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実用的なDIYツール:正しいドリルの使い方を見てみよう

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ドリルを正しく使用するためには、まず材料についてよく知ることが大切です。
実用的なDIYツール:正しいドリルの使い方を見てみよう
最後の更新: 23 8月, 2019

ドリルは家周りで作業をするのにとても実用的なツールです。私たちが使いやすいよう人間工学に基づいたデザインで作られています。

家具の組み立てや壁の穴開け、絵画を吊るす時や棚を置くときにもドリルが役立ちます。ねじを締めたり外したりする時にも使うことができます。

材料によってその表面は異なっています。密度、強さ、質感、構成要素はそれぞれ違います。まずはこのことをしっかりと覚えておくようにしましょう。今回は材料に応じたドリルの正しい使い方を3つご紹介します。また、ドリルの主な特徴についても説明していきます。

ドリルの特性

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ドリルは主に、さまざまな材料の表面に穴を開けるために使用されます。ですが、ネジを締めたり緩めたりするなどより具体的な機能を備えたドリルもあります。また、コンセントにつないで使うタイプと、バッテリーで動かすコードレスタイプを見つけることができます。

そして、色々な材料に穴が開けられるよう設計されたドリルビットを見つけることができるでしょう。こちらが市場にある主なドリルの種類です。:

  • 電気ドリル
  • ベンチドリル
  • コードレスドリル
  • ミニドリル
  • ハンマードリル

穴を開ける前にすべきこと

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材料の表面はそれぞれ異なり、構成要素、質感、強さも全く違ってきます。そのため、自分が用いる材料に応じた、ドリルの正しい使用方法を知っておくことが重要です。

そして、色々な材料に使うことができるドリルビットがあることも覚えておきましょう。さらに、穴あけ作業を始める前にまずは材料の正しい準備が大切です。

穴を開ける前に次の事を行いましょう。

  • 材料に合ったドリルビットを選ぶ
  • 材料表面のほこりや汚れを全て取り除き綺麗にする
  • 作業を正確に行うため、ペンまたはチョークで穴を開ける場所に印を付ける

この作業は大人の手で、そして細心の注意を払いながら進めるようにしてください。事故を防ぐためにドリルは慎重にしっかりと握りましょう。

ドリルの使い方:材料別

既に説明したように、穴あけ作業を開始する前にいくつか注意するポイントがあります。まずは材料について調べ、計測を行い、表面を綺麗にしましょう。そしたら最も重要なこととして、その材料に合った正しいドリルビットを選びましょう。

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ドリルビットは、長さ、厚さ、形状が様々あり、それぞれの材料用に特別に設計されています。次からは、材料別にドリルを正しく使用する方法について説明していきます。

木材

木材は、高密度で強固な構造を持つ他の材料とは異なり、上質でやわらかい材料です。

そのため木材は穴を開けやすい材料です。ですが、木材用のドリルビットを用意することが忘れないようにしてください。2~12ミリで鋭く、平らなものか、ツイストまたはスペードのビットが必要です。

その材料用に特別に作られたビットは、木材に丸い穴を作ることができ、反対側にまで貫通させることも可能です。

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木材にはあまり力をかけすぎないようにしましょう。材料の損傷や事故を防ぐため、作業中は突然別の動きをとることなどは避けましょう。木材の場合はハンマードリルの使用はおすすめしません。

パーカッションドリルは材料が割れたり壊れる可能性があるため、一般的な電動ドリルを使うようにしましょう。

金属

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金属は非常に硬い材料なので木材に比べて作業が少し大変です。穴開けを始める前にいくつか覚えておくべきことがあります。まず、摩擦が大きいため、作業の前に表面をクーラントで処理する必要があります。

これには切削油を使いましょう。穴開けの際に、より安全な作業と正確な仕上げをするのに役立ちます。この場合はハンマードリルを使うことができます。

電気ドリルまたはコードレスドリルを使って、2~10ミリの金属用ドリルビットを使用してください。材料に最も適したビットを選び、注意して作業を進めましょう。

ガラス

ガラスは、非常に注意深く慎重に扱う必要のある材料です。電気ドリルを使用して、ガラス用のドリルビットを使いましょう。

金属と同じように、ガラスが粉々になるのを防ぐためクーラントで処理することをおすすめします。ゆっくりと、慎重に穴開け作業を進めましょう。安全のためにゴーグルと手袋を着用するとなお良いです。

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ここまでで説明した事を覚えて、必要になる作業は全て行うようにしましょう。そうすることで、材料、周囲、そして自分自身にもダメージを与えることなく、安全にかつ自由に作業を進めることができます。

今回ご紹介した木材、金属、ガラスと同様に他のほとんどの材料でドリルを使うことができます。作業に入る前に、まずは必要なドリルビットのタイプと、材料の表面を保護する方法を調べるようにしましょう。

ドリルの正しい使い方を覚えて、自分の手で家具を組み立てたり絵を飾ったりしてみましょう!