香り付きキャンドルを作ってみよう!
香り付きキャンドルにはあたたかみがあり、家を居心地のいい空間にしてくれます。キャンドルに火を灯せば、その魅力的な香りが家の中をいい匂いにしてくれますし、手作り感溢れるアットホームな雰囲気を生み出してくれます。これが、インテリアに香り付きキャンドルを取り入れる人が多い理由です。
火が付いていないときでも、香り付きキャンドルは装飾アイテムとして使うことができます。特に明るめの色や質感のキャンドルならなおさらです。
装飾洋品店やスーパーマーケット、その他様々な場所で香り付きキャンドルは売られていますが、ご自身で手作りするのも楽しいですよ。あなただけのオリジナル装飾アイテムを作ってみましょう。
パラフィンで作る香り付きキャンドル
香り付きキャンドルを作るためにはまず、どのくらいの量作るのか決めましょう。そうすれば、作りたい数に応じて必要な分の材料を揃えることができます。材料は以下でご紹介します。
材料
- ワックスや着色料を混ぜ合わせるための容器
- 工作用粘土
- (キャンドルの)芯
- パラフィンワックス
- キャンドル用の離型剤
- エッセンシャルオイルなどお好きな香り
- キャンドル用の着色料(お好きな色)
- キャンドルの型(円柱、正方形など作りたい形のもの)
オプション
オリジナルキャンドルの作り方
- パラフィンワックスを85℃の温度で溶かしてください。それ以上高温にはしないでください。
- ワックスが完全に溶けたら火から離しましょう。しっかり溶け切っているかもう一度確かめるためによく混ぜ合わせてください。
- 離型剤を少し含ませた油を型に塗ってください。型の側面には油を塗りすぎないように注意してくださいね。汚れの原因になってしまいます。
- 芯を入れ、先端に粘土を少し付けてください。こうすることで芯がワックスの中に沈まずに固定されます。
- 次に、エッセンシャルオイルと着色料をパラフィンワックスに少しずつ加えていきましょう。着色料の量が多いほど、キャンドルの色も強くなりますよ。
- それから、色と香りが全体にいきわたるように、ゆっくりと円を描くようにワックスをよく混ぜ合わせてください。
- 型に少しだけワックスを流し込み、固まるのを待ちます。
- そのあと、残りのワックスを型に移し入れ、冷蔵庫で2時間ほど冷やしてください。
- 2時間後、冷蔵庫から取り出し、慎重にキャンドルを型から外してください。キャンドルの大きさは始めより少し縮んでいるはずです。
- 最後に、芯のはみ出ている部分を粘土とともに切り落としましょう。
考慮すべきこと
香り付きキャンドルを作るのが初めての場合はシンプルなデザインを選ぶのがベストでしょう。一度テクニックを磨いた後で、もっと凝ったオシャレなキャンドル作りにトライしたり、別の材料で試してみると良いですよ。
キャンドルに香り付けをする際は香りをあまり強くしすぎないでください。特にいくつかのキャンドルを同時に使おうとお考えの場合はなおさらです。目的はご自宅を素敵な雰囲気にすることであって、家中を強烈な匂いでいっぱいにすることではありません。やりすぎは禁物ですよ。
キャンドルの自然な香りの中で最も一般的なのがコーヒー、シナモン、バニラ、ココナッツ、ユーカリ、ラベンダーなどの香りでそれらを組み合わせて使うのも人気です。
蜜蝋で作る香り付きキャンドル
オリジナルキャンドル作りでパラフィンワックスを使う代わりに、もっとナチュラルな材料を使ってみるのはいかがでしょうか?香り付きキャンドルは、蜜蝋を使って作ることが可能です。蜜蝋を使う最大のメリットは着色料や香りを加えなくても、素晴らしい仕上がりのキャンドルができることです。
材料
- 鍋
- ハサミ
- 蜜蝋シート
- 木綿糸
- ガラスの容器
- ヘアドライヤー
作り方
- まずは、お湯を張った鍋の中にガラスの容器を入れ、湯煎で少しだけ蜜蝋を溶かしましょう。
- 次に、蜜蝋シートを数枚用意し、お好きな大きさにカットしてください。(シートが大きくて幅広いほど、キャンドルは丈夫になります)
- それから、木綿糸をキャンドルの高さに合わせて切り、溶けた蜜蝋の中に浸してください。それからすぐに、糸の両端を蜜蝋シートで固定してください。糸が完全にシートの長さに収まっていることが大切です。
- 木綿糸の先端部分から、シートを丸め込んで行ってください。この工程では、ヘアドライヤーを使って熱をあて、蜜蝋シートを曲げやすくする必要があります。
- キャンドルを形作っていってください。キャンドルがコンパクトになるように、多少力を加えながら作業するといいでしょう。
- 最後に、数時間冷蔵庫に入れて冷やします。冷やしている間は手を触れないでくださいね。固まればもう完成です。
香り付きキャンドルは、リビングルームのテーブルの上や暖炉、棚などに飾るのがいいでしょう。浴室に飾って素敵な雰囲気を演出するのもいいかもしれませんね。