く、絵のように美しいものが多いです。世界中の他の建築とは違い、形や色、光の使い方がこの個性的なスタイルを作っています。この記事ではメキシコ建築の特徴について詳しく紹介していきたいと思います。
形と構造
その構造とともにメキシコの建築は最近とても人気になっています。
メキシコの建物といえば大きく印象的なものがたくさんあります。まっすぐな線と鋭い角度を使っていて一番強調されている部分が形と高さ、大きな窓にあります。これらはメキシカンデザインの中で大きな役割を果たしているのです。
建築家のリカルド・レゴレッタやルイス・バラガン、アルベルト・カラチは幾何学的な形を使うことで有名で、彼らはこの形をおもしろい手触りの素材と色を組み合わせていろんな建築を作り出しています。
では、典型的な色と光がこのスタイルでどうやって使われているかについてフォーカスしていきましょう。色とライティングはオリジナリティを存分に引き出すとても重要な要素ですよ。
色とライティング(光)
色はメキシコの建築の中で最も重要なポイントです。色は照明でもあり彼らのアイデンティティの一部でもあります。デコレーションや洋服、建物の外見でもいろんな色が使われていることが分かりますよね。そして、メキシコの建築では天然染料で明るく元気の良い色が使われます。
色の使い方
一番よく使われている色は黄色、オレンジ、赤、フクシャ、緑、青です。どれも明るい色ですし、ユニークな見た目を作り出してくれます。
メキシコの建築は建物の外見にこういった明るい色を使うことで有名で、他の国とは違って白やグレー、黒、ベージュなども無彩色の建物や家はあまりありません。その代わりに明るく元気のある色や素材を使っておもしろい構造を作り出します。
メキシコの建物は通常二つの鮮やかな色を組み合わせますが先ほど紹介した色全てを使ったりもします。
テレトン小児科病院(Hospital Infantil Teletón)
ではメキシコの建築がどれだけ形や色を大切にしてるかも知っておきましょう。メキシコのケレタロという街にテレトン小児科病院があります。この印象的な建物はいくつかの色に分かれていて、黄色、オレンジ、赤、紫、フクシャが使われています。
これらの色分けされたセクションは柱からなっていて光が漏れないようにしてくれます。とても印象的でダイナミックな構造ですよね。そして病院の中は外見の色を補うようにデザインされていてもっと明るく楽しい雰囲気を作り出してくれます。
こういったタイプの建築では光は暖かさと元気のある色と組み合わせられているので中でも外でもとても美しい印象になります。
House Tec 205
これはモネオブロックスタジオ(Moneo Brock Studio)によってデザインされたメキシコのモンテレイという街にあるHouse Tec 205です。この複雑な構造をした建物はとてもユニークです。この建物はカラフルで垂直なパネルを壁として使っています。
フクシャや青、紫、そして黄色のパネルは家を区分けしており、カラフルで面白い環境を家の中と外に設けらたのです。そしてこの建物は共通の部分として白を使っています。
鋭い形や大きな窓、床の間が光をたくさん取り込んでいる上にクラシックなメキシカンカラーを使っているので世界中で有名な現代建築の一つです。周りの景色や色、構造、ライティングすべてがうまく調和しています。
中でも外と同じように光と壁と色で遊びを加えており、一つ一つの部屋に違う色の壁が使われています。
たとえば黄色は窓の反対にあるとたくさんの光を取り込むので光をうまく反射して増幅させます。
現代のメキシコ建築には他にもたくさんの例があります。どれも明るくカラフルな見た目が特徴的で形や色、窓は念密に計算されて組み合わさっているのでとても魅力的な見た目に仕上がっています。
もしメキシコに行く機会があったら今回紹介したようなカラフルな建築にも注目して楽しんでみてください!