子供のための家づくり:夢のツリーハウス
子供なら誰でも自分だけのツリーハウスを持ちたいという夢を持っています。ツリーハウスには映画の中の世界のような特別なものがあります。
なので今回は子供が自分だけのツリーハウスを持つことが可能だということを紹介していきたいと思います。どうやって正しい道具や知識を使って子供のために安全なツリーハウスを作るのか詳しく見ていきましょう。
もし家のガーデンにツリーハウスにぴったりなサイズの木があればあなたはとてもラッキーです。あなたの子供はツリーハウスがどれだけ楽しいものなのか一生忘れることはないでしょう。自分を奮い立たせればあなたの友達全員が羨ましがって家に訪ねたくなるような理想的な家が作れます。
一番の優先事項「安全」
まず初めにツリーハウスを建てるには木工細工の基本的な知識と似たような経験が必要です。絶対に忘れてはならないのが安全性です。ツリーハウスは想像通り木の上にあるので安全を一番に考えないと子供たちに危険が及びます。
なのでもし安全性について少しでも不安があり自信がなければツリーハウスを諦めた方がいいです。大工作業に自信があり、安全性について第一に考えられるのであればツリーハウスを建てていきましょう。
次に、これから選ぶ木材が安全かも確かめなくてはなりません。最適な木材はツリーハウス自体と子供たちの体重に耐えられるような大きくて頑丈な木材です。
そしてツリーハウスを建てる木の幹はツリーハウスの基礎をカバーできるぐらいの大きくてしっかりした木でなければなりません。もし木の幹が短く枝がたくさんあるとツリーハウスの足場を作ることは難しいです。
ツリーハウスのデザイン
ここまで理解できたなら今度は実際にツリーハウスを建てるために準備をしていきます。しっかり計画を立てることは一番重要なステップです。デザイン画を描いて全ての計測、計算をしっかりしてどんな材料を使うか選んでいきます。できる限りの時間を計画に使いましょう。しっかりとした計画を立てられればこれからの作業がうまくいきスムーズにツリーハウスを建てられます。
このステップで決めなければならないこと
- どうやってツリーハウスまで登るか
登る方法としてはしごを木の幹に直接つけたりロープをぶら下げて登るという手もあります。一番安全な方法は階段を作ることですがこれは一番大変で時間がかかります。
- 家の大きさ
家の大きさは木の大きさによって変わってくるのでまずはどの木にツリーハウスを建てるか考えましょう。
- デザイン
屋根の形やどこに窓をもってくるかなど
実際に建て始める
必ず必要な材料や道具、しっかりとした計画、計測が整ってから実際に建て始めましょう。
最初のステップはツリーハウス全体を支えることになる基礎から建てます。一番安全なデザインは地面に4つの柱が刺さっていることです。もし木の幹の幅が広ければ直接ツリーハウスを建てつけても問題はありません。基礎全体の構造の基盤になるので安全で頑丈に建てましょう。
木から生えている枝を補強として使うことも可能です。釘や建てつけは心配せずに必要なだけ使いましょう。
床と壁を建てる
ツリーハウスの基礎がきちんと完成したら木の板で床を作りましょう。次のステップは床と壁を支えるための柱を建てます。重さに耐えられるようしっかりとした計算が重要になります。
水平な厚い板を柱に建てつけると壁ができます。もしくはパネルやクラッディングでも壁は作れます。他にも網に生地を貼ったり防水シートなどで壁を作ることもできます。
窓が欲しければ壁を作る時に窓のための隙間を開けることも忘れないでください。壁を作り終えたらほとんどの作業は終わりです。あとは階段を付けるだけです。
最終工程「屋根」
最後に残っているのは屋根です。中には屋根がないツリーハウスもありますが屋根はオプションです。もし屋根まで付けるなら全体のデザインとあった屋根を作りましょう。
一番簡単でシンプルな屋根は平坦な屋根です。やることは厚い板を家の上に取り付けるだけです。ですがもし平坦な屋根を取り付けるなら屋根で高さを工夫することはできないので壁は高くなくてはなりません。
反対に斜めの屋根はもっと複雑です。斜めの屋根は設計するのも建てつけるのも平坦な屋根より難しいです。どれだけ高くするか低くするかは木の高さによって変えられます。