割れてしまったガラス製品の簡単な修理と再利用法
家の中ではいろいろなアクシデントが起こるもので、ときには物が壊れたり傷ついたりすることもあります。これはガラスに関しては特に言えることでしょう。ですから壊れてしまったガラス製品のいろいろな修復法や再利用法を知っていれば便利かもしれません。
例えばテーブルが壊れたり、窓に傷がついたり、オーナメントが欠けてしまったり、花瓶にひびが入ったりなどした際にはどうしたらいいのかわからないものです。特にガラス製品は、意外な瞬間に壊れてしまうこともあります。
家のものが壊れないようにするためには、必要なときにすぐ使えるような解決法を持っておくのがいいでしょう。もちろん家を最初のままの状態のように保っておくことはできませんが、予想だにしていなかった事故が起きたときに対処できるよう、準備をしておくことはできますよね。
壊れてしまったガラスの修理法-コーヒーテーブルの場合
日々様々な用途に使われるリビング。そこにあるコーヒーテーブルは日常あらゆる危険にさらされています。ほんの少しマグを強めに置いただけで、ガラスの表面に跡がついてしまうことだってあります。
ガラスのテーブルにひびが入ったり欠けてしまったりした場合は、できるだけ早く修復することが大切です。一つの選択肢は、金物店で特別な修理キットを買ってくることです。こういったキットにはブラケットが入っており、ひびに直接あてて吸盤を使ってガラスにくっつけます。
次に穴に樹脂を入れ、数分間放置して乾かします。そしてブラケットを取り除き余分な樹脂をこそぎ落とすだけです。こういったキットは、窓の修理にも使えます。
これはとてもスピーディーで効果的な解決法です。
割れガラスのモザイク
ちょっと欠けただけならまだしも、いくつかのピースに分かれて割れてしまった場合はどうしたらいいのでしょう?この場合は、割れた破片を元通りつなごうとするのはお勧めしません。代わりに、すぐにできて簡単な解決法をご紹介します。
それがDIYモザイクで、庭やテラス、ポーチのテーブルによく使われているものです。目を引くようなチャーミングなデザインを作るには、色付きガラスを使うといいでしょう。以下、簡単な手順を見ていきましょう。
- まずは壊れたガラスの破片をすべて集めます。それぞれの破片は全く違う形をしていると思いますが、元通りにしようとする必要はありません。大切なのはどのように並べるかを工夫することなのです。
- すべての破片をフラットに並べ、互いに少し隙間ができるようにします。そしてギャップができないように気を付けてセメントやモルタルを上からかけるだけです。
- 次にヘラを使って表面のモルタルを落とし、ガラスが見えるようにします。表面がスムーズで均等になるように心がけましょう。
- 最後に、モルタルを乾かして固めます。これには数時間かかるかもしれませんが、完成したらとてもおもしろい装飾アイテムができるはずです。
接着剤で修理
ちょっとしたダメージの場合は、割れた個所を元に戻すのがベストでしょう。そのためには、強力な接着剤が必要です。満足いくような出来にするために信頼できて評価も高いブランドのものを選びましょう。
ほとんどの金物屋やDIYショップで、ガラスに特化した接着剤が売られています。こういったものはとてもよく機能し、一瞬ですべてを元通りにしてくれるでしょう。本質的にはこういった接着剤は超強力な糊のようなものなのです。
このような接着剤は壊れたマグや欠けたガラスなどの修理に使えます。壊れてしまった部分をすぐにくっつけて、まるで新品のようにしてくれます。
ガラスのボトルの再利用
ガラス製品は壊れてしまったらそこで終わりというわけではありません。そうではなく、それを生かしていろいろな装飾や芸術アイテムに変身させることもできるのです。空のワインボトルやビールの瓶も、とてもおもしろい変身をさせることができます。
ただ捨ててしまうのではなく、ガラスのボトルを再利用して新しい命を吹き込んであげるのはいかがでしょうか。ボトルに少しひびが入っただけ、あるいはちょっと欠けてしまっただけという場合は、例えばそれをDIYキャンドルホルダーのベースとして使うことができます。または、中に電球を入れてボトルの口からケーブルを通せば、ランプシェードに変身させることも可能です。
他にも、壊れたガラスを使って芸術作品を作るのもいいでしょう。大切なのは、創造性を羽ばたかせ、新しい可能性を探ることなのです。
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- Fernández Navarro, José María: El vidrio, Madrid, CSIC, 2003.