レンガであなただけのオリジナル本棚を作ろう!
このレンガで作れる本棚のいいところは、まず簡単に作れるところ、材料も少なくてすむことろ、そしてあまりお金をかけずにすむところです。さらに、出来上がりはとても頑丈でお持ちの本全てが問題なく収まりきるようなオーダーメイドの本棚になりますよ。
ステップ1:簡単なスケッチを描く
本棚を組み立て始める前に、まずは寸法も含めたスケッチを描いてみてください。このためには、本棚を置きたい場所の広さをあらかじめ計測しておく必要があります。
スケッチが仕上がったら、本棚を作るために必要なレンガと板の量を計算してください。念の為、計算上の量よりも多めに材料を用意しておくことをオススメします。そうすれば万が一余分に必要になった時にも対処できますよ。
ステップ2:レンガと板を購入する
必要な分量がわかったら次は買いに行きましょう。こういった材料は、DIYに特化したお店に売られています。レンガも板も、様々なサイズ・加工の中から気に入ったものを選ぶことができますよ。
材料を家に持ち帰った後は、出来上がった本棚が長持ちするように、ある程度処理をしておく必要があります。特に木材の場合にはこれが重要になってきますよ。例えば天然の木材を購入した場合は、少なくとも一度はニスを塗っておくのが理想的です。
別のやり方としては、木の板もレンガも、好きな色に塗装してしまうことです。こうすると少しインダストリアルな雰囲気が失われてしまいますが、あなたの好みやご自宅の元のインテリアとはそのほうがよく合うかもしれませんね。
ステップ3:組み立て
全ての材料の準備が整ったところで、いよいよスケッチに描いた通りの本棚を作り上げることを目指して、組み立ての工程に入っていきましょう。レンガを壁に沿って、隙間ができないように置いていってください。棚を作りたい高さのところには板を置いてくださいね。
レンガと木の板をどんどん積み上げていってください。こちらのリンクにレンガでできた本棚のデザイン例がありますので、ご覧になってみてください。インスピレーションを得るためにきっと役に立ちますよ。デザインだけでなく、この本棚の頑丈さもわかっていただけると思います。
ステップ4:組み立てた後は、固定する
DIYで何か作る時には、いつでも安全性について考えておかなければなりません。この本棚の場合は、重い材料を使っているので、それが落ちたり動いたりしたら危険です。
このことを念頭に置くと、組み立てたものをセメントで固めるのがベストだとされているのも納得ですよね。こちらのビデオを観ていただけば、ほんの少しのセメントでレンガの間を埋めていくのがどんなに簡単かわかると思います。こうすることで、本棚の骨組はグッと強度をますのです。
以下のような場合は、絶対に骨組を固定することをオススメします:
- お子さんがいる場合は、安全性は死活問題です。どんな小さな事故も避けたいですよね。ですので、本棚のレンガをセメントで固定しておく必要があるでしょう。これが、レンガが絶対に動かないようにするための唯一の方法ですし、こうしておけばお子さんが本を取ろうと本棚に手を伸ばしても危険ではありません。
- もし作り上げた本棚が巨大なものであれば、これもまたセメントでの固定を考えるべきです。本棚の背がかなり高目な場合は少し危険です。たとえ本棚が動いてしまう可能性が低かったとしても、事故は未然に防ぎたいので、正しい場所に固定しておくのがいいでしょう。
ステップ5:レンガの本棚に命を吹き込もう
最後のステップです。本棚に命を吹き込みましょう。棚の部分を、お気に入りの本や見栄えのいい装飾品で埋めていってください。小さな植木鉢や、写真、またその他のアイテムを飾っても構いません。自分自身で作り上げたという満足感を味わいつつ、本棚の装飾を楽しんでください。
レンガを使って自分だけの本棚を作るのはとてもやりがいがあります。経済的で頑丈で、見た目にも美しい家具が出来上がりますよ。お分かりのように、作り方はとても簡単ですし、詳しい組み立ての知識が必要なわけでもありません。シンプルなスケッチと適切な材料を用意し、出来上がったものを正しい位置にセメントで固定すればもう出来上がりです!