ランダムオービットサンダーなど研磨機の選び方
あなたがDIYが好きで取り組むプロジェクトに木、プラスチックや金属などの研磨作業があるなら研磨機は必要不可欠だと言えます。
もし購入を検討しているのであれば、まずはこの記事を読んで市場に出ている様々なタイプの研磨機について学びましょう。
ランダムオービットサンダーのメリットって?
ベルトサンダーと違い、ランダムオービットサンダーはディスクが回るのと同時に偏心運動を起こす作りになっています。回転運動と偏心運動の組み合わせで荒い面も早く削ることができます。
オービットサンダーは渦を巻くようなマークが表面に残らず、木目を気にせず使用できます。サンディングシートと、モデルによってはおがくず吸出機を使います。この吸出機がついているモデルは掃除機のようにおがくずをサンディングシートについた穴から吸い取り、フィルターやバッグに集める機能が付いています。
ランダムオービットとベルトオービットの違いを理解することは重要です。似ている用途はありますがこれらは異なる道具です。大きな違いはその研磨面の形にあります。ランダムオービットサンダーは円形なのに対し、ベルトサンダーは四角形になっています。
研磨機の使い方
購入の前に、使い方を学び、自分にとって価値のある投資なのかをよく考慮しましょう。もし購入を決めたのであれば次のステップを踏みながら正しく使用しましょう。
1. サンディングシートの取り付け
オービットサンダーは使い捨てのサンディングシートをマジックテープで取り付けます。電源を入れる前にシートがしっかりついているか確認しましょう。
2. ファンを回す
オービットサンダーにはファン、もしくはフィルターが付いていて綺麗にかつ安全に使用できるようになっています。
3. しっかりと握る
事故や削り残しを防ぐため常に両手を使いましょう。
4. 常に動かし続ける
常に一定の動きを保ちましょう。同じところに研磨機を当て続けるのを避け、ムラがある仕上がりにならないよう気をつけましょう。
研磨機を傾けないでください。常に平面に使うことを心がけましょう。そうすることでよりスムーズな仕上がりが期待できます。
5. 表面の仕上がりを均一に
表面の研磨が終了、または十分だと感じたら、研磨が均一に仕上がっているかを確認しましょう。レベルを均一にするために再び作業に当たる必要が出ることもしばしばのはずです。
6. 角を仕上げる
最後に角に取り掛かります。作業が終了したら研磨機を掃除し、使用前と比べ創傷がないことを確認しましょう。
どんな研磨機が市場に出ているのか
研磨機の世界ではランダムオービットサンダーはその1つのセクションでしかありません。他にも多くのタイプがあり、類似した目的で使用されています。
サイズ、サンディングシートの装着方法、そして基本の形が研磨機の主な違いになります。モデルによっては三角形や四角形、また基盤がゴム製のものもあります。異なるタイプをご紹介しますね。
1. ベルトサンダー
ベルトサンダーは質の良い仕上がりを提供してくれ、尚且つ経済的なオプションです。大掛かりではない小さめのプロジェクトをする人に最適です。
2. ディスクサンダー
ディスクサンダーは完璧に近い仕上がりを見せてくれます。マジックテープ装着式の研磨ディスクを使用し、乾燥しているものを研磨するプロジェクトに使用します。
3. ディティールサンダー
これは角やエッジなど手が届きにくい箇所の作業を可能にするためのデザインです。
4. 多目的サンダー
これは3イン1タイプでそれまでに作られた全てのモデルの機能を備えています。これ1つでどんな表面にも素材にも使用できます。
5. マウスサンダー
マウスサンダーは手より小さいサイズになっており、より小さな角に最適です。
最後に
研磨機を選ぶ際、各モデルのスピードを、1分間の軌道の速さを示すopmを見てメモを取りましょう。数値の変動範囲は6,000から26,000です。プロジェクトに使用する素材や用途を考え、あなたに最適な研磨機を選びましょう。